3。服従訓練
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リードの持ち方から教えてもらい、服従くんれんである。
お座り、伏せ、止まれ、行きなさい、来なさい等の、命令後を出すと、その通りにするオードリー。 ここで実際に言う命令後は英語なのだが、ここでは控える事にします。 理由は、その主人しか命令後は、盲導犬に言ってはいけないからである。 私の左側に付きなさい、と言うと、ピタッと、私の左に付く。 これは、とても気分のいいものである。 まだまだ、すごい事もやってのける。 初めての感動であった。 当たり前と言えば当たり前なのだが、その動作がとても機敏なのである。 これで、オードリーは私から「すごいねぇ、賢いね」と初めて誉められた。 この服従訓練は、訓練期間中、ずっと続くのである。 |
4。オードリーのトイレ
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生き物には、排泄は重要な生理現象である。
オードリーの排泄も、毎日やらなくてはならない。 ションベルトとション袋を使ってさせる。 ベルトを腰に装着して尻尾とベルトの間に袋を付けてさせると、排泄物は、地面に落ちずに袋の中に収まるので、後の処理が便利だし、外出がとても楽になる。 このベルトは、ここの女性の訓練士さんが、考え出したものだという。 そのつけ方から、教えてもらって、早速実践である。 私の周りをグルグル回らせながら、おしっこしなさいとか、ウンチしなさいという命令を出す。 オードリーは、歩きながらそのうちに、ポーズをとる。 その時私はほめなくてはならないのである。 初めは、そのポーズをしたかどうかがわからなかった。 リードから伝わってくるオードリーの動きや、そっとオードリーを触ってみると、そのポーズがわかるので、その瞬間に誉めるわけである。 袋に収まったものを袋の上から初めて触った感触は、生ぬるい、「ウヒャー!」なんか、ゾクッとした。 ウーム、これが、ずーっと毎日続くのかぁ! と、気持ちが落ち込む。 もう、訓練を止めて帰ろうかなとも思ったりしたが、ユーザーは皆、これをやっているのだ、私も負けてなるものかと自身を励ましたのである。 生まれて初めて、犬のおしっこをビニールの上から触れた私であった。 これも、三日目になると、なんとも感じなくなり、今では、排泄してくれた後のこの感触を楽しんでいる。 愛してしまえば、そんな事まで、愛しくなってくるものである。 |
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