前回と同じくデジアド本からの再録です。
 2000年発行:『Parallax Summer』
 
 見開きページがあるので、IEはできれば
 左サイドの「お気に入り」をたたんで
 見ていただければ、と。

「ウォーゲーム」、と銘打ってしましましたが、
 これは99年のほうの細田さんのデジ映画の、
 ラストのセリフにつなげる、ということが
 趣旨の本でした。
「どうして僕らは、ここにいるのか」からはじまり、
〜「だから僕はいま、ここにいる」にたどりつくまでの。
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やっぱりデジ見てた人にしか通じないとは思うけれど、

このまんがのラスト近く、片方の世界に帰ってきた
主人公が「はたしてどちらが、自分を活かせる世界だったのか」と
悩みますが、そこらへんから、ベフォールとFCのテーマとも、
ビミョーにかぶってくるのが、わかる人にはわかると思い…ます。
(ベフォールから「罪」という要素、と
「12をすぎると忘れてしまう=「アギ」という個人の死」
という考え方をとっぱらった場合限定ですけど、

(自作をひきあいにだすのもおこがましいですが、)
せめてこのくらいは
もとの世界に未練見せようよアギィィイイ!!
そんでなんか、「地球で地球人として生きていく」ことに対して、
決意するまでのワンエピソード、
なんかこう、自分を納得させるくだりが欲しかったよアギィイイイイ!!
なんだあのあっさりさ加減!
ということは、最終回のベフォールに言いたい。