英検とTOEICの関係(1998年)


英検取得者


意外に多くの方が英検を受験・取得されているのですね。


TOEICと英検の相関関係


平均点で表しています。1級ともなるとう〜んやはり900点以上ですか。あるオフィシャルなリサーチでは 英検1級取得者のトーイックスコアはある会社では520点から850点に分布していて平均点も600点台だそうですが、 これはある意味で納得いく数字だと思います。英検というのは日本の学問としての英語学習の成果をはかるためのものであって、 英検1級はネイティブでも合格しないと言われています。従って、英検1級取得者が実践英語のTOEICで500点台であっても 不思議ではありません。私の会社の東大卒の者でも300点台です。逆に言えば、実践英語が流暢にできてTOEIC950点をとる人 が英検1級はおろか準1級も合格しないということも納得できます。ところでこのHP訪問者は 英検1級で900点以上の方が多いというのは学生時代からずーと継続して英語が得意だった 人が多いのでしょうか。(ただし、上記のデータは相当以前のものかと思います。 最近では、英語のできる人は英検の英語だけをカバーしている訳ではなく、 同時にTOEICの実用英語もマスターしているはずですので、 英検1級合格者が600点しかとれないということはさすがにないはずですね。)
関連事項「おたよりのコーナー」にあります。


もう少し詳しくTOEICと英検の関連について分析してみました。

以下のグラフは英検資格別のTOEICスコア分布です。

このグラフからも言えることですが、英検とTOEICの大きな違いというのは、 TOEICは社会人が中心に受験し、またそのスコアは実力が備われば順次アップしていくため 割とリアルタイムのものであるのに対し、英検の方は主に学生が受験するため過去のデータになっている ケースが多いのです。
高校生の時に取り敢えず英検3級を取って、社会人になって本格的に勉強してTOEICの スコアを上げたという一般的なケースでは英検とTOEICの間には大きなタイムラグがあって 相関関係なんてはかれません。少なくとも同時期に受けておく必要があるのです。
アンケートの例でも英検3級取得者が850点を取っていますが、これは英検3級でもTOEIC 850点取れる場合があるということではなく、まさに過去に英検3級に合格したことがあるに 過ぎないのです。

最近では英検受験時に参考としてTOEICのスコアを書かされるそうですが、そのデータこそ まさに同時期のタイムラグのないデータのはずです。そういう意味で英検はそのデータを 公開すべきだと思います。(もし、そのようなデータがすでに公開されていて、お持ちの方はぜひご一報ください。)


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Change last made on: Saturday July 4, 1998