14。ヴィンセント&小林さん、ゆま&北川さん、ウィーナちゃんの、お便り。


まもなく若葉マークが取れます。
ヴィンセント&小林。2005年3月15日。

皆さん、こんばんは、小林とヴィンセントです。

ヴィンセントが盲導犬としてデビューをしてまもなく1年が過ぎようとしています。
振り返ってみるとエディーと別れ、複雑な気持ちの中でのヴィンセントとの共同訓練。
1年前の共同訓練が昨日のことのように思い出されます。

最初は誘導に自信が持てずいつも私の顔を見上げて「これでいいの?」と聞いていたヴィンセントも、いまでは知らない道も知っているような顔をしてどんどん積極的に仕事をして、「ねえねえほめてよ。朴すごいでしょう?」と、自分の仕事ぶりを自慢するまでになってきました。

どこに出してもユーザーとしても安心をして見ていられる子。

安心をして彼と楽しみながら、日常生活を送ることができるという、一見すると、当たり前なのかもしれませんが、とても、幸せだなあと想う毎日です。

これも、いままでに私と、一緒に生活をしてくれた4頭のパートナーたちが、それぞれに、私にすばらしいプレゼントを残していってくれたおかげだなあと想っています。

ヴィンセントとの1年を振り返って感じたことでした。

ヴィンセント&小林でした。

私にとってうれしい安全な道ができそうです。
ゆま&北川。2005年3月9日。

今晩は。みなさん、ゆまこと北川です。

私にとりまして、朗報です。聞いてください。

私の家の前は、県道27号線が走っています。
毎日1時間程度の流れで、後は、渋滞です。

ここは、音声信号も点字ブロックも、何にも整えられた道ではありません。
当然議員や市役所に住民が要望をしていますが、何の改善策も取られず、20年近く過ぎてきました。

先週の火曜日、私はふっと、県の土木課に電話をかけて、
非常に信号が渡りにくいこと。

横断歩道はしっかり白線を引きなおしてほしいこと。

音声信号があれば、ありがたいこと。

信号機の時間が10秒と非常にみじかいこと。

側溝がコンクリートで固められているため、ガードレールが無いことから落ちてしまったこと。

アップダウンの境目がなく、私には歩きにくい歩道であること。

歩道が広くなった分、自転車とぶつかってしまうこと。

わんこにはカーブという縁石がないために、車道と歩道の区別がしにくいこと。
などなど、冷静に1時間近く、話しました。

相手は、薄情な耐応でしたが、とっところがですね、どうすれば私が最低限の安心を保証してもらえるのか、自分で、点字ブロックの費用を払うから、横断歩道の始まるところ(5箇所の交差点と、二箇所の信号機のない十字路のところ)に、つけてほしいと、半泣きで訴えたんです。

この対応した県の土木課のKさん、「見えてるものでも、ガードレールに自転車のハンドルを、引っ掛けてこけそうになる」と、いわれていたのには、開いた口が、塞がりませんでした。
しかし、そこで、腹を立てていても仕方ないと思い直して、こつこつと交渉したのであります。
そうしたら、まあまあ、なんとおなんとお、担当の工事発注に連絡してくださり、きょう、水曜日に専門化の立会いの元、点字ブロックの配置の確認が、行われることになったんです。

その立会いに、もちろん、私も行きますが、盲導犬訓練氏のKさんと、県の視覚障害者センターの、歩行訓練士のMさんと、県の職員さん二人と野洲市役所の方一人との、立会いの元、つけていただく運びとなったんです。

こんなことって、びっくりです。

訓練しに橋渡しはしたものの、県がこんな風に、耐応するとは思いもかけないことでした。
だって、誰が何を言っても、改善の道路にはならず、市役所も、頭をずうっと痛めていた道なんです。

個人の意見じゃないけど、この20年間の住民の要望は、いったい、なんだったんやろと・・・!

世の中は、組織で動くものでしょ!

Kさんに連絡を取ったとき、ほんとうにびっくりしていました。

県の職員さんに、「点字ブロックの配置の確認だけであって、工事には、2〜3年かかりますね。」と、恐る恐る聞いてみますと、「来月4月には付ける。」と、いうのです。
「だけど、年度末でもあり、予算の都合があるんじゃないですか。
20年もまったのだから、2〜3年蔵い待ちます。」って、言っておきました。「笑い」

私たち視覚障害者の者は、いつも道路の点検に協力を、5年近くしてきましたが、今日のように、盲導犬訓練氏と、歩行訓練氏の立会いの元、点検できたことがありませんでした。

本当に、私自身も勉強ができ、良かったです。

横断歩道が無くなっていたり、ガードレールが取り外されていて、縁石になっていたり、知らないうちに信号機が、取り外されていたり、横断歩道の上に、何とかという30センチくらいの幅の点字ブロックのような物が、設置されていたことも、今日教えてもらいました。

また、コンクリートの際に足を滑らせれば、また、1メートル50センチはあるような側溝だったりと、それはそれは、発見ばかりでした。
「そこは、歩かない方が良い」と、歩行訓練氏のMさんから教えてもらいました。

見えない者が、ごちゃごちゃというよりも、専門家の方々についていただいて、本当に安心して、歩ける横断歩道となることにほっとしました。

大体、2キロ半はある道のりを、3時間かけて、点検していただきました。
駅近辺よりも、地方の方が、本当に危険が多いのですし、みなさん、お困りだと思います。
北川&ゆまでした。


「あたしウイーナです。」
ウィーナ。2005年2月24日。

つつじmlのみなさん、こんにちは。

あたしウィーナです。
ワンコちゃんの皆さんも、お元気ですか?
あたしもとっても元気です。

あたしのママは、毎日、買い物やら、スイミングとか、その他色々とお出かけするので、いつもお共をしています。

あたし盲導犬に成って一年が過ぎました。
ママは、やっとワカバマークが取れて来たみたいと言ってますけど、あたしは、最初からりっぱな盲導犬だと想ってたのよ。
だって頼りないのは、ママの方じゃぁないかしら・・・あっ、これ、内緒だよ。(ヒソヒソ)

あっ、それでね、あたし今日お頼りしたのは、この間、2月14日のバレンタインデーのひが、丁度あたしの誕生日だったんだよね。
そんでもって、あたしの所に、とっても素敵なプレゼントが届いたんだよね。
それって、水玉模様のハーフカラーだったんだよ。

ママは、あたしの首にそれをつけてくれて、「まあまあ、かわいい事!」と言って大喜び。
ねえねえ、ママこれって誰からのプレゼント?
あたしが聞いても、ママったら笑ってるだけなんだよね。

「ウーちゃん、あったかく成ったら、こっれにあうコートを作って上げるね。」って楽しそう。
そんな楽しそうなママを見てると、あたしもとっても幸せな気分になっちゃいました。
どこのどなたか、どうもありがとうございまーす。
あたし一生懸命、盲導犬のお仕事頑ばりますね。

3月1日は、ママんとこのお姉ちゃんの、卒業式なんだよね。
ママはしみじみ、盲導犬がいてくれて本当にたすかったって、言うんだよね。
あたしもママのお役に立てて、とっても嬉しいワン。

ママ、まだまだあたし若いから、ずっとずっとママと一緒だよ。
これから、もっともっといい事あるよ。
あたしずっとママの事守って上げるワン。


そうそう、今日はとっても冷たいみぞれが降ったのよ。
あたしとママはお出かけはやめて、おこたで仲良く丸まってました。
春はもうすぐそこまで来ているのに本当に寒いですよね。
皆さん、くれぐれも風邪には気をつけて下さいね。

あたし冬眠したいけど、やっぱり明日もお仕事です。だから、もうお休みしますね。
by ウィーナ

ウィーナでした。


2005年5月2日。

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