今夜は、家族皆で外食。オードリーも行けるものと、尻尾ビュンビュンして、私の後を付いて来る。「オードリーは、お留守番してね」と言いながら、頭を撫でる。 ドアまで来て、一緒に出ようとする。後ろ髪引かれる思いで、ドアを閉めた。 オードリーも、一人で長く、待っていられるようにする、目的もある。 家の中で、オードリーが自由に歩けるのは、廊下と、リビングである。 床に食べ物が、落ちていない限り、食べ物や、ゴミ箱を、あさったりはしないので、ハウスに入れずに、出かけた。 ひと月半に1度の、家族水入らずの外食である。 近くのレストランで、それ程高くはない食事なのだが、それでも楽しみにしている。 オードリーはキュンキュン泣いているのではないだろうかと、気になりながら、2時間位で家に帰る。 どうしているかなと、耳をすまして、中の様子を伺うが、泣いてる様子ではない。ホッとしてドアを開けた。 オードリーは、私、主人、息子と、順に、ものすごいパワーで飛び付いてくる。 「お留守番、グッドグッド!!と褒め称えて、「わかった、わかった、もうわかったから」と、やっと宥めて、落ち着いた。 何処にいたのだろうと思いつつ、玄関マットが温まっているのを発見。 はは〜ん、ここでずっと私たちの帰りを待っていたんだなあと。 なんだか胸がキューンとなってきた。 多分泣いていたのだろうなと思いつつ、次に出かける時は、カセットテープをセットして録音してみようと思った。 2度目のお留守番の日がやって来た。計画通り、カセットテープをセットした。 初めの時と同じように、オードリーも行きたそうに玄関のドアまでくるが、「お留守番してね」と出かけた。 さあどうかな?テープを聞くのが楽しみでもある。 泣いていたらどうしよう。 ドアを開けると飛び付いてくるので、主人と息子は、入ろうとしない。 一番先に、誰に飛び付くか、3人同時に、入る事にした。 オードリーは、一瞬誰に飛び付こうかと、キョロキョロしてから、主人に飛び付いてしまった。 なんだか寂しい気持ちでもあるが、ちゃんと、家族の長を、分かっているのである。 前回同様、玄関マットが暖かくなっていた。 恐る恐る、テープを聞いてみた。 お留守番してねの、私の声から入っている。そして、カシャカシャと小さな音がする。移動している様子。 しかし、直ぐに音は消え、15分位聞いてみたが、何も入ってはいなかった。 オードリーは泣かずに静かにダウンしていたのであった。 偉いなあ!これで大丈夫。 オードリーも寂しいだろうけれど、頑張ってお留守番をしてくれていた。 3回目からは、リビングの部屋で、ドアを閉める事にした。 帰ってみると、リビングのドアの近くの床が、暖まっていた。 ドアの近くでダウンしていたのである。 5〜6回目の頃からは、「お留守番してね」と言えば、リビングの、一番好きな指定席にダウンして、入り口まで、見送りにも来なくなってしまったのである。 完全に、お留守番の意味が分かり、どうぞ、ご自由に、行ってらっしゃいと、言う感じになってしまった。 このように、オードリーは、ひと月半に、1度の割で、お留守番をしている。 ホテルに泊まった時、「お留守番してね」と、言って、2時間位、部屋に待たせても安心できるようになった。 又、デイサービスの、料理教室の受講では、私が、調理室にいる間、隣の部屋で待たせても、心配しなくても良くなったので、とても助かっているのである。 2002年7月21日
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16。高速神戸で、待ってるねへ
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