より多くの知識を吸収することは大事なことですが
くれぐれも、頭でっかちにはならないようにしてくださいね。
すべての答えは、フィールドにありますから・・・。


BOOK

雪崩リスクマネジメント
(山と渓谷社) \1890


理論と実践が融合する現場である雪崩予報官を長く務めた著者による、雪崩に関する一般向けの解説書。リスクに魅かれる人間の性をわきまえ、自らの体験も加え、雪崩地形での実践的行動判断をわかりやすく説明する。 おすすめ!

雪山の基本
OUTDOOR PERFECT MANUAL
(えい出版) \1680


『雪山に入る101のコツ』の改訂版。雪山を登り、滑る人が知りたいこと、知っておくべきことを、見開きごとに1項目に分けてわかりやすく解説。バックカントリーの新定番書。

雪崩ハンドブック
(東京新聞出版局) \2600


スキー場、山岳ガイド、ヘリスキー、道路管理など、北米における雪崩の現場に携わる人にとって、常に“座右の書”であり続けた『雪崩ハンドブック』。 雪の物性から雪崩発生のメカニズム、バックカントリーでの雪崩予測や人間の認知に基づく意思決定のプロセスまで、雪崩に真摯に向き合う人にとって、必読の一冊。 おすすめ!

ハイグレード山スキー
最新ルート集
(東京新聞出版局) \1785


『岳人』の人気特集「山スキー」の過去5年分のルートを1冊に。滑って楽しいルートを厳選し、国土地理院の地形図を加工しているので見やすく実用的。エリアガイドでは山域を自由に滑れるように、エリア内のすべてのルートを網羅し、ルートガイドでは、実際の登山ですぐ役立つ具体的なガイド。

雪山100のリスク
(山と渓谷社) \1785


雪崩、転滑落、道迷い、低体温症など…。雪山で実践すべきさまざまなリスクマネジメントを解説。登山者、バックカントリースキーヤーとスノーボーダー必読の一冊。

バックカントリースキー&
スノーボード
(山と渓谷社) \1995


バックカントリーのシーズンは長く、山や時期によって雪質は様々でバリエーションに富んだ滑りが楽しめる。テレマーク、アルペン、スノーボード等に分けて、バックカントリーを滑るためのテクニックをすべて収録。
山スキールートガイド99
(本の泉社) \2500


詳細な山行記録をベースにした、富山県周辺の山スキールートの解説書。山スキーヤーが知っていてほしい雪崩に関する知見なども、著者の実体験を通して理解しやすく述べる。山スキーの面白さ、奥深さがわかる一冊。
日帰りで登る
山スキー特選ガイド

(白山書房) \1680


クラシックな山スキールートを中心に31のコースを紹介。豊富な写真と地形図により詳しく解説。

実践バックカントリー
入門とガイド
(東京出版局) \1365

ゲレンデでは滑れるけれど山のスキーはちょっと怖い。そんな不安を持っている人に具体的な解決法を伝授。パウダーの滑り方、悪い雪の対処法など、現場ですぐ役立つ実戦テクニックと知識をわかりやすく解説。オススメのバックカントリー入門ルート10本付き!
新版 日本雪山登山ルート集
(山と渓谷社) \2520

北海道から中国・四国まで、日本の雪山登山ルート全68コースを収録。2002年刊行の『日本雪山登山ルート集』をもとに大幅な改訂したもの。
登山のルート図集ですが、雪山の写真を見ているだけでも想像力が広がります。


雪山に入る101のコツ バックカントリーに入るスノーボーダー・スキーヤーを対象とし、より実践的な内容が101の項目にわたり書かれています。すでに山に入っている人向き \1575 えい出版
最新雪崩学入門 雪崩のメカニズムと雪崩発生時の対処法が書かれています。ある程度経験のある人向けに書かれているので初心者にはちょっと分かりづらいかも知れません。 ¥1800 山と渓谷社
バックカントリースノーボード ちょっと内容が薄いですが、初心者にはこれくらいの方が分かりやすいでしょうか?この本である程度イメージがつかめたら、もう少し専門的な本へステップアップしましょう。 ¥1300 山と渓谷社
ピッケル&アイゼンワーク かなりマニアックな内容ですが、日本の山でアイゼンを使う機会はとても多いので、ちゃんとした知識が必要だと思います。ピッケルも春山を中心に活躍しますから要チェックです。 ¥1200 山と渓谷社
雪山 入門とガイド スキー場から、ちょっと離れただけの場所でも、そこは間違い無く「雪山」という別世界です。ちゃんとした雪山の知識を持って山に入りましょう。 ¥1796 山と渓谷社
冬山 山を滑るためには、登らなければならないのです。そのうえで、少なくともこの本に載っている程度のことは知っておきましょう。上記の本よりも、ずっと専門的な内容ですから、買うならこちらの方をお勧めします。 ¥1456 山と渓谷社
春山 バックカントリー初心者であれば、まず春山から入りましょう。過去の遭難事故と天気図をあわせて解説したレポートはとても参考になります。 ¥1456 山と渓谷社
スキーツアー 入門とガイド バックカントリースキーの本ですが、スノーボードに応用できるものも多いと思います。後半は、コースガイドになっていて40のルートが紹介されています。 ¥1796 山と渓谷社
日本スキーツアー ルート集 50のルートが紹介されています。写真が多くて見ているだけでも楽しいです。もちろん、分かっていると思いますけど、これらの本で紹介されているフィールドに入るのには雪山の知識と技術が必要です。 ¥2427 山と渓谷社
山スキールート図集1・2 スキーのルート図なので、スノーボードでは滑走困難な長い緩斜面や狭い林道がコースになっている所もあります。情報は改訂されているようですが写真はかなり古いです。1と2の2巻。 ¥1600 白山書房
スキーツアー Rock&Snow Booksという山と渓谷社のシリーズ。前半が入門、後半がガイドになっています。入門はビーコンやGPSなどの最新情報があり、ガイドは滑りを重視した約50のルートが紹介されています。 ¥1900 山と渓谷社



MAGAZINE
FALL LINE
(双葉社) \1300

『EX Ski & Snowboard』や『Bravo Ski』の双葉社だけあって内容も充実!美しい写真とともに、読み応えある文章も良い。

おすすめ!

POWDER SKI
(日本之実業社) \1300

パウダースノーを愛するすべての滑走者に贈る『POWDER SKI』。現地のすべり手が教える「全国パウダーエリア最新事情」など注目記事も満載。

FREE RIDE 唯一のバックカントリースノーボード専門紙。写真がgoodです。ロケーションは日本のフィールドが中心。【古本屋で探してください】 ¥860 マリン企画
EX Ski & Snowboard パウダーの魅力と魔力を徹底的に追求している。雪崩事故のレポートは必読!【古本屋で探してください】 ¥1400 双葉社
POWDER magazine 伝説のパウダー雑誌。スキーの記事が多めですが、後半はスノーボードも多く取り上げるようになってきました。内容はものすごく充実しているので絶対に“買い”です。海外の記事が多いですが、バックナンバーもそろえるべし。【古本屋で探してください】 ¥1200 えい出版社
Rock & Snow 夏はクライミング中心ですが、冬号にはバックカントリーの記事も載ります。が、かなりハードコアな内容です。 ¥980 山と渓谷社
雪世界 岳人の別冊です。不帰ノ嶮や剣岳のガイドが載っているかと思えば、後半はリゾートスキー場のコース紹介になっていたりします。【古本屋で探してください】 ¥1100 東京新聞出版社
backside 登山計画書のフォームがあるところは、さすがヤマケイ。コピーして使いましょう。最後のカタログではビーコン、シャベル、ゾンデ、スノーシューを網羅。【古本屋で探してください】 ¥1300 山と渓谷社
 



VIDEO
クレッグ・ケリーの
バックカントリースノーボーディング入門
実際に流れている雪崩を見ることのできる数少ないビデオだと思います。ライディングは、めちゃめちゃエクストリームなのであまり参考にならないと思いますが、ほかに弱層テストやビーコンを使った捜索のシーンもあります。 ¥2800 山と渓谷社


これらの本を読んだからといって、エキスパートになれるわけではありませんし
絶対に事故に遭わなくなるわけでもありません。
ただ、大切なのは少しでも知識を吸収しようとする「姿勢」だと思います。
これらの本の知識をもとに、良きリーダーから技術を学び取って下さい。





back