25。シャンプー。



ウインドブレーカーとホットパンツをはいて、さあ、オードリーのシャンプー。
バスルームから「オードリー、おいで。」と、呼ぶが、一度呼んだだけでは来ない。
2〜3回呼ぶと、「いやだなあ、シャンプーしたくないなあ」という様子で、渋々、バスルームへやって来る。
どうも、シャンプーされるのは好きではなさそうである。

お湯をかけていると、オードリーのお得意のブルブルをやり出した。
ウヒャー、ブルブルしちゃ駄目だってばぁ。
私は、腰の辺りまで、濡れてしまった。

毛をしっかり濡らしてから、シャンプーである。
この時は、じっとして、動かずにいてくれる。
足の指の間を洗う時だけは、足を引っ込めてしまうので、しっかり掴んでおかなくてはならない。
肛門腺の分泌物も、つまみながら洗い流してしまう。
この臭いは、独特の臭いがする。
シャンプーが終わったら、シャワーで、洗い流すのだが、耳の近くや、首の所は、お湯が、耳の中に入らないように、とても気を使う。

首の辺りを流すと、必ずブルブルをやってしまう。
この頃になると、私の下半身はびしょ濡れになっている。
シャワーをかけると、オードリーは、右へ左へと、動いてしまう。
「動いちゃ駄目だってばぁ」
しっかり洗い流して、さあおしまい。

タオルで拭くまえに、「はい、ブルブル」と言って、ブルブルをさせる。
この時は、何回もして欲しいのだが、そうはうまくは行かない。

吸水タオルは、とても便利である。
普通のタオルよりも、吸水力があるから、よく拭ける。
絞りながら何回も使える。
絞っても、水が出なくなったら、拭くのをやめて、今度は、床のタイルを拭き取って、その吸水タオルを敷いてその上にオードリーを乗せて、ドライヤーで乾かす。

このドライヤーは、家族兼用なので、オードリーの毛を乾かすのには、とても時間がかかる。
立っていたオードリーは、くたびれてとうとう、お座りしてしまった。
私も、タイルの上に正座してしまう。

「ねぇ、まだなの?」
「もうちょっとだから、頑張って乾かそうね」
そうこうしていると、今度は、ダウン(伏せ)してしまった。
その内、私もくたびれて来た。
「もうちょっとだけど、後は、ストーブの前で乾かせばいいね。」
フーッ、やれやれ、終わった。
オードリーは喜んで、廊下へ出て行った。

ストーブの前に、バスタオルを敷いて、そこにダウンさせるのだが、今までじっとしていたオードリーは、タオルで遊ぼうとしてしまう。
「遊ばないんだってばぁ」
「ここにずーっとダウンだよ」
諦めた、オードリーは、ストーブの前に、静かにダウンしている。
その間に、私は、バスルームの掃除とオードリーの敷物やタオルなど、洗濯である。
シャンプーは、良く晴れた日を選んでやらないと、洗濯物が乾かない。
バスルームは、毛がいっぱい。おにぎりの大きなのが出来てしまう程の量である。
掃除が終わって、やれやれ。
オードリーはどうしているかな?と見ると、寝そべっている。
「良い子だねぇ。そのままずっーとダウンしていてね。」
やはり、首の回りと耳の辺り、それに、足先が、未だ完全に乾いていない。
オードリーは、頭にドライヤーの熱風が当たると、とても嫌がって、頭を動かしてしまうので、どうしても乾かせないのである。

2時間もすれば、乾いて、毛もサラサラ。
「綺麗になったねぇ。もういいよと、敷いていたタオルをとれば、オードリーは、遊んでぇと、おもちゃを持ってくるので、しばらく遊んでから、最後にブラッシングをして、全て終了。
半日は、かかってしまう、オードリーのシャンプーなのである。
オードリーも、ハウスも、綺麗になって良かったね。
2003年3月3日

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