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私のTOEICへの道 200点(レベルE)からの出発


先輩諸氏の言葉を借りれば、「私は留学経験なしに高得点をとった」とでもなるのでしょうか。もちろん海外に住んだことも無ければ(ホームステイもな
い)、留学なんぞありません。大学四年生の内定時に、会社で初めて受けたスコアは300点でした。中学の時からず〜と英語が嫌いで大学受験の時に
はなんで全大学、全学部英語という科目が必須なのかと嘆きました。大学になんとか入ってからも、英語に接することはありませんでした。
そんな訳で私は英語に関しては全くの凡人です。皆さんと同じなどとはおこがましくてとても言えない平均以下のレベルでした。会社に入って何年もたって
から始めたのですが、その時のレベルは、 Is this a pen? という質問に対して、真剣にYes, I do. と答えていたレベルですので、おそらく中学1年生程度で
はないでしょうか。英語学習再スタートにあたり、受けたテストの結果が200点そこらです。当時の大学入学者の平均点がオフィシャルスコアで268点で
すから、そのスコアもうなずけます。 

ワーストスコア時のレベルはTOEICの問題が正直言って、一問もわかりませんでした。すなわち、マークシートでなかったら0点です。問題の4番や7番に
ついては、設問の意味がそもそも読み取れないのですから当然ですね。また英語の文をまともに読めなかったので、どれが動詞でどれが形容詞か線を
引き、文の固まりごとに区切っていました。

そのような英語とは全く無縁の自分が海外部門を担当し、一人で海外出張をし、英語でプレゼンテーションをして議論を交わす姿を一体誰が想像したで
しょうか。自分がびっくりです。 

私の場合、TOEIC受験の目標がはっきりとあった訳ではありません。当時はまだインターネットがあった訳でもなく、英語がなくても海外部門に就かなけ
れば一生勉強せずに済む時代でした。ただ、単に自分の英語の実力がどの程度のものかがTOEICを受験することでわかったからです。受験するたびに
スコアが上がっていくのはある意味で楽しいものです。もっとも最初のレベルが相当低かったものですから、少しだけ何かをやればすぐにスコアに反映さ
れます。 


得点別・真のレベル
私はどん底から這い上がってきたので、一体何点とればどれくらいの実力かがわかります。 

スコア
実 力 
200-300 英語を聞くのも見るのもイヤ。体が拒絶反応を示す。普通の日本人はすべてこうではないでしょうか。
300-400 TOEICの試験を受けても一問もわからない。しかし、200点時と違い少しでも問題を考えてみようかという気持ちがある。感が当たって多少のスコアが上がる。
400-500 何問かはわかる。リスニングはそのスピードに圧倒されて試験中に自分は今何をしているのかと考える。 
500-600 海外旅行で取りあえず、簡単な質問が通じ英語が楽しくなる頃。
600-700 リスニングではすべての単語を聞きとれるが、意味がわからない。まだ、日本語変換をしようとする。リーディングでは一応全問題終了できる。このあたりで大きな壁を迎えるのではないでしょうか。海外旅行では簡単な応答はできるが、まだ相手の言う意味がよく理解できない。  
700-800 第一の壁を突き破った時、CNNが少しわかり始める。TOEICでは日本語変換はしないが、スピードにまだとまどう。第二の壁にぶつかる。
800-860 第二の壁を乗り越える頃。CNNは内容によって理解できる。海外旅行では見知らぬ人と会話をすることができる。スチュワーデスとも簡単な世間話ができる(普通の人はこんなことはしない)。TOEICでは実は問題は簡単だったんだと思い、ほとんど極めたかのように感じるが、満点にはほど遠い。そろそろTOEIC卒業を考え始める頃。
860-990 CNNはほとんどわかり、英語を通じて知識を増やせる。海外旅行ではタクシーの運転手と世間話で盛り上がる。TOEICが知能テストのように感じる(すなわち、簡単な問題をいかに早くやるか)。もはや英語力のための試験ではない。体調によりスコアが変わり、まるでスポーツジムの前の血圧測定。リーディングでは20〜30分時間が余り、試験後の満足感はもはやない。しかし、映画やドラマはさっぱりわからない点で新たな試験の導入を望む。 
X  Over Toeicとでもいうのでしょうか。一度この領域に達したことがあります。一カ月間、一人海外出張をした時です。日本人は一切おらず、仕事という強制的で逃れることができない究極の環境に置かれた時、突然の進化をしました。一人でいる時も英語で考え、英語で独り言を言うようになって、国内では得られることのないFluencyが身に付き、いわゆるペラペラ状態です。帰国してしばらくするとすぐに元どおりですが、留学や駐在である一定期間以上いることで達人を維持できるものだと信じます。

私の勉強方法
特に具体的な決まった方法というのはありませんでした。ポイントは好きになることです。私のフィロソフィーとしては楽しんで身につけるということです。自
分の好きな趣味についてはマニアックな域に達するほど詳しくなるのと同じ要領です。私の場合、英語そのものが好きというよりもむしろアメリカが好きな
ので、もっと知るためにツールとして英語がある訳です。それは衛生放送でCNNやABCを見ることであったり、かたっぱしからアメリカ映画を見ることで
あったり、海外旅行に毎年行くこと、あるいはNHKラジオやテレビで海外が舞台のものを聞き流すことや、ビバリーヒルズ白書のようなTVドラマを見るこ
とであったり、さらに外国人の友人とチャットしたり、もう様々です。 従って、常にアンテナをはりめぐらせて、手段は何でもよくてかたっぱしから情報をキ
ャッチしていくことが結果的にまずまずの成果をうんでいるのだと思います。
いかにも”勉強”として行ったことは、英語を始めた時に学生時代のレベルまでは取りあえず英語力を復活させようと、高校時代に使っていた「基礎から
の英語」という大学受験用にもならない程度の文法の入門書だけです。単語や熟語の勉強なんてしたこともありません。(単におもしろくないから)
やりたいことをやり、試し、飽きたらいやいや続けず次のことをするのが基本です。いろいろと先輩諸氏の武勇伝の中に非常にモーレツな勉強方法が載
っていますが、私にはとてもできません。また、仕事に趣味に忙しくてそんな時間もとれません。 

私の今の実力
いくつかの夢は達成しました。ニューヨークタイムズ紙のような英字新聞を辞書なしで日課として読み、CNNを毎日、日々のニュースとして見る。時には
コーヒーを飲みながらペーパーバック推理小説を娯楽として読み、海外の友人へEメールを昼休みや朝の始業前にサラサラっと書く。英語が勉強から離
れて単なるツールとなっています。
されど、国内にいたのでは達成できないもの(おそらく一生?)が2つあります。読み、書き、聞く(の一部)は上記のとおり満足いくレベルまで達成できる
ものの、聞くことの一部である映画とTVドラマを完璧に理解することです。俳優がすべてアナウンサーの発音で棒読みであれば問題ありませんが、これ
ばっかりは国内にいたのでは厳しいと感じます。もう一つはスピーキングのFluencyです。機会がほとんどないだけに、アドリブですぐに口から出てきませ
ん。書くことは10秒あればなんでも大丈夫ですが、話すとなると間は1秒以内で、しかも一旦話し出すと書く時と違って、言い直しができません。 

国際ビジネスマン
海外担当として、国際調査、外国人との交渉など人並みに耐えうる英語力はまずまずといったところでしょうか。
・読むこと・・・毎朝海外業界紙誌に目を通す。ざっと数十ページ程度。単語や表現もお決まりのものが多く、スキャニングが可能。
・書くこと・・・時々Eメールのやりとり。ビジネス文書はパターンが決まっており、簡単。PSで個人的なことを書く方が頭を使う(書くことは、国際ビジネスマ
ンとして、問題なし)。
・会話・・・たまに来訪があるが、こちらは書くこととは正反対で、ラフな会話は得意だが、ビジネスの会話はまだまだ厳しいと感じる。 

CNN、ABC
アナウンサーの発音でゆっくりであるため、聞き取り度は95%。(理解度90%くらい)ただし、内容に大きく左右されます。政治、裁判ものは単に自分が
苦手なので時に70%、社会、経済ものは時に100%。インタビューになった途端に50%以下に低下。でも、BBCは聞き取り度80%。(理解度60%)ド
キュメンタリーならイギリス英語でももう少しわかると思うのですが、NHKBSで見れるBBCは政治ニュースが多く、そもそも英国の政治・社会に全く興味
がない私にとっては、とても理解できるものではありません。
おそらく、日本人国内英語学習者の典型かも。すなわちアナウンサーのクリアーな発音でゆっくりと事実関係のみを話すのにはフォローできるが、外国
滞在経験がないために生きた本当の日常の会話言葉や発音にはフォローできず、特定の映画やドラマではさっぱり耳が反応しないといったところでしょ
うか。 

海外特番、ドキュメンタリー
全く内容によりますが、平均理解度80%。CNNの方がわかる。ニュースは一般の人を対象にしているのに対し、特番はマニアックで専門的なところが
あるので、興味の無い分野だと単語の意味がそもそもわからない。従って、読んでもわからない。

NHK NEWSWATCH
聞き取り度、理解度95〜100%。日本の話題なので、分かり易い。聞き取れたものはほぼ100%わかる。しかもどちらかというと、アメリカ発音(キャス
ターによる)。 

海外ドラマ、映画
ER、アリーマクベイル、チャームド2や昔の映画、聞き取り度95%、理解度80%。(内容把握には問題ない)
ファミリーコメディドラマ、聞き取り度70%、理解度50%。(内容把握に問題あり)
ビバリーヒルズや最近のハリウッド映画のアクションもの、聞き取り度30%、理解度10%。(内容把握に問題あり)

傾向としては大人の会話は簡単だけれど、年齢が下がるにつれてスラングが増え、モゴモゴしゃべるため、理解力が落ちていきます。 


英語ニュース(活字版)
デイリー読売やジャパンタイムズあるいはCNNのインターネット版は、特に問題なし。目的が情報を得ることであって、大意把握で十分だから。また時間
にも制限が無いため。ただし、スポーツ記事はわからない。スポーツの知識は十分でも、その表現が特殊だから。一度一通りマスターすると、繰り返しな
のですぐにクリアできるはず。

洋書
よく海外旅行に行く時に飛行機の中で読んでやろうと話題の洋書を買うのですが、いつも時間切れで読めません。本によって難易度に大きな差がありま
すが、推理小説は案外専門用語が少なくて(いわゆる大衆小説)、簡単です。一方、子供向けの本やティーンネージャー向の本は、簡単だと思って買っ
て読んでみると、逆によくわかりません。知らない単語も大人の推理小説に比べてはるかに多く出てきますし、ジェネレーションギャップとカルチャーギャ
ップのダブルパンチで何をいっているのかわからない表現も多くでてきます。 
TOEIC(レベルA)
リスニングセクション・・・良い音響設備のもとで聞き取りに集中するなら、ほぼ100%の理解。テストになると制限事項があるのと、記憶維持の点で英語
力以外の面でロスが発生。
リーディンセクション・・・20、30分時間が余る。ほぼ完璧。

語彙レベル
7400語。これはESL(English as a Second Language)の研究者が作成した語彙力診断プログラムによるものです。この数は日本人TOEIC900点取得
者のほぼ平均値のようですが、英検一級をとるなら15000語レベルは必要とか言われていますので、いかに語彙が少ないかの証です。TOEIC900点
後半を目指すには、やはり10000語以上必要ですので、もっともっとリーディングが必要だと思います。



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