こ
◆ひとつめの再録は、デジ無印本から。
デジを見たことない人たちには知らない子かもしれませんが、
ベフォールのことを、よーくよーく考えたことのあるかたは、
このまったくちがう作品のこどもたちに、
共通するものがあることに、気がつく、かもなー。
ある「世界」の中で異物でしかない自分。 その存在の不安と揺らぎ。
自分の居場所はどこなのか。
彼らの望むものは共通している。
「ポー」の少年たちも「ぼく地球」の輪くんも
「十二国」の高里も、FCのベフォールもデュマもヘルガも。
◆デジアド無印:「選ばれしこどもたち」のひとり、
光子郎という10才の少年は、
自分の両親が、本当の両親でないことに気がついています。
両親は光子郎がそれを知っていることをまだ知りません。
光子郎は気をつかって「いい子」であろうとしつつも、
誰に対してもよそよそしい態度で
人づきあいが苦手な子になってしまっています。
まー、そんだけわかってりゃ知らない人でも意味わかる内容です。