旅行大好きな、新米ライター望月が、
実際に食べた「駅弁」と、実際に出かけた「小さな旅」を紹介します。
お出かけの時の参考になれば(?)幸いです。




2004年2月21日(土曜)



「たまには、ふらっと旅に…」という気持ちに駆られませんか?
望月は、手帳とにらめっこして「OK!」なら、
すぐ荷物をまとめて、カバン1つで出発。
先日も気づけば、新幹線「あさま」号の人になっていました。
駅弁は、JR長野新幹線・佐久平駅を紹介しましょう。



佐久平は、97年の長野新幹線開業と一緒に出来た駅。
昔の信越本線では、小諸駅に相当する駅です。
東京からは、あっという間の1時間20分で到着します。



佐久平駅では、高原列車として有名なJR小海線と接続。
小海・野辺山方面へのアクセスも可能です。
時速260キロで走る新幹線を、可愛い2両のディーゼルカーが、
高架で跨いでいく様子は、ちょっとヘンな感じ。



佐久平駅では、元々小諸駅の業者だった「ひしや弁当店」が、
朝8時から〜夜8時まで、改札内で販売。
去年2月にご紹介した、上田駅と同じ駅弁屋さんですね。



佐久平イチ押し駅弁は、
駅開業と一緒に生まれた「佐久平物語 コスモス浪漫」(1000円)。
先ごろ、日経新聞でも取り上げられたそうですよ。



気になる中味は、信州の味覚満載!
佐久の「鯉」をメインに、多すぎず少なすぎず、品目も多くて、
常に「飽きさせない」お弁当です。
去年、「真田御膳」でも感じましたが、「ひしや…」さんの主力駅弁は、
この辺りの、微妙なバランスがいいと思います。
「美味さ」と「上手さ」を兼ね備えている感じでしょうか。
(ま、比べてみると、重複する中味も、結構多いんですが…)



続いては山菜たっぷり、軽くいける「藤村の一膳めし」(900円)。
明治32年、28歳の春、教師として小諸に赴任した島崎藤村が、
この地で「作家」としての志を固め、作品を世に送り出したことに、
ちなんだお弁当なんだとか…。
小諸時代から販売されていた、歴史ある一品です。



こちらの「栗おこわ弁当」(800円)は、少々単調な味わい。
肉類は一切無く、“ヘルシーな”お弁当としておきましょう。

長野新幹線の開業から、早くも7年。
佐久平駅前には、大型店も出来て、新しい街が動いていました。
東京から80分の距離は、もはや通勤圏内という声も…。
実際、お隣・軽井沢には、移り住んでいる人も増えているようです。

■旅のワンポイント〜藤村の街・小諸&信州の鎌倉・別所温泉



佐久平駅から小海線で15分、小諸へやって来ました。
昔の信越本線・軽井沢〜篠ノ井間は、第3セクターの
「しなの鉄道」として、経営奮闘中。
ここでは、JRでは無くなってしまった急行型の電車が、
今なお、現役で活躍しています。



小諸へ来たら、訪れておきたいのが、小諸城址「懐古園」。
小諸城は、周りより低い場所に建てられた「穴城」が特徴。
画像の「三の門」は、重要文化財に指定されています。
通常、散策には300円が必要ですが、休園日となる、
冬場の毎週水曜日は、無料で散策できます。



北国街道沿いの「小諸旧本陣」(無料)も、渋い建物。
しなの鉄道の線路から、すぐ見えるところにあります。
今のところ、中の見学は出来ません。



「懐古園」などをぶらぶらと歩いた後は、脇の坂道を下って、
島崎藤村ゆかりの宿「中棚荘」へ足を伸ばしてみましょう。
小諸駅からは、歩いて15分ほど。

http://www.komoro.co.jp/

ここでは、1000円で日帰り入浴を、楽しむことが出来ます。



脱衣所から一続きになった浴槽に浮かんでいるのは、リンゴ。
10〜4月までは「初恋りんご風呂」が、名物になっています。
千曲川を望んで、リンゴの香りに包まれたお風呂も悪くありません。
雰囲気を楽しむ分には問題なし。女性には受けるでしょう。

源泉は、飲泉も出来る良質なお湯なんですが、
お風呂はバッチリ塩素で、お湯好きの方には、かなり不満。
どうしても、やや硫黄臭のする37度のお湯を味わいたければ、
露天の一番奥の浴槽で、飛沫を浴びながら入るのがお薦めです。
ただ、この浴槽にも、塩素湯が流れ込んできてしまいます。
目の前で塩素まみれになるのを見ると、哀しくなってしまうかも…。



さて、今度は「しなの鉄道」で小諸から上田へ移動。
さらに上田交通別所線に乗り換え、1年ぶりの別所温泉へ。
別所線の電車は、上田駅を出るとすぐ、千曲川の鉄橋を渡ります。



去年2月には、ご紹介できなかった共同浴場「大湯」です。
木曽義仲ゆかりの「葵の湯」として有名で、150円で入浴可。
飲泉も出来る、アルカリ性の単純硫黄泉です。



少し緑がかったお湯は、ついつい長湯したくなる良質なお湯。
多少循環させているようですが、成分を出来るだけ損なわないよう
配慮が感じられ、新鮮な源泉も常に注がれているのは好感でした。
「大湯」には、小さいながら露天風呂もあります。



「信州の鎌倉」という呼び声に恥じない、味わいのある湯の町。
今年は、去年と比べて、雪も少なめなんだとか。
この別所温泉で、私がお気に入りの宿は、「上松屋」さんです。

http://www.uematsuya.com/

何といっても「1人旅大歓迎!」で、リーズナブルなのが嬉しいです。
また、のんびりさせていただきますョ!

たまには、ちょっと時間を作って「ふらっと1人旅」。
次回は、もっとのんびり、各駅停車で来ようかな(?!)とも思いながら、
帰りの「あさま」号に、乗り込んだのでありました。


2004年2月15日(日曜)



予告通り、今回はJR紀勢本線・紀伊勝浦駅の駅弁です。
名古屋から、特急「南紀」号で3時間20分あまり。
新大阪から、特急「オーシャンアロー」号でも、3時間半。
各駅停車で乗り継いだら…、下手すると1日がかり(?!)
国鉄時代には、東京からの寝台特急もありましたが、
今となっては、ご記憶の方も少ないことでしょう。



改札のある駅2階は、きっぷ売場・待合スペースのみ。
売店は、改札口から真っ直ぐ進み、階段を下りた「1階」です。
紀伊勝浦は、ローカル線では珍しく、2社競合の駅。
新宮でご紹介した「丸新」さんが、左側の店舗。
右側は、紀伊勝浦のみで販売の「川柳(せんりゅう)」さんです。
今回は「川柳」さんの駅弁を、紹介します。



望月イチ押しは「鮪素停育(マグロステーキ)」(1030円)。
初めて勝浦へ来たのなら、迷わず指名したい逸品です。



マグロの町・勝浦を象徴する駅弁は、食べ応えも十分。
甘口のたれで絡めたマグロをかみ締めて、
味わいを、心ゆくまで堪能してください。



こちらは、お土産としても使える「さんま姿寿司」(600円)。
価格も手ごろで、口当たりもよく、小腹が空いたときでも、
ペロッといただけます。
丸新さんの「さんま鮨」と食べ比べてみるのも、悪くないかも!?



紀伊勝浦からの“長い”帰り道、風光明媚な景色と駅弁で、
胃も心も満たしていくのが、お薦め!
なお、営業時間は、朝8時ごろから事実上、売り切れるまで…。
「あんまり遅く来ると、多分やってないョ!」ということでした。
ま、普段の日なら、午後イチぐらいまでにどうぞ。
(画像は、今も紀勢本線の主力、元祖振子電車・381系を使用した、
特急「スーパーくろしお」号)

■旅のワンポイント〜やわらかい硫黄のお湯が湧く港町・南紀勝浦



勝浦は、マグロの町と同時に「湯の町」でもあります。
海辺には、巨大なホテルも立ち並んでいますが、
望月が好きなのは、小さな共同浴場めぐり。
地元の生活に溶け込んだ、温泉文化をじっくり味わいたいものです。



勝浦温泉を代表する共同浴場「はまゆ」(大人320円、13〜22時)。
紀伊勝浦駅からは、港〜造船所を横目に、
潮の香りを感じながら歩いて、15分程みておきましょう。



ちょっと深めの浴槽に、43度の源泉がそのまま注がれた、掛け流し。
硫黄の香りが軽くして、爽快感があるお湯です。
この時期は、絶妙の湯加減ですよ。



お湯好きの方なら、紀伊勝浦駅から「太地町&潮岬」行バスで10分。
「湯川温泉」にも、足を伸ばしておきたいところです。
汽水湖(海と繋がり、淡水と海水が混じった湖)の「ゆかし潟」では、
水鳥たちが越冬していました。



「湯川温泉」の代表は、国道42号線沿いにある「きよもん湯」(500円)。
湯川温泉の中心にある宿の多くは、ここの源泉から供給を受けています。
“流しっ放し”とは、まあ、上手く作った表現だと思いますが、
「加温したお湯を再利用しないで流している」と解釈してください。
源泉温度が40度で、ちょっと低めなので、少し加温しているようです。
私は近くの宿、「南紀荘」でお湯を味わいましたが、
ほんのり硫黄臭、ph8.2のやわらかいお湯は、やみ付きになりそうです。



「ゆかし潟」をぐるっと歩いて、奥まったところにある、
共同浴場兼民宿が「ゆりの山温泉」(300円)。
「ゆかし潟」は、1周しても1時間ほどなので、
入浴後の散策にはピッタリです。



ここのお湯は「凄い」!
源泉から「ゴボッ、ゴボッ」と湧き出す、38度のお湯が、
手付かずのまま湯船に注がれて、ダイナミックに溢れまくっています。
若干ぬるめですが、1時間入っていても飽きることはありません。
あまりの気持ちよさに、私は乗る予定だったバスを逃すほどでした。
もちろん、ここのお湯も、軽く硫黄臭がします。



いわゆる「カラン」と呼ばれる洗い場のお湯は、なんと「蛇口」なし!
新鮮な源泉が、ふんだんに使われているんですね。
これぞ大地の力、本物の温泉でしょう。

高速なし、新幹線なし、一番近い空港まで、特急で1時間以上。
地元の方曰く「日本で最も行きにくい場所」。
でも、“不便さ”ゆえに味わえる「大自然」と「鄙びた風景」は、
南紀ならではの「最高の魅力」!
自然に生かされている、ちっぽけな自分を再確認できますよ。




2004年2月8日(日曜)

なんだかんだと、寒〜い冬!
少しでも暖かい所へということで、南紀へ出かけました。
今回は、JR紀勢本線・新宮駅の駅弁をご紹介します。



木材の集積地として発展した、県境の街・和歌山県新宮市。
熊野川を渡ると、お隣・三重県です。
JR新宮駅も、東海と西日本の境界駅となっています。
紀勢本線は、西日本エリアの和歌山〜新宮までが、電化区間。
東海エリアの亀山〜新宮間は、非電化のままです。



新宮駅を中心に、熊野市・紀伊勝浦で駅弁を販売する
「丸新」さんの売店は、改札口のある1番のりば。
改札外にある待合室とつながったタイプの売店です。
かつて夜行列車があったころは、朝5時から営業していましたが、
今は始発列車に合わせて、朝6時ごろからの営業です。



売店にも紹介されている新宮名物は「さんま鮨」(630円)。
秋の味覚としておなじみ、脂たっぷりの「さんま」ですが、
熊野灘まで「さんま」が下ってくるのは、12月ごろ。
脂が適度に落ちて、鮨ねたにも、丁度よくなるそうです。
とても、口当たりのいいお鮨ですよ。



も1つ名物は、「めはり寿し」(630円)。
めはり…、魚じゃありません、高菜を使ったお寿司です。
農作業の合間に、2つ3つでお腹がいっぱいになるよう、
大きく口を開いて、目も見張らなければ、食べられない。
そこから「めはり寿し」という名前が付いたそうです。
ちょっと、味わいは単調かも…。



こちらは駅弁大会でも、おなじみの「南紀くじら弁当」(1300円)。
捕鯨で有名な太地町は、新宮からも、そう遠くないエリア。
鯨を食べるのも、1つの日本文化ですね。
給食などで食べた世代には、懐かしい(!?)

まだまだ、美味しい駅弁のある新宮駅。
今回、カバーできなかったエリアと合わせて、
改めてご紹介したいと思います。

■旅のワンポイント〜日本三名瀑・那智の滝を歩く



オーシャンブルーの太平洋を左手に見ながら、
新宮から、揺られること15分あまり。
列車は、紀伊勝浦駅に到着します。



日光の華厳、茨城の袋田と合わせて、日本三名瀑の1つ、
「那智の滝」へは、ここから熊野交通バスで25分ほどです。
※「熊野交通」ホームページ〜バスの時刻表はこちら!

http://www.kumakou.co.jp/



熊野那智大社へは、バス停から石段を上ること467段。
ひんやりした空気で冷えた体も、すっかり温まってしまいます。



「熊野大社」が、3つあることは、ご存知ですか?
本宮大社、新宮市内の速玉大社、今回の「那智大社」の3つ。
それぞれ神様は違いますが、うまいこと調整されているんだとか。
一緒にお寺があるのも特徴で、神仏習合の典型でもあります。



「日本一のおみくじ」なるものがありました。
人間1人を、抱きかかえるようにして、中の棒を取り出します。
なお、引いた後にいただく「みくじ」は、普通のものです。
参考までに、一緒にリュックを置いて、大きさを比較…。



熊野那智大社、随一の絶景スポットがココ!
三重塔&那智の滝のツーショットは、圧巻です。
那智へ来たら、この1枚は、撮っておきましょう。
(写真をクリックすると大きくなりますよ)



山を下りて、滝つぼへ向かいます。
落差133メートルの滝を下から見上げると、こんな感じです。
日本三名瀑の中でも、最大の落差を誇る、まさに日本一の滝!
この滝自体も、那智大社・別宮の「御神体」ということで、
滝つぼ近くへ入るときには、300円を納めます。

次回は、紀伊勝浦の駅弁と勝浦の名湯を、ご紹介します。


2004年2月1日(日曜)

今回は、私の故郷、最もなじみのある駅弁!
JR東海道本線・富士駅の駅弁をご紹介します。



甲府へ身延線が分岐する富士は、東京からだいたい150キロ。
特急「東海」号で1時間50分、普通列車でも2時間半です。



富士駅の駅弁売場は、身延線ホームの1・2番線。
「富陽軒」の立食いそば店で、販売しています。
静岡〜甲府間を結ぶ、特急「ふじかわ」号なら、
進行方向が変わる2〜3分の停車時間で、十分買えるでしょう。
以前は、東海道本線のホームにも売店がありましたが、
駅のバリアフリー化工事の際に、なくなってしまいました。



名物駅弁は、JR東海・社長賞も受賞した「竹取物語」(950円)。
富士市内にかぐや姫伝説を持つ「竹取塚」があることに由来します。
88年の新幹線・新富士駅開業を記念して誕生し、
今や、駅弁大会でもおなじみの駅弁になりました。
去年秋、鶏肉から鯛にリニューアルし、竹の子も増えてグレードアップ。
駿河湾の桜えびものった、ゆで落花生ご飯は、なかなかの美味!
竹篭は小物入れとして、食べた後も使えますよ。



こちらは、中国浙江省(せっこうしょう)原産の肉豚を使った、
「金華豚(きんかとん)弁当」(880円)。
静岡県と浙江省が、友好都市提携を結んでいることを記念した弁当です。



中味は、味わいのある焼豚を使った珍しい中華風のおこわ。
なかなか、食べごたえがありますよ。
ザーサイでアクセントをつけながら、食べていくのがいいですね。



「三島宿うなぎ横丁」(1000円)は、加熱式のうなぎご飯。
静岡といえば、浜名湖のうなぎですが、
箱根から下った三島も、隠れたうなぎの名所なんです。



肉厚うなぎ、加熱装置付きで、1000円は、
うなぎ駅弁の相場からすると、少々おトクかも。
新幹線には「三島駅」もありますが、駅弁業者が違うのでご注意!

多分にもれず、メインの販売駅は、新幹線が停まる新富士駅。
通常、富士駅では「竹取物語」「幕の内弁当」などを販売しています。
確実に入手したい場合は、新富士駅のホーム売場(6:30〜20:00)がお薦め。
在来線の富士駅から新富士駅までは、バスで5分程度ですが、
バスが1時間おきと、あまり使えないので、移動は計画的に…。

実は私の初駅弁は、急行「東海」号に揺られて食べた、
富陽軒の「牛弁当」でした。
私が通っていた高校の学校食堂も、こちらの富陽軒。
高校を卒業してから10年。
急行「東海」は特急になり、「牛弁当」も新商品に代わられましたが、、
富士が、私の原点の地であることは、間違いないでしょう。

先日の、京王の駅弁大会でも、よく売れていた「富陽軒」のお弁当。
今回、ご紹介できなかった駅弁は、新富士駅の売場紹介と一緒に改めて…。


■旅のワンポイント〜お薦め!「富士山」撮影スポット

日本最高峰「富士山」。
地元に住んでいると、飽きるほど見られますが、
故郷を長く離れていると、改めてその素晴らしさに気づくものです。
様々な富士山の中でも、3776メートルの剣ヶ峰を、
センターにシンメトリーな美を追求したければ、
富士宮側の南西斜面から、撮影することをお薦めします。



JR東海道新幹線・新富士駅、1番線(東京方面)からの富士山。
正月の帰省Uターンの際に、撮ってみました。
朝7時ごろなので、朝日が差し込んで赤くなっています。



道の駅「富士川楽座」近くから、東名高速道路と富士山。
手前を流れるのは、日本三大急流の1つ、富士川です。
道の駅は、東名高速道路の富士川SAと同じ場所。
鉄道では、JR東海道本線・富士川駅が最寄駅です。



最近は、焼そばの街として有名な富士宮市の
「富士山本宮浅間大社」境内からの富士山。
富士山をご神体とする、全国の浅間大社総本社です。
JR身延線・富士宮駅から歩いて15分。



JR身延線、西富士宮〜沼久保間の車窓から。
西富士宮駅を出て数分、鉄橋を渡って上り坂に差しかかると、
進行方向左手に見えてきます。眼下に富士宮市街を一望。
身延線で、最も美しい車窓です。



私が通学に使っていた、JR沼久保駅からの富士山も、
個人的には思い入れがありますね。
(画像をクリックすると大きな画像が…)
電車は2時間に1本程度ですが、ひなびた風情だけはたっぷり!
電車と合わせて1枚どうぞ。



今度は、富士宮駅から富士急静岡バスに揺られて、白糸の滝へ。
白糸の滝へは、毎時10・40分の30分おきに運行(600円)。
滝周辺の観光は苦しいようですが、ひなびた雰囲気をウリに、
頑張って欲しいものです。
今回は滝から、6キロ足を伸ばし、絶景の富士山を求めて歩きます。



いいでしょう、逆さ富士!(画像をクリックすると大きな画像が…)
朝霧高原の近く、「田貫湖」からの富士山です。
この日は、湖面が氷結。氷の上に映えた逆さ富士でした。
4月と8月の20日ごろは、富士山頂から朝日が昇り、
「ダイヤモンド富士」として、より美しい富士山が見られます。
オンシーズンには直通バスもありますが、オフにバスで行く場合は、
富士宮駅バス2番のりばから「猪之頭」行で「田貫湖入口」下車(770円)。
歩いて20分ほど。
(以前キムタク&常盤貴子さんのドラマでも、ロケ地になっていました)

今回は、富士山の南西斜面にこだわって、撮影してみましたが、
他にも撮影スポットは、いっぱい!
皆さんも、こだわりの「富士山」を、どうぞ見つけてください。