洋書・洋雑誌での学習方法

昔はよく海外旅行に行った時に帰りの飛行機の中で読んでやろうと、旅先の本屋で話題の 洋書とか趣味の雑誌を買ったものです。日本で買うとなると、まず大きな本屋さんに行き、 しかも2倍の値段で買うしかすべはなかったのですが、今ではインターネット通販で簡単に、 しかも定価よりも安く買えてしまいます。

洋書と言えば、本によって難易度に大きな差がありますが、推理小説は案外専門用語が少な くて簡単です(いわゆる大衆小説)。一方、子供向けの本やティーンネージャー向の本は、 簡単だと思って買って読んでみると、逆によくわかりません。知らない単語も大人の推理小説 に比べてはるかに多く出てきますし、ジェネレーションギャップとカルチャーギャップのダブ ルパンチで何をいっているのかわからない表現も多くでてきます。

映画や海外ドラマのスクリプトを読んでも非常に難しい(単語は簡単だが意味がわからない)口語 表現が数多くでてきますが、一方ペーパーバックが簡単な理由は会話の部分が少ないから です。いくつか難しい単語もでてきますが、ある程度想像ができ、内容把握には問題ありません。

さて、学習の題材として、洋書はどうでしょうか。 かつて「映画」を英語学習の題材にするのは、かなりの上級者でないと 気分転換にはなっても決して学習の効果はないというのが、英語達人の方々の共通の認識でした。 何故なら、耳だけでフレーズを学ぼうとするなら、まず初中級者では聞き取りができないために無理。 上級者であってもアナウンサーの英語ではなく、生の英語のため海外滞在経験がないとまず簡単な 文章でも聞き取りができず、かといって字幕を見ながらでは早過ぎて何度も繰り返し作業をしなければ ならず、テープを巻きも度しするのにも時間がかかり過ぎ非常に非効率でした。しかしDVDの登場により、 様々な活用方法が生まれ、映画は十分に英語学習の題材になりました。

一方、洋書類も英語学習の題材にするのは、「リーディングに関して」かなりの上級者でないと 学習の効果は薄いというのが私の考えです。 何故なら、DVD以前の映画と同様に、わからない単語や表現が出てきても学習教材と異なり、意味が書いて いないため結局わからないままとなり、他の学習方法と比較した場合非常に非効率だからです。 知らない単語やイデイオムが1ページにせいぜい数個くらいのレベルにならないと、 勉強の題材としては十分だとは思えません。もちろん、学習というところから離れて、単に 楽しむのであれば結構なことですが、でも1ページに10個以上知らない単語がでてくるようでは、 内容にフォローできず苦痛でしょう。

しかしながら、TOEICのリーディングセクションで400点を超えるような人にとっては 十分洋書を楽しみ、知らない単語や表現を文章から覚えていくことが可能だと思います。

日本で読みやすい本と言えば定番はシドニー・シェルダンですが、私もアメリカからの帰りの便で一冊 読んでみました。タイトルは血族(Bloodline)です。 内容は巨大会社の社長が突然亡くなり、若い娘が後を継ぐことになるという話ですが、 非常におもしろいです。難易度は、簡単な方だと思います。 分かりやすく言えば、NHKラジオ英会話のテキストよりもずっと簡単です。

その他の代表作。
. . . . . . . . . . . . .

買ったはいいものの、退屈だったものにジュラシックパークがあります。映画 を先に見てしまうと、映画の内容と交錯して本がおもしろくなくなってしまいますね。

これは他薦ですが、日本でも人気作家のJohn Grishamです。映画でおなじみの人 が多いと思いますが、法律用語はさほど苦にならないようです。
. . . .

Harry Potter シリーズは、大人のネイティブ・スピーカーも読んでいます。 ネイティブの小学5、6年生から読める程度の内容ですので、文章構成は さほど難しくありませんが、Harry Potter シリーズは、好き嫌いがはっきりしており、 ファンタジーのお話が好きであれば興味をそそるかもしれませんが、 日本語で読んでみてばかばかしいと感じる人にとっては非常に退屈に感じるかもしれません。
. . .

Copyright Skysoft, Inc.


英語好きさまより

英語勉強歴 = 5年
TOEIC受験歴 = 4回
TOTALスコア = 870点
年齢 = 30代

遠藤周作の英訳「SAMURAI」と「Scilence」は一気に読みました。キリスト教というものがとても深く伝わってきて感動しました。涙が出ます。後者はシリアス過ぎるかもしれませんが前者はアドベンチャーとしてもおもしろいです。時にponderしたい人におススメです。


kemxさまより

英語勉強歴 = 12年
TOEIC受験歴 = 1回
TOTALスコア = 820点
リスニング = 425点
リーディング = 365点
年齢 = 40代

確か「英語は電車の中で・メクリマン」と云う名の、単語帳みたいな本を10年位前に買いました。単語記憶術としては、ほとんど役に立ちませんでしたが、著者自身の英語体験談が余白に書かれてありました。それを真似ただけで、私の英語力もそこそこのものになりました。その体験談とは、英語がほとんどできず、会社の女性にも馬鹿にされていたが、あるきっかけからペーパーバックスを電車で読むのが習慣になった。辞書を全く使わず、ストーリーを推理するのと同時に、単語や言い回しも推理しながら読み続けた。ある時、初めての海外出張を1人で行かされたが、現地で言葉が流暢に出てくるのに自分自身で驚いた。この方は、その後は英語のプロになったとの事でした。この話をまねて通勤電車で辞書を使わずに、拙いボキャボラリーと推理力で読み続けました。途中であきらめて捨てたペーパーバックスは、ゆうに300冊を超えます。ペーパーバックスを読む以外には特に英語の勉強はしておりません。本の当たり外れにも依りますが、面白くて夜止められなくなったことも何回かありました。小説を楽しんでいたら副次的に英語力が勝手についた感じです。先日、はじめてTOEICを受けたら820点でした。問題の形式など予備知識をまったく入れずに受験しました。もう一度受けたらこれよりスコアが良くなるのでは思っております。 御紹介されているSidney Sheldon, John Grishamのほかに、Ken Follet, Michael Crichton, Nelson Demilleあたりが読みやすく、ストーリーも面白かったです。


kanapiさまより

英語勉強歴 = 1〜2年
TOEIC受験歴 = 2回
TOTALスコア = 750点
年齢 = 40代

私の読んだ本は村上春樹さんのノルゥエーの森と赤いトタン屋根の猫、それから谷崎潤一郎さん のほんです。なぜなら、日本語でよんだことがあること、話をしっていることです。とくに村上 春樹さんの本は単語にこまらず話を追いやすいためとても楽しくよむことができました。TOEICと TOEFLについての質問なのですが、昨年の6、7月(本格的に勉強を始めて数ヶ月)でTOEFLをうけ たところ得点が750てん、そのNYの大学のESLに参加。ご本当に本格的に勉強をし、今年にはいって 数ヶ月準備。今日TOEFLをうけたところ、多分550点に手が届く手前の点数だたようです。 一般にはこの両方のテストは 関連性があるのですよね?しかし、わたしのこのスコアーをみると、 まるで勉強を始めてから英語能力が、ぜんぜん向上していない。ということになるようですが? いかがおもわれますか?


Lupinさまより

TOEIC受験歴 = 3回
TOTALスコア = 855点
リスニング = 415点
リーディング = 440点
年齢 = 30代

Flowers for Algernon「アルジャーノンに花束を」をお薦めします。読み終えた時、 涙が止まりませんでした。英書を読んで泣いたのはこれがはじめて。ダニエル・キイスのばか、 何でこんな残酷(誰も死なないけど)で、悲しくて感動する話が書くんだ、っていう感じです。


これは勉強になったという洋書・雑誌等があればぜひ教えてください。


TOEICへの道 Topページへもどる