異文化理解教育
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作者 松本 光正
所属:








埼玉県中学校英語教育
研究会広報部

 

更新日:99/02/04

 

「国際理解の基礎を培う」ための異文化理解教育は、単なる欧米文化圏の優越性や自然文化の紹介にとどまり、生徒内面の変容などあまり考えられなかったし、それほど時間も取れなかった。しかしながら、21世紀の英語学習には生徒へのMotivationという意味合いからも、異文化理解教育分野には今後力を入れていくべきだと私は考える。

*詳細はここ

下記の文書には私もまったく同感であり、まさにこの研究をしているのである、しかしながら、私は決して全てをグローバルエデュケーション流でやっていくのではなくあくまで「基礎学力定着指導」とタイアップすることを強く提唱している。

英語の授業のなかでさまざまな問題を扱うことができると思われる.かっては英語教育の教材は欧米の文学作品に題材をおおくとっていたが,現在では社会的問題についての英文が教科書にも取り上げられるようになった.
 英語の学習において,ひろくさまざまな社会的問題関心に迫るために,その内容をユネスコの国際教育勧告(1974年)が取りあげた開発,環境,平和,人権の領域に求
めたい.これらの問題に関わるテーマはすべての教科でおこなうこととされているので,横断的な展開が期待できる.今後,新たに導入される総合的な学習の時間の内容として国際理解,環境,情報,福祉・健康があげられているが,それらの領域をつな
げた実践が求められるのであり,グローバルな諸問題を英語で総合的な学習の時間に学ぶということが国際理解・外国語会話といった短絡的な発想をのりこえることにな
るのものと思われる。
 また,教育方法においても文法中心の学習では使える英語は身につかないという批判から,コミュニケーション重視の授業づくりがすすめられている.しかし,特定の場面でのやり取りを暗記するというのでは従来と変わらない.コミュニケーションの授業を,自らを問題を発見し,仲間と学び,世界とつながるプロセスとしてとらえ,
問題解決,問題提起型の学習への転換をめざしたい.グローバルな諸問題に参加型の方法で迫ることがコミュニケーション重視の英語教育の展開にもつながるものと思われる.
 さまざまな研究会*で社会的問題を英語の授業で扱っている実践に出会うが,そのたびごとに社会科での扱いとどう異なるのか,英語の学習における問題の扱いはどうあるべきかなどの疑問がだされ,そのままになっている.今回のラウンドテーブルでは,さまざまな問題点をだしつつ,展望を探りたい.
 ラウンドテーブルへの問題提起として柏村 みね子(江戸川区立小松川第三中学校)はタイ米を軸に家庭科,社会科との合同の取りくみ,ゴミ問題などに実際にフィールドワークから取り組む実践などの経験を,高木 繁(千葉県立小金高校)は『The
World Heritage - 世界遺産』(三友社出版)やアジアの児童労働をとりあげた教材を紹介する
出典:グローバル英語教育学会より

 

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【個人研究内容】
- 平成8年4月より -
グローバル英語教育の導入〜異文化理解教育からのアプローチ〜
@メディアの活用A相互依存B参加型協同学習C国際交流・体験学習D英語・実践的コミュニケーションの必要性

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上記詳細は mail にて: mitsumasa@saitama.email.ne.jp