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日本のTOEICレベル


世界の受験者数・国別トップ10
Korea
693,000
Japan
591,000
France
14,000
Thailand
12,600
Spain
10,000
Indonesia
9,700
Canada
8,600
USA
5,000
Taiwan
2,800
UK
2,200

1996年の年間受験者数ですが、韓国と日本が突出しています。
当然英語圏では自国語ですので受験者数は少ないのですが、アメリカでも企業の採用基準として最近ではTOEICが使用されていると聞きます。
外国人の採用に利用したり、アメリカ人でも英語が話せない人がかなりいるからなのでしょうか。 



世界の平均点・国別トップ10
 German
775
French
665
Korean
645
Portuguese
645
Italian
585
Japanese
580
Spanish
545
Arabic
505
Russian
495
Chinese
450

この数字、日本はかなり健闘しているのではないでしょうか。トフルの順位と比較すると格段に良いです。 

ちなみにトフルの日本人の平均点は171カ国中150位、アジア25カ国中でも20位と情けない結果となっています。日本人の英語能力がアジアでも低
いという誤解は、実はこのTOEFLの平均点によるものだと思います。日本人は10万人も受験し、学校で全員強制受験というのもありますが、アジアN
O.1のフィリピンではわずか92人、日本よりも人口の多いインドネシアでは87名しか受験していないのです。外国がエリート中のエリートしか受験しな
いのに対し、日本人はだれでもが受ける。もし、日本人の受験者のトップ100人を抜き出し、平均点を取るなら、アジアはおろか世界でもトップになるは
ずだと思います。 

一方、TOEICの方は92年頃までは新入社員の平均点が370点程度で過去10年間くらい続いていたのが、93年からどんどんアップしていって今では4
40点に至っています。 

自分なりに分析すると、TOEICはTOEFLに比べてより幅広い層(強制的に受験させられる人も含めて)が受けるものの、それでもなお諸外国の受験者
は特定の人に限られていると思います。TOEICの国別平均スコアはTOEFLよりは真実の国民の英語レベルに近づくものの、それでもなお国民の本当
の相対レベルを正しく反映しているとは思えません。私個人的には、日本の教育システムにより、国民全員が均一に英語の潜在能力を持っているという
点で、国民の平均的英語力はたいしたものである、と思います。 

一方で実際の社会ではどうでしょうか。確かに国際舞台で活躍する日本人は多くなっていると思いますが、まだまだ世界的には少ないような気がします。
詳しくはわかりませんが、国連で働く職員数も日本の提供資金や経済レベル、国連での地位から比較すると日本人の割合は極端に少ないと聞きます。

また実際に、ビジネスの場でドイツ人やフランス人の国際ビジネスマンが皆英語を卒なくこなしているのを目の当たりにして、彼らの英語のレベルは高い
と感じますが、一方、日本の国際ビジネスマンは英語に四苦八苦しているように感じます。ところがドイツの国際都市に出張してみると、英語の標識は町
には無いし、英語で道を聞こうものなら皆逃げてしまいます。 

こういうことから、日本人の国民平均レベルは世界トップもしくはトップレベルだが、日本では英語力という意味でのトップ層、あるいは真の国際人の数が
ドイツ・フランスあたりに比べて圧倒的に少ないということではないかと思います。 

これは今問題にされている小学校からの英語教育が必要かどうかの問題に関連しているかもしれませんが、私はこれ以上日本人の平均スコアを上げ
る必要はないと思います。もっとも、底上げすることでトップ層に行く確率を増やすことはできるかもしれませんが、一方で必要のない人に対しては不要な
教育になるかもしれません。もうひとつの手段としては、トップ層候補の人に絞って追加教育を援助するようなシステムがあれば良いと思うのですが。 



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