中学成績処理の実際

ここでは、各中学校で成績処理をご担当されている先生方と情報を交換したく本校の一例を掲載します。とくにExcelのVBAを御使いになっていらっしゃる先生いらしましたら、どんどんメール下さい。

@ 下記は生徒用個票のサンプルです(現実の数値を変更してあります)。順位が露骨に出ていますが、これは生徒にアンケートを取った上でのことです。埼玉県では「埼玉方式」という進路対策により、「脱偏差値」「脱業者テスト」をうたっています。しかし、現状はどうでしょうか? 会場テストを中学三年生のほとんどの生徒が受験し、その返却個票には偏差値と合格可能性がはっきりと出ています。面談でも「偏差値があった方が分かりやすい」という親が結構多いのです!矛盾した中でやっている成績処理と教育活動ですから、批判されて当たり前です。因みに、私立高校のA校では会場テストの偏差値を参考に自己推薦制度を導入しています

更に、順位はいらない、入れない方が望ましい、と数名の同僚の教師から指摘されましたが、本当にそうでしょうか? 少なくとも生徒の親は「目安」として順位があった方が良いと言われます。それに「社会に出てからの厳しさを知る上でも参考になる」とも言われました。教育の理想と社会の現実の隔たりが如実に表われています。

1.「初期化マクロボタン」はMSGボックスが表われて個票のタイトル入力画面が表われてから(個票タイトルの誤りが多いので(・_・; )、罫線内部をクリアします。

2.スピンボタンは別途シートの素点入力画面から数値を貼り付けています。

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次に定期テストや実力テストなどを累積して順位を出し、それを10段階評価で人数で区切った評価を付けた、「三者面談用累積テスト結果考察個票」をご覧ください。

1.各テスト結果を貼り付けます。For ...next、(Range(Cells...).Value..)メソッド等を使っています。

2.定期テスト、実力テストの合計から各教科、5教科、3教科で順位を出し、それを10段階評価します。この場合、計算が自動になっていると時間がかかり過ぎますので、「手動」にしておいてあとからF9ボタンで計算させるやり方をとっています。

3.各10段階評価を個票に学年生徒分貼り付けます。

 

(注:下記の生徒は実在しません!私の名前と、私の娘の名前です)

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最終的にmemo欄に進路先を記入します(マクロ貼り付け)!

一つの学校オリジナルのデータの出来上がり?です。これを進路データベースとリンクさせます。

本校ではなぜかLotusに固執される先生が多く、Excelは3年だけ(私だけ?)です。

ですから、他校の成績処理ご担当の先生方と意見やアイディア、VBAマクロの知識を分かち合いたくここに掲載しております!ぜひご担当の先生ご一報ください!

尚、単なるVBAのご質問にはお答えできませんのであしからず。。。。<m(_ _)m>

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Mail: Mitsumasa@saitama.email.ne.jp

 

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