15。出発式
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一緒に訓練を受けた訓練生も、無事に認定試験が終わった。
その日は、私は、オードリーのシャンプーのやり方を教えてもらった。 これは、けっこう面白かった。 ドライヤーで乾かすのが、時間がかかり、少し腕が疲れてしまった。 オードリーも綺麗になり、いよいよ明日は、出発式である。 卒業式とは言わないのである。 盲導犬ユーザーとして、オードリーとペアーとなり、新たに出発していくからである。 午後からは、オードリーに必要な生活道具やドッグフード、コート、食器、シャンプー、ションベルト、ション袋、ハウス等をみせてもらい、必要な物を揃えた。 その夜、センターの忘年会をされるという。 私達訓練生2人もそれに入れてくださったのである。 食堂で行われた。 料理がいっぱいならんだ。 調理師さんも、色々作ってくださった。 ビール、酎ハイもある。 私はビールで乾杯した後、酎ハイをいただいた。 楽しい夜であった。 長かった訓練も、最後の夜となり、いよいよ明日はオードリーと一緒に帰れる。子供も、待っている事だろう。 そして迎えた出発式。 会長さんからおめでとうと、盲導犬使用者証を下さった。 これで正式にユーザーとなった。 そして担当の訓練士さんから、訓練の歩いた距離の総計、それぞれの犬のことなど発表された。 訓練生2人、それぞれのこれからの抱負を述べた。 職員の方々から、言葉をいたたき、出発式に参加してくださった、ユーザーの大先輩二人からも、お祝いの言葉をいただいた。 印象に残ったのは、ユーザーさんが、これからは、お2人が、訓練士さんになってください。そして世界1の盲導犬にして下さいと激励して下さった事である。 こうして出発式は終わった。 居室や、使用していた所を、掃除していよいよ出発となった。 |
我が家にやって来たオードリーへ
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