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今回は東京駅から快速電車で40分。千葉駅の駅弁です。

千葉駅は房総半島の玄関口。内房・外房・銚子・
成田各方面に列車が出ていきます。

駅弁売場は、改札口の中に2ヶ所。また各ホームにもあります。

千葉駅は駅弁の種類が豊富です。どの駅弁も
「房総の香り」がしてきます。
左が「菜の花弁当」(490円)、右上「やきはま弁当」(840円)、
右下「はまぐり丼」(980円)。

これが「菜の花弁当」です。そぼろご飯に小さい
はまぐりが乗っています。
これを先割れスプーンで食べるようになっています。
甘めの味付けでお子様にもOKです。

昭和15年から販売されている「やきはま弁当」。
量も多すぎず、味付けご飯がいいです。
今回の中では、このお弁当が一番美味しく感じました。
長年支持されているのも納得です。

こちらは「はまぐり丼」。陶器に入った本格派。
大きいはまぐりが特徴的です。
持ち帰って家のレンジで温めても美味しく食べられます。
千葉駅の駅弁は「量より質」がキーワードといったところでしょうか。
シンプルな構成で、量もそんなに多くないので、しっかり
食べきることが出来ます。駅弁にしては価格も抑えられており、
好感が持てますね。館山や鴨川方面へ電車で出かけるときには、
千葉駅で駅弁を買ってから電車に乗り込むと旅情を誘いますよ。
(千葉始発の列車は、結構ボックスシートが付いていますから安心です。)
■旅のワンポイント〜「隠れ」駅弁の存在
千葉駅の駅弁は「万葉軒」という業者が作っています。
万葉軒のお弁当、実はこんなところでも食べられます。

行き交うマリーンズファン…、そう!千葉マリンスタジアムです。
ここの名物は…?

もちろん「ジョニ―黒木弁当」(右)に
「小坂誠(こさか・まこと)弁当」(左)ですね。

噂の「ジョニ―黒木弁当」。紐を引っ張ると湯気が出てきて
「あっつあつ」のお弁当に。黒木投手の肩の回復が待たれます。

「小坂弁当」は、小坂選手の故郷である東北のお米が
使われた家庭的なお弁当です。
この他の球場では、横浜スタジアム・崎陽軒の
「シウマイ弁当」が有名ですね。
横浜駅の駅弁も秀逸なものが多いので、
「駅弁膝栗毛」ではまた日を改めてご紹介したいと思います。

中央左に立つのが西武ライオンズの“策士”「伊原監督」。
バッターボックスは「松井稼頭央選手」です。
(ちょっと小さかった…。)
千葉マリンスタジアムを訪れたホントの理由は、
パリーグ胴上げ試合を皆さんにお伝えするため
だったんですが…。この日(9/20・金)、西武ライオンズは
敗れて「胴上げ」はなりませんでした。
伊原監督の「策士」ぶりは、投手・野手の表情から仕草、
何と審判にまで及ぶといいます。
望月は、あの有名な87年の日本シリーズ「西武×巨人・第6戦」の
「西武・辻選手のホームイン」以来、15年の大ファンです。
最近は西武ドームでも敢えて3塁側に陣取って、
伊原監督の視点で観戦するのが結構面白いですね。
今年は、ファンの立場からも「納得」の優勝です。

「そごう」で「ライオンズ優勝セール」。こんな日がやってくるとは、
思いもよりませんでした。(写真は千葉そごう)

バーゲン品の周りには、もの凄い人だかりが出来ていました。
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