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尾の中に 寝呼吸がありぬ 寒北斗
{おのなかに、ねいきがありぬ、かんほくと。}
この句はビーネが、「の」の、字になって、寝ている様子を、詠みました。
寒中の夜空に、北斗七星が輝いている様子です。
路おしえ 盲導犬に 路開ける
{みちおしえ、もうどうけんに、みちあける}
虫に、みちおしえ、または、はんみょうと言う虫がいます。
まるで道を教えるように、山道を人の先に立って跳びます。
ビーネと散歩の時、その虫に出会いました。
虹の脚 盲導犬に 嗅がれおり
{にじのあし、もうどうけんに、かがれおり。}
虹がかかったので、ビーネに見つけたのかと聴いてみましたが、
ビーネは草むらを、クンクンするだけでした。
盲導犬 蛙を避けて 跳びにけり
{もうどうけん、かわずをさけて、とびにけり}
農山村に住んでいるので、蛙・蛇・みみずなどに、事欠きません。
盲導犬 まくなぎの裾 くぐりけり
{もうどうけん、まくなぎのすそ、くぐりけり}
細かい虫が、これから夕方になると、目の前あたりに、もやもやと立ちます。
まくなぎを、めまといとも言います。
ビーネが、くぐったのではないのですが、私の顔にかかったので・・・。
眼纏いに 点ブロ切れて どの辺り
{めまといに、てんブロきれて、どのあたり}
今度は、まくなぎでなく、めまといを、詠んでみました。
大輪の菖蒲、障害目裏に
菖蒲祭りの会場で菖蒲の俳句を募集していたので投句して入賞した句。
雪形や 獄の夫なら いつまでも待つ
{ゆきだたや、ごくのつまなら、いつまでもまつ}
コンクールで1句賞に輝いた句。
2003年8月1日
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