|
私の楽しみの一つに、月に、2回ある、コーラスの練習がある。
「コーラス青い鳥」というサークルなのだが、1980年以来、ずっとやってる人も何人かいる。 私は、1990年から始めた。 家族的な雰囲気で、20人前後の少人数の混声四部合唱なのであるけれど、9割が視覚障害者である。 オードリーと、初めて練習に行った時は、ピアノの音に慣れてくれるだろうかと心配していた。 練習中、ハーネスを外して、私の足元にダウンさせる。 私が歌っていると、じっと私を見上げているらしい。 そのうち少しずつ、移動してとうとうピアノの伴奏者の足元まで移動してしまっていた。 そして気持ち良さそうに、眠っていたようである。 これが、最初の日のオードリーの様子だった。 どうやら、ピアノの音がとても好きなようである。 このコーラスの仲間には、とても犬好きな人が多い。 2時間の練習なのだが、途中10分の休憩がある。 指導の先生が、「はい休憩に致しましょう」と言うと、ダウンしていたオードリーは、サッと立ち上がって尻尾ビュンビュン。 「オードリーは、良く分かるんだねえ」 等と言われて、皆から可愛がられる。 ハーネスを付けている時は、触らないでと話しているので、その時はそっとしてくれる。 ハーネスを外していると、触ってもいいかと訪ねられる。 私は、このコーラスの練習の時だけは、特別にオードリーも仲間に入れてあげる。 犬好きな人には、自分からお腹を見せて、じゃれる。 「オードリー、愛してるぅ〜」といつも言ってくれる人がいる。 オードリーは、この人がとても好きの様である。 さあ、練習開始、とオードリーを又ダウンさせると、静かにしている。 気持ち良さそうに寝ているのだが、歌っている人の音が外れて変な声で歌ったりすると、ひょこっと顔を上げてキョロキョロしてしまうらしい。 綺麗にハモっていると、気持ち良さそうに寝ているのである。 この事を見える人が、教えてくれた。 指導の先生が、オードリーに、「貴方、おとなしいねぇ、皆そこんとこ音が、合っていないよ、ワンワンと言いなさい」だって・・・。 そして、うまく、ハモっていない時、顔をひょこっと上げてキョロキョロしている、オードリーの様子を見るのが、楽しみだと言う人もいる。 違いが分かるのだろうか。 伴奏されてる方が、「えみさんが、楽しそうに気持ち良く歌っている時は、オードリーもとても気持ち良さそうに、していますよ」と言われた。 このコーラス、オードリーも私も、二人して、楽しめるひと時なのである。 |
7。お買い物へ
トップへ