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石黒謙吾著,「盲導犬ジョナと登った3000m」を読んだ。 今年の3月に発行された本である。 富士登山、日本縦断マラソン、百観音巡り・・。その後の主人の人生をバラ色に変えた盲導犬の物語である。 と書かれてある。
この御主人は、私がオードリーとの共同訓練中、訓練センターで、毎日その周辺を走っていられた方である。
訓練中、階段の下りの最後が、分からず落ち込んでいた私に、「失敗はいっぱいした方が良い、ここは訓練しさんがいらっしゃるから、今の内に色んな失敗をして教えてもらった方が良いよ」と言って励まして下さった方である。
昼食を一緒にした事もある。 70キロ走って来たとか、20キロ走ったとか話されていた。
私は、70キロも走るなんて、何だかもう別世界のような気がして、すごいなあと思っていた。 そして、半年後に、日本縦断マラソンに挑戦されたのである。
本当に優しい方であった。
富士山にも、登っていられたんだわと、この本を読んで初めて知った。 何よりも夢への実現に向けて、一歩一歩着実に進めて行かれるパワーに感激した。
やはり盲導犬は、視覚障害者の目となるだけではなく、気持ちを前向きに、そして幸せをいっぱい連れて来る。
盲導犬、そしてそれを取り巻く多くの方々、そして社会の暖かさをしみじみ思う。 一気に読んでしまった。
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