【生活】

1999/04/03
食べ方
 料金着払い小包でソフトウェアを購入し、3月分の住居費を支払ったら、あっという間に手持ちのお金が無くなってしまった。夕方から予定があったので、慌てて銀行のATMに走ったが、直前に閉まってしまっていた。夜の食事に困り、財布の中にマクドナルドのサービス券があったのに気づき、てりやきバーガー+チキンナゲット+コーラを147円で済ますことができた。
 さて、いつも思うのだが、このてりやきバーガー、異常なほどマヨネーズが多い。いや、量的にはそうでもないのかもしれないが、とにかく食べるときに必ず大量にはみ出てしまうのである。
 みすぼらしさすら感じてしまう包装紙を半分ほど剥いて、地面とほぼ45度の角度になるように持ち、上部から齧っていくうちに、気がつけばマヨネーズの大半が包装紙の底にたまっている。てりやきバーガーを食べてる最中、ほのかにマヨネーズ味を感じるのだが、「ほのかに」くらいでは、マクドナルドの調理場の兄ちゃんの努力や気持ちをないがしろにした気がして罪悪感に苛まれることになる。包装紙の底にたまったマヨネーズを後で舐め取ればいいではないかと思われるだろうが、私には生暖かいマヨネーズを単独で口に運ぶ気にはさすがになれない。
 てりやきバーガーを地面に水平に持ったまま食べていくにしても、上下から力をかければ必ずどこかからマヨネーズははみ出てしまう。下手をすれば食べている部分からはみ出たマヨネーズが服にかかるおそれすらある。ことはそう簡単な問題ではない。
 何かいい方法はないのだろうか。本来てりやきバーガーごときで罪悪感に苛まれるようなものでもなかろう。

1999/04/05
捜索願い
 今日、ある友人から数年ぶりにメールを頂いた。その内容が面白い。先日あるカレー屋でその友人が私らしき人物を見かけたらしい。「世に自分の顔を持つ人は3人いる」と言われるように、ただ単に容姿が似ているだけならばどこかにいるかもしれない。どうやらその私もどきの人物は、容姿だけでなく、貧乏ゆすりの仕草などまで似ていたらしい。どうでもいいことだが、私の貧乏ゆすりの仕草がインプットされているとは驚きである。
 こういう報告を受けるとその人物を捜したくなるというのが人の常である。長年会っていないその友人のイメージに近いと思われる私の昔の顔写真は、サイトで公開しているので、似ている人を見かけたという人は是非ご連絡いただきたい。さすがに貧乏ゆすりの仕草までサイトで公開できなかったので、いささか不十分な資料かも知れないが。
 ちなみに、友人がその人物をカレー屋で目撃した日時には、私は川崎のヨドバシカメラでPostPet2001を購入していた。

1999/04/06
指厄
 通勤前に鞄の整理をしていたら、たまたま手帳からシャープペンの先が出ていて、左手中指先端の脇に軽く刺さった。刺さったことに気づかず、そのまま5mmほど切ってしまった。中途半端に切れたせいか、出血はさほどなかったため、ティッシュで軽く血を拭い、そのまま会社に向かった。しかしそれにしても痛みは一人前だった。
 その数時間後、会社で昔のファイルを探っていたところ、ホッチキスの針が出ていて、左手薬指先端の脇に軽く刺さった。刺さったことに気づかず、そのまま5mmほど切ってしまった。中途半端に切れたせいか、出血はさほどなかったものの、絆創膏を巻いておいた。しかしそれにしても痛みは一人前だった。
 その数時間後、シュレッダーを使った。指を巻き込まれることがなく、ちょっとほっとした。

1999/04/08
ぼったくりバー
 昨夜の事だが、先輩に誘われて雀荘に行った。考えてみれば学生時代以来である。ところがその雀荘、中に入るとぼったくりバーだった(それまでにどっかで気付けよ)。先日花見で皆さんから集金したお酒の代金で財布が膨れ上がっていた私などいいカモで、あっという間に10万円ほど取られてしまった。さっさと集めたお金を銀行に預けるべきだった。
 現金だけならまだしも、クレジットカードまで奪われてしまったので、慌ててカード会社に電話しようとした。普段は手帳にカード会社の電話番号を書き留めているのだが、人間、焦っているときは必要な情報がなかなか見つからない、そうこうしているうちにカードを不正利用されたら大ごとである。先日利用限度額がアップしたのがこういう時には何とも恨めしい。
 電話ボックスで電話帳を見たのだが、JCBのカード紛失係の番号は載っていない。すぐに住居に戻ってインターネットでJCBのサイトに行こうとして、 http://www.jcb.co.jp/ と入力したが、表示されたのはアダルトサイト。
 ここでやっと夢だと気づいて目が覚めた。久しぶりに見た怖い夢だった。

1999/04/16
お詫び
 このページはいつも就寝前に更新しているのだが、昨夜は知らぬ間に寝てしまっていた。ベッドで仰向けになって膝上にノートパソコンを置き、他のサイトを覗いているうちに寝てしまったようである。画面には回線の自動切断のメッセージが出ていたから、30分間はプロバイダーに金を捨てていたようなもんである。このページがいつ更新されるかを夜通し待ち続けた読者の方々、この場を借りてお詫び申し上げます。
 帰宅が0時過ぎ、その後着替えて早速パソコンを開いていたから、12時間寝ていたことになる。長時間眠りについたり、朝寝過ごしたりするのは日常茶飯事なのだが、知らぬ間に寝てしまっているというのは最近になってのことである。実は1999/04/07の記事も、帰宅後知らぬ間に寝てしまい、丑三つ時に目を覚まして慌てて書いた文章である。10日で2回も。そんな訳で、今後ともそういう可能性がないとはいえない。その時はご了承ください。

1999/04/17
受刑
 今私は刑罰を受けている。半月ばかり前だったか、あるサイトの掲示板に書き込む際に、「■返信は返信ボタンを押して書き込むべし■題名書かないと死刑■適宜改行しないと死刑■半角カタカナを使用すると死刑」という条文を斜め読みしたがために、適宜改行をし忘れてしまった。幸い刑一等を減じられ、「上毛かるた暗唱の刑」に処せられている。
 暗唱していて感じたのは「えっ!?こんな人まで上毛出身!?」という驚きであった。登場する人名をすべて挙げると、武将の新田義貞から始まり、江戸時代の関孝和、明治以降の文化人である新島襄、内村鑑三、田山花袋、地元の人もどれくらい知っているのか気になる傳次平、塩原太助、茂左衛門(名前だけやんけこいつ)がおり、前者5人については以前からよく知っているつもりであったが上毛出身者だとは知らなかった。
 今日、刑期を確認する意味で、インターネット上の「Java版上毛かるた」(※リンクの許可を受けていないので、各自検索エンジンでお探しください)を試してみた。コンピュータには勝ったものの、まだ満点は取れなかった。刑期は長引きそうである。

1999/04/22
5年の月日
 先週末のことだが、京都に住む妹と食事をとった。年齢は私より3歳若く、身長は私より5cmほど大きく、体重は私より10kgほど重い(推定)。2人でとった食事は、前菜120g、きのこのピザ、ワタリガニのスパゲティ、魚介類のスパゲティ、ジュース2杯、ケーキ3個、というものであった。
 ちなみに5年ほど前に、「カプリチョーザ」というイタリア料理のチェーン店にこの2人で行ったときにとった食事は、パスタ2皿、ピザ2皿、ライスボール2人前(行ったことのある人はご存じだと思うが、この店の1皿は2人前である)であった。注文の途中で店員に「ちょっと待ってください、当店の1皿の分量はご存じでしょうか?」と止めらそうになったことが印象に残っている。
 5年もたつと食が細るものだ。歳はとりたくない。

1999/04/23
朝の内臓ショー
 最近週末は不健全な生活を送っている。土曜の夜は徹底的に夜更かししてしまい、朝の6時頃に就寝することが多い。起きている間はBGM代わりにTVをつけているのだが、この朝6時に至るまでの間、個性的な番組を目にしている。
 テレビ東京の朝5時からの医学番組。人体の切開はごくごく当たり前で、切開して血があふれ出した部位から腸や内臓を鉗子などでえぐり出し、まだひくひくと動いているピンク色のそれらをどアップで画面狭しと映し出しているのである。私のように「さあ今から寝よう」と思っている人はまだいい。楽しい週末の朝を清々しくすごそうと、朝食にご飯と味噌汁を取りながらTVをつけているような人はどうすれば良いのだ。確かに眠気は一挙に吹き飛ぶであろうが、この人がその日を清々しく過ごせるとはとても思えない。朝最初に見た風景が血塗れの内臓である。通常は憂鬱な1日を送ることになるだろう。さらにこれが家族団欒の朝食だとすると、父母と子の間にいったいどういった空気が流れるのであろうか。
 この番組、毎週見ていたら、1年くらいで性格が少しは変わりそうである。

1999/04/29
ニュースステーション
 久しぶりに「ニュースステーション」を最初から見た。学生時代は外出中を除き、1秒たりとも欠かさず見ていたのだが、社会人になってからはその時間帯に帰宅していることが少なくなったせいか、いつしか「ニュースステーション」へのロイヤリティが低下し、在宅時であっても他番組を見たりする事が多くなってきたようである。
 以前と比べてかなり様相が変化している。小宮さんが去ってもう1年になり、つい先日も菅沼さんが女性問題で降板するなど、メインメンバーだけでも大きな変化が見られる。その中で、スポーツコーナーの野崎さんは相変わらず出演しているようである。この人、もう10年くらい木曜のスポーツコーナーに出演しているのではないか。全く関係ないが、以前築地のドトールコーヒーでこの人を見かけたことがある。
 野崎さん登場の後は、感動というものを自身のテンションの高さでしか伝えることのできない川平慈英が出てきた。思わずチャンネルを替えてしまった。

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