7。お買い物



歩いて15分の所にある、銀ビルへ買い物に行く。
最初だけは、見える人と一緒に行ってもらった。
銀ビルまでの道を、教えてもらうのもあるのだが、店の様子を、教えてもらう為でもある。
まず何処当りに何が置いてあるかを大体説明してもらう。
野菜類、果物、魚類、肉類、というように、置き場所を頭に入れて行く。
そしてレジの場所も聞く。
これで、店の様子がわかってくる。
2回目からは、オードリーと二人で行く。
教えてもらった、カゴの位置は、ドアを入って4〜5歩歩いた右側にある。
オードリーにカゴ、カゴ、カゴ、といいながら私はここらあたりかなという所で手を伸ばしてカゴを探す。
カゴが手に触れたら、オードリーにこれがカゴ、カゴ、カゴとカゴを軽く叩きながら教える。
これを2〜3日続けたら、オードリーは、カゴへ行きなさいと指示すると、カゴのある所まで連れて行ってくれるようになった。
そして、店の入り口に近い所にある物から、カゴに入れていくのだが、野菜類は、ほんの少し触るだけでそれが何の野菜かがわかる。
探していると、店に来ているお客さんから「何をお探しですか」と聞かれる。
この辺にピーマンがあったと思うのですが見つからなくて、探していただけないでしょうか」と頼んだりもする。
するとすぐに手伝って下さる。とても有難い。
また違う場所に移動して品物を探していると、静かに私の横にいたオードリーの尻尾がビュンビュン、そして私をグイグイ引っ張って行く。
行った先は、いつも買い物を手伝って下さる、犬好きな店員さんの所であった。
「おお!オードリーいらっしゃい!」と店員さん。
オードリーはとても嬉しそうである。
えみがこれで助かると思っているのだろうか。
それからは、店員さんと一緒に店内を回ってもらいレジまで連れて行ってもらう。
これは、とても楽な買い物である。
店員さんが忙しくお客さんが多い時は、オードリーと二人で覚えてる品物だけをカゴにいれて行き、オードリーに、レジへ行きなさいと指示すると、連れて行ってくれる。
オードリーは床に落ちてる物意外には、手を出さないので安心ではあるのだが、やはり、食べ物のある所では、リードを短くして首の近くを持っている。
レジも、カゴと同じ要領でおしえたら、2〜3回で覚えてくれた。
順番を待って、分からなかった品物を探して来てもらうのである。
その間、オードリーは静かにダウンさせている。
「ありがとうございました」の私の声で直ぐに立つ。
ドアへ行きなさいの指示でドアまで連れて行く。
ドアをでたら右へ行きなさいと指示をして家まで帰るのである。
初めの内は、右手の買い物袋が、自転車や、ブロックの壁に少しぶつかっていたのだが、何時の間にかそれもなくなり、オードリーは、私だけではなく、手に持っている物まで、ぶつからない様に、上手に連れて行くようになった。
なんと、気の付くオードリーであろうか!!

6。素晴らしい小学校の子供達へ

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