ToPictMac/ToBMPWinの使い方

 ToPictMac/ToBMPWinのいずれも、アプリケーションファイル単体で動作します。双方の機能、使い方もほとんど同じなので、まとめて説明します(画面はToPictMacの方を使用します)。なお、これ以降、ToPictMac、ToBMPWinの2つをまとめて表記する場合、単に“変換ソフト”と表記します。

起動したときの画面。各設定は、画像リストの内容以外は記憶されます(Windows版では、ToBMPWinと同じフォルダーに.iniファイルを作成します。Mac版では、初期設定フォルダーに初期設定ファイルを作成します)。

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使用方法……リストへの画像データ登録

 まず、画像データをCLIEからパソコンに転送してください。本体メモリーに保存した画像はHotSyncを行うとパソコン側にバックアップされます。Palm Desktopがインストールされているフォルダーのユーザー別のフォルダー内の「バックアップ」(Windowsでは「Backup」)フォルダーの中に保存されているはずです。見つからない場合、ファイル名の先頭が「HRCapt200」になっているので(キャプチャーを行ったのが2000年から2009年の間の場合)ファイルの検索を行ってみてください。メモリースティックに保存した画像は、メモリースティック用のカードリーダー等を使ってファイルをコピーしてください。

 HotSyncで取り出した本体メモリー上の画像データは、「.PDB」の拡張子が付いているはずです(Windowsでは、拡張子を表示する様にしていないと確認できませんが……)。ToPictMacでもToBMPWinでも、ファイルフォーマットの判別に拡張子を利用していますので、これを別の物に変えたりしないでください。(メモリースティック上の画像データは「.BSV」あるいは「.BMP」という拡張子で保存されているはずです。「.BMP」で保存されている画像は、変換ソフトを使用しなくとも、BMP形式画像ファイルを扱えるソフトで直接開くことができます。なお、メモリースティックの保存ディレクトリは、「/palm/programs/HRCapt」です。)

 画像データをパソコンに転送したら、変換ソフトを起動してください。起動したら、画像データのファイルアイコンを、変換ソフトのウインドウにドラッグ&ドロップしてください。簡単なファイルチェック(拡張子とヘッダーの整合性チェック)を行ったあと、画像データのみがウインドウの画像リストにリストアップされます。

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使用方法……リストへの画像データ登録2(ワンタッチ収集フォルダー機能を利用する)

 前項で説明した、ドラッグ&ドロップによるリストへの画像データ登録は、単純な方法なので、間違いやエラーの可能性は低くなります。しかし、頻繁に利用するには、毎回毎回の手作業が面倒と感じるかもしれません。特に、決まったフォルダーから読み込む場合、いちいちそのフォルダーを開かねばなりません。

 毎回利用するフォルダーが限定されているならば、フォルダーを“ワンタッチ収集フォルダー”に登録しておくことができます。ワンタッチ収集フォルダーとして登録しておけば、ボタンクリック一発で、そのフォルダーに格納されている画像データ(.PDB、.PSVファイル)を、画像リストに追加する事ができます。HotSyncでの保存先フォルダー(Palm Desktopがインストールされているフォルダーのユーザー別のフォルダー内の「バックアップ」(Windowsでは「Backup」)フォルダー)を登録しておけば、いちいち深い階層を辿る手間が省けます。

 ワンタッチ収集フォルダー機能の使い方は以下の通りです。

  1. ワンタッチ収集フォルダーにフォルダーを登録する
     「フォルダー追加」ボタンをクリックして、フォルダー選択ダイアログ上で追加したいフォルダーを指定してください。ポップアップリストの最後に追加されます。追加したフォルダーは、変換ソフトを終了しても記録されていますので、次回以降はこの操作は不要です。

     
  2. ポップアップリストから、画像データを収集したいフォルダーを選ぶ
     既に選ばれている場合は、この操作は不要です。

  3. 「上のフォルダーから収集」ボタンをクリックする
     収集されます。既に画像リストに別の画像データが存在する場合、追加登録されます。

 これで画像データがリストアップされます。後は、ドラッグ&ドロップで登録した場合と同じです。

 上記「3」の操作で収集対象となるのは、ポップアップリストでその時に指定されているフォルダーのみです。別のフォルダーからも収集したい場合は、「2」〜「3」の操作(必要なら「1」も)を繰り返してください。

 ワンタッチ収集フォルダーから特定のフォルダーの登録を削除したい場合は、削除したいフォルダーをポップアップリストで選び、「表示項目削除」(ToBMPWinでは「表示中項目削除」)をクリックしてください。確認の上、削除できます。

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使用方法……リストから画像データを除外する

 画像リストの中から、除外したい画像を選択(クリック)して下さい。画像リストエリアの下にある「クリアー」ボタンが使えるようになるので、これをクリックしてください。なお、“クリアー”というのは、あくまでもリストから取り除くだけで、ファイル自体はパソコンのディスク上に残ったままです。

 また、リスト上の全ての画像データを取り除きたい場合は、「全クリアー」ボタンをクリックしてください。こちらのボタンは、リスト上で画像を選択していなくとも(画像が1つでもリストアップされている限り)使用可能です。

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使用方法……画像保存

 画像リストの中から、保存したい画像を選択(クリック)して下さい。プレビューエリアに画像が表示されると、その下の「PICTで保存」(ToBMPWinでは「BMPで保存」)ボタンが使えるようになるので、それをクリックしてください。保存用のファイルダイアログが現れますので、名前と保存先を指定してください。

 リストアップした画像を、1回の操作で全て保存したい場合は、「PICTで全て保存(BMPで全て保存)」を使用します。リスト上の画像データを選択する必要はありません。“全て保存”の方で保存した場合は、画像ファイルの名前はリストアップされている画像データ名に画像の拡張子(ToPICTMacでは「.pct」、ToBMPWinでは「.bmp」)を付けた形になります。保存先は、「全保存先(カレントセーブフォルダー)」欄に表示されているフォルダーになります。このフォルダーを変更する場合は、欄の右側の「...」ボタンを使ってください(ToBMPWinでは、欄のフルパステキストを直接編集する事も可能です)。

 なお、「全保存先(カレントセーブフォルダー)」は、「PICTで保存(BMPで保存)」を行った時のファイルダイアログが開いたときに表示するフォルダーとしても利用されます。

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使用方法……画像保存時のオプション機能

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使用方法……画像閲覧

 画像リストの中から、確認したい画像を選択(クリック)して下さい。プレビューエリアに画像が表示されます。

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使用方法……終了方法

 ウインドウ右下の「終了」ボタンをクリックしてください。

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注意▼

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注釈

動作 [本文に戻る]
 双方のソフトの対応環境は以下の通り。
ワイド液晶搭載機で保存した画像データの時のみ、意味を持ちます [本文に戻る]
 HRCaptの縦型ワイド液晶搭載機への対応は、バージョン1.5からですが、本機能はバージョン1.6以降のHRCaptで作成した画像データでのみ有効です(1.5の作成する画像データには、スクリーンのサイズが記録されていないため)。同様に、横型ワイド液晶搭載機への対応はバージョン1.8からです。

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