ちゅうこのアルバム1頁目

2002年の5月7日。
ペットショップから「ご注文の白文鳥のひな、入荷しました〜。」と電話がありました。
一週間早めのご対面に驚きました。

白は三羽。
白文鳥は、子供の時、灰色の背中をしているのですが、三羽の中で一番白の部分が多い子を選び、大事に持って帰りました。
当時、夜はまだ肌寒く、寒さに弱いというひなを気づかって人間用のあんかをひいてました。
小鳥を育てるのは初めてなので、緊張していました。

「ちゅっ、ちゅっ」と鳴くので、名前は「ちゅうこ」。
我ながら単純。(^_^;)



それから一ヶ月、白い羽も大分生えそろい、部屋の中を飛び回るようになりました。
お昼寝の時、一緒にお布団に入れると、寝るんですよ。(^o^)
いつも私が家にいるので、裏に網戸を付けて放し飼いしていたのです。

ある日、裏の戸から野良猫が入ってきて・・・・。
その時なにが起こったのか、私にはとっさの判断が出来ませんでした。
「じゅーじゅー」と悲鳴を上げる、血で真っ赤なちゅうこから猫をぶったたいてはがしました。

あわてて動物病院に電話して、連れて行きました。
首にある、そのうや胃袋が破れ、お腹にも牙が通ったようでした。

小鳥というのは外敵に襲われたショックで、まず死んでしまうらしいです。
もし助かっても、左耳が聞こえなくなるかも・・・・。
先生の口からは、もう助からないという案配の答えが。

  

プラケースの中に入れて、安静にさせました。
その後三日ぐらいすると、外に出してくれ、と暴れるようになりました。
(子供は「ハムナプトラちゅうこ」と呼んでました・・・・)
もう死ぬのなら、好きにさせてやろう、と思い、外に出したのですが。
それから、よろよろしつつも餌を食べるようになり、羽ばたくようになり・・・。

今は元気に甘えたり、乱暴したりしています。
羽根もまた真っ白になり、ずっしりと重くなりました。
指のささくれを剥かれるのが痛いです・・・・・・・・。(×_×)
まあ、元気になったから、いいか。

  

以来、ちゅうこ放鳥の際には、裏の戸も、トイレもお風呂場もきっちり閉めています。
「このぐらい大丈夫だろう」という甘い考えと無知で、大切な者の命を危うく落とすとこでした。
すごく反省しています。



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