オランダの伝統 2−8 今井 里美 * オランダの木靴* まず、始めに、木靴について調べることにしました。木靴は、 その昔、日常的に履いたり、結婚式の儀式用として、また、農作 業などに、使われていました。冬になって、運河の水が凍結する と、そこをスケ−ト場として使い、木靴をスケ−ト靴として使う こともあったそうです。しかし、しばらく滑っていると、木の 底が湿ってスピ−ドダウンしてしまうとの事でした。又、日本で 言う「田げた」のようにして農家の人には、使うそうです。でも 今では、木靴は他にもいろいろな使い方があります。例えば、運 河にかかる跳ね橋に船がさしかかると、番人が差し出す木靴にチ ップを投げ入れ、挨拶を交わして行き過ぎるという光景がみられ また、化粧室に来客用のハンドタオルをくるくると巻いていれた 木靴を置いたり、壁にかけてドライフラワ−を差したり、植木鉢 にして、小振りの花や観葉植物を植えたりと、木靴の利用方法は たくさんあって、とてもおしゃれだとおもいました。しかし、