37。「クイール」副音声・字幕付きの試写会。



「クイール」の映画、副音声と字幕付きの試写会に行けるチャンスに恵まれた。
ほとんど家にいる事のない主人が、その日は空いていると言う。
オードリーは、大好きな主人と一緒なので、ソワソワして嬉しそうである。
はしゃぎ過ぎる傾向があるので、コントロールをしなくてはならない。
オードリーと家を出て、近くの駅で切符を買って待っていた。

しばらくして主人がやって来た。もう、尻尾はビュンビュン。「これこれ、お仕事だよ」とホームへ。
電車が入って来た。電車に乗る所を写してくれた。

電車に乗る所と電車の中の写真。

目的地の駅へ着いた。
オードリーのトイレをさせてから、試写会の会場へ。
会場へ着くと、多くの人が並んでいた。
しばらくして、係の人が、ヘッドホンを持って来て下さった。
思わず「うわぁ!嬉しい!」と言ってしまった私。
前回は副音声が間に合わず、様子が良く理解できなかったからである。

「頭に置くとスイッチが入るから、今は手に持っていて下さい。電池が消耗してしまいますから」と。
そして、ボリュームの調整のやり方を教えてくれた。

なんとありがたい事だろう。
見えなくても副音声があれば、又、聞こえなくても字幕があれば、映画もかなり楽しめるのである。
これはまさにバリアフリーの映画である。

映画が始まった。
ワクワクしながら聞く。
ハハーン、ここは、子犬が、母犬のおっぱいを飲んでいる所だったのかあ。
副音声のお陰で要すがよくわかる。
音楽ばかりが聞こえていた前回はさっぱりわからなかった。

子犬が色々と戯れている様子が、続いていた。
観ている人は可愛くて仕方がないだろうなあ・・・。

続いて、パヒーウォーカーさんの家族で育って行くクイールの様子が色々と出てくる。
あどけない子犬、いたずら盛りの子犬時代の様子である。

副音声でわかりやすく、説明してくれている。
こんなにいっぱい撮影するのに、大変だっただろうなと思いつつ聞いていた。

皆と一緒に面白い場面では、笑出す私。
映画に熱中して行った。

クイールを訓練している様子が出て来た。
盲導犬になるまでの訓練の様子である。
訓練士さんの大変さが良くわかる。
クイールも頑張っている。オードリーもこういう風にして、訓練されたのだろうな。


続いて、共同訓練の様子が出てきた。
ここの場面では、オードリーとの共同訓練の時の私と、だぶらせてしまう。
なかなか、思うように行かなかった時は、辛かったなあ。
やはり涙が自然にこぼれて来た。


いよいよ、ロケに参加した場面である。
副音声で、16頭の盲導犬と登山と説明してくれるので、さあここからだな。
主人に、私が出てたら、私の手をそっと触れてと頼んでいた。
2回触れた。

その後、クイールのユーザー渡辺さんは、病気で入院。
クイールのその後の様子が映し出される。
そして最後はパピーウォーカーさんの家で一生を終わるクイール。

盲導犬クイールの一生、多くの方々が、観て下さるといいなあ。
そして、クイールを通じて、多くの方々が、盲導犬を少しでも理解して頂けると、とても嬉しい。

副音声付きと、そうではないのとでは、こんなにも理解が違う物かと実感。
見えない人には、様子の説明がどんなに助かる事か・・・。
副音声と字幕を付けて下さった映画監督さん、その関係者の皆様方に感謝致します。

P.S
映画が終わってから、詳しく主人が説明してくれた。
全体で歩いている所が映されている時に、前の方にいたから、カメラはずーっと後ろの方に向けて行くので、初めの瞬間に映っていたと言う。

次は、話しながら歩く小林薫さんと戸田恵子さんが映る前に、ちらっと映っていたが、ぼやけているので、赤の服と聞いていなければわからないだろうと言った。
主人も私の姿を見つける事が出来たようであった。
2004年3月4日


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