HRCapt Data Managerの使い方

 HRCatp Data Managerは、HRCapt(DAソフト)で撮影した画像データを、CLIE上で閲覧したり、不要になった画像データをメモリー上から削除するためのアプリケーションです。また、HRCaptでのキャプチャー処理の設定もこのアプリケーションで行います。


起動

 HRCapt Data Managerの起動は、通常のPalmアプリケーションと同じです。ランチャー画面でHRCaptDMをタップします。

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使用方法……画像の操作

 起動すると、メモリー上のHRCaptによるセーブ画像データをリストアップした画面を表示します。

 画像リストから、操作対象の画像データを選びます(リスト上の目的のデータをタップする)。
 選択したら、画面下部の「表示」「削除」が使えます。

 「全削除」は、画像データを選んでいなくても使えます(選んでいても結果は同じです)。このボタンをタップすると、リスト上の全ての画像データを「削除」します。リストから一時的に消すのではなく、本当にメモリー上から削除します。復活はできませんので、使用には注意してください。

 ※画像データの選択、および表示は、ジョグダイヤルの回転(選択データの変更)とプッシュ(表示)で操作できます。

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使用方法……リストアップ・保存先切り替え設定

 リスト画面右上のポップアップリストで、リストアップする対象(本体メモリーかメモリースティックか)を切り替えられます。
 なお、リストアップ対象を切り替えると、DAでキャプチャーする際の画像データの保存先も一緒に切り替わります。
 WindowsのBMP形式で画像を保存する様に設定していても、本体メモリーに保存される場合は独自形式になるので注意してください。

 切替時、上の様な警告が出ます。書かれている内容は、先に説明した内容とほとんど変わりません。切り替えのたびに警告がでるのが邪魔だという場合は、この警告画面で「警告オフ」をタップしてください。
 再び警告を出すようにするには、Optionメニューの「切替時の警告オン」を実行してください。

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使用方法……メモリースティックに保存する際の画像形式の設定

 Optionメニューの「MS保存設定」を実行すると、メモリースティックに保存する際の画像形式を設定できます。設定は、以下の画面で行います。

※24 bitのBMP画像、あるいは16bitのHRCapt独自形式(本体メモリーに保存したものも含む)で保存された画像は、16bitカラーの表示ができる環境(Palm OS 4.0以降)でないと、正しい表示はできません。一応、表示はされますが、速度的な問題から、誤差拡散等のディザリング処理はしていません。

 保存する際の画像形式はプッシュボタンで選択します。

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使用方法……複数の外部メモリースロットがある環境で使う場合

 Optionメニューの「MS選択」を実行すると、保存先(HRCapt DMでのプレビュー時のアクセス先も同様)を設定することができます。設定は、以下の画面で行います。

 この画面を呼び出した時点で使用可能な外部メモリースロットの一覧が画面上に表示されます。すでに過去に選択したメモリーが使用可能な場合は、名前の先頭に●が付いています。

 保存先として使用したいメモリーをタップすると、そのメモリーが選択されます(そのメモリー名の先頭に●が付き、選択状態であることを示します)。「OK」をタップするとメイン画面に戻ります。

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使用方法……遅延キャプチャーの設定

 Optionメニューの「遅延設定」を実行すると、遅延キャプチャーの設定が行えます。設定は、以下の画面で行います。

 設定項目は、中央のポップアップリスト1つです。このリストから、遅延時間(秒数)を選択し、「OK」をタップしてください。「なし(0秒)」を選ぶ事で、遅延キャプチャーがオフになります。

 遅延時間として「撮影時に指定」を選ぶと、DAでキャプチャーする時にウインドウが出てきて、DA側で毎回遅延時間の指定ができます。

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注意▼

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注釈

画像データ [本文に戻る]
 画像のデータ名は、頭の「HRCapt」に続いて、キャプチャーした年月日時分秒の数字という構成になります。また、メモリースティックに保存した場合は、さらに「.bsv」あるいは「.bmp」(Windows BMP形式で保存する様に設定した場合)という拡張子が付きます。
24 bit [本文に戻る]
 24 bit形式で保存した画像は、本ソフトを8 bitカラーモードの表示までしかサポートしていないPalm OS 3.5下で実行している場合は、プレビューの際に8 bitに減色して表示します。保存自体は、24 bitで正しく行われているので安心してください。16 bitカラーをサポートしている環境であれば、16 bitカラーに変換して表示します。なお、8 bitへの減色処理は、RGB均等+40レベルのグレイスケールという固定パレット上の、一番近い色に単純に割り当て直しているだけです。ディザリングなどの処理は、速度の面から無理があったので、行いませんでした。

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