ここは、田中康夫・長野県政を監視するためのウェッブ・サイトです。(2000年12月8日開設)
 当サイトはリンクフリーです。Yahoo-JAPANからは登録を拒否されましたが、リンクの許諾を私に求める必要はありません

公約は公約として忘れるべからず

 次の更新こそは、せいぜいSPA&PBのバスツアーがあるくらいで、たいしたネタは無いなと油断していたら、週刊マンセー現代が、小沢一郎との対談を組んでいる。おまけにK嬢のラジオ出演まで聴かなきゃならない。

※ 水曜日の勝谷氏の日記から捕鯨に関して。長野県政には関係ないので、物置に書きました。ぜひ読んで下さい。

※ CX、検証川辺川ダム計画 先週の深夜番組から。
 吉野川の早明浦ダムが予定放水量2.000トンを越える3.500トンの放水をやっちまって、下流の護岸が決壊しかけた時のフィルムが残っている。結構、恐ろしい。
 で、笑っちゃうのは、現地事務所が一度インタビューに答えて、その時の異常放水が原因で被害を出したと認めながら、あとになってわざわざ局にやって来て、「そうじゃなかった」と言い逃れる。
 川辺川ダムというのは、無駄なダムの象徴みたいなもので、こんな馬鹿なダム計画に執着するから、日本全国のダムが要らないなんて暴論がまかり通るんですよ。
 番組のラスト近くに康夫ちゃんさえ出さなければ良い番組だったのに。

※ 1時半 合同庁舎内を回り職員を激励。机上のパソコンの待機画面に、自身が多用する「クリエーティブ・コンフリクト(創造的論議)」の文字が流れているのを見つけ「おーっ、こういうのは初めて見た」。信毎

 もうとうに忘れていたってことだろう。ところでこの職員は、わざと康夫ちゃんの目に付くようにやったんだと思うね。口先だけの知事さんに諫言するつもりだったと思はれ。

※ 県 特別交付税上乗せ 元職員が助役・収入役の町村に

 信毎のスクープだったんでしょうか。これに関して、拙いなと思ったのは、康夫ちゃんは、記事が出るまで知らなかったと言っているんですよね。仮に、こういう記事が出る時でも、記者は裏取りで、県庁のそこそこの役職に接触しますから、部局長レベルでは、当然、「こういう記事が出るらしい」という認識はある。それを事前に知事の耳に入れないという風通しの悪さは改善して欲しいですね。
 ただこういうことって、何処の自治体でも有形無形にやっているんだろうな。

 で、「知らなかった」ということに戻るけども、これは記者に対して自慢できるようなことじゃない。記者に対して、あたかも役人がまたこそこそ隠し事していたと隠喩すべき類のことでもない。こういう所に、そろそろ1年経つのに、未だに県庁の幹部クラスとの間に信頼関係が出来ていないことを窺わせる。「俺は初耳だった」とまず自身の身の潔白を述べて開き直る前に、どうして自分に情報が上がらないか? ということを自省して欲しいですね。今回はたまたま、不祥事に関する問題だったけれども、それ以外で、本来なら知事が知っておくべきことが、耳に届いていないということを意味するわけですから。いつまでもこうやって、部下との対立を煽るような態度を示すのは改めるべきことです。
 (と、書いたけれど、本件に関しては、次回に訂正。この件は、白バラ・サイトが報じているように、康夫ちゃん自身のリークによる自作自演劇だと思う)

※ 週刊プレイボーイ&週刊SPA「大川興業バス・ツアー」

 供に、前後編で、来週、後編が掲載されるそうです。両誌ともご熱心なことで。
 プレイボーイの方は読む必要はありません。つまらない。
 下記の辺りだけ。
 車座集会にてカモシカ「ヤッシー」を連れて(康夫ちゃん)登場。高野連が詫び状を送ってきたことをして、
「沖縄の長い伝統のエイサーの衣装がまかりならなかったのに、その時の対応に比べるとずいぶん近代化したなと。長野県と同じように変わりつつある高野連。ところがスポーツ新聞2紙の現場を知らない人が『こんなことやらしといていいのか』って書く。遅れてるね、新聞社って。だから脱記者クラブ宣言を出したんですよ」

 私がその場にいたら、「あんたは民族衣装と、たかが選挙マスコットを同列に扱うのか?」と厳しく突っ込むね。たかが選挙道具と、民族衣装を同列に扱うのは、沖縄県民に対して失礼だろう。私が沖縄県民なら、県民の声ホットラインに、抗議のメールを入れるね。「お前さんの選挙道具と一緒に扱われるのは迷惑だ」と。もし、ここを読んでいる沖縄県民、もしくは沖縄出身者がいたら、ぜひ県民の声ホットラインに抗議して欲しい。
 「スポーツ新聞2紙の現場を知らない人」ってのもキモいよね。ここでの「現場」は、それに続く脱記者クラブの下りから、明らかに甲子園のその日、その時の「現場」ではなく、慣用句としての「現場」という意味なんだが、俺は現場を知っているが、俺の悪口を書く奴は現場を知らん奴だと扱き下ろしているんだから、結構傲岸不遜なお方ですな。
 それに、些細なことだが、甲子園は8月、脱記者クラブ宣言はいつのことよ?

 SPAの方は、カラーで写真もふんだんにあり楽しめます。
 記事中には、ダムへの理解を示す参加者もいたようなことも書かれているけれど、基本的には、田中康夫マンセー軍団だったらしく、顔と実名を誌面に出した人々はそんな連中ばかり。

※ その最終ページのコラム 国籍に関係なく、長野県に暮らし、税金を納める市民は我が仲間だよ
 全編これ、ポルトガル語学校へ金を出すことを自画自賛。今号は読む必要なし。結構なことですな。長野県にはお金があって。そんなことより、イタリアでのエコ・ツーリズムの自慢話とか読みたいが。
 ところで、先週号のコラムの写真は、ダチョウなんですが、あれはどういう意味なんでしょう。ダチョウ商法と言えば、日本では、知る人ぞ知るマルチ商法として深く静かに潜航している代物ですが、康夫ちゃん、長野でダチョウ・マルチの肩を担ぐつもりでしょうか?

※ 副知事問題
 以下、ホットライン監視サイトより、康夫ちゃんの回答。

質問1について 県内、県外を問わず、各界各層の方々とお会いし懇談する。あるいは、県民益の実現にとってヒントとなる様々な提言を拝見する。このような日々の営為の中で、私はご指摘のような努力をして参りましたし、今後もして参るつもりです。

質問2について 地方自治法第161条第1項は、副知事を置くことを原則とし、置く意思がない場合は条例を定めることとなっております。 従いまして、置く意思はあるが、適任者が見つからず一時的に当分の間、副知事を置かない場合は、この条文に違反しているものではありません。

 とにかく、田中康夫的には、死んでも公募の件には、触れない。それは無かったことにするという方針を徹底したいわけだ。公約ってのは便利だよね。何しろ、その実現に向けて「努力している」という口から出任せを繰り返しておけば、別に賞味期限が切れるわけでもないからね。

 そんなわけで、こういう人には、再質問です。
1.公募の件に関して回答してください。
2.副知事の公募は、貴方の公約でした。
3.本件に関して、貴方が明確な発言をしたことは一度も無い。努力しているとかの発言は聞き飽きました。公募というのは、コストも熟慮も時間も必要ない。まず公募するという単純な作業に手を付けるべきです。それが出来ない理由を説明してください。

 康夫ちゃんも、少しは人の言うことを聞く気になって、県庁からの選抜という形で一人置くようですが、きっと今の土木部長みたいに、定年間際のイエスマンでも選ぶんでしょう。それはそれとして、副知事は二人置く。一人は公募というのは公約だったのですから、きっちり、「あんたは公約一つ守れない政治家だ」ということをアピールし続けましょう。

 【28日】 夜の地元住民との車座集会では、一時は任期中に置かない、とするなど方針が二転三転する副知事問題に関し「副知事を置いていない状況は自分としてもいいとは思っていない」と述べ、副知事選任へ前向きな意向を示す。現地泊 産経

 副知事がいないのは、まるで誰か他人のせいのような口振り。こういう所って、彼の言論の詐欺師としての面目躍如だと思う。

※ 対談・ブタも煽てりゃ木に登る。あ、いや「独占スクープ。全国民必読。小沢一郎が田中康夫と大激論80分 日本再生計画」 週刊現代09/08号
 だからさ、週刊現代よ、巨泉の選挙応援の時もそうだったが、その自分たちがセッティングしたただの対談を、「独占スクープ!」なんて銘打つのは止めなさいって。独占でも無ければスクープでも無いだろう。
 それにまたしても、「大激論」なんてありもしないことを書く。更に言えば、「日本再生計画」とあるが、「小泉は駄目だ」だけで、再生計画なんつう、論は何もないぞ。このタイトル、頭から尻尾まで全部、嘘。嘘だらけ。

 それにしても、小沢一郎も落ちたね。小沢の威光を借りる田中康夫に、田中康夫の人気に縋る小沢一郎。

 以下、どうでもいいが突っ込み所に関して。

「仮に倒産する企業が9月にいくつか続き、自殺する方も出てくれば、新聞やテレビはワーッと報じますよ。『そして小泉首相の構造改革のせいだ』となるのです」
 そうはならないと思うね。今の時点で、そういう論調を張っているメディアが実はいくつかあるんだが、それは誰かと言えば、勝谷さんが影響力を持つ康夫マンセーで知られる日刊ゲンダイだったり、週刊現代だったりする。不況になったら、それは小泉のせいだ、と主張しかねないのは、実は田中康夫自身なんだよね。

「田中真紀子外相と電話で話す機会を得て、『…‥足をすくわれないように、何か仰る前には是非、私に相談して下さい』と携帯電話の番号を教えても、そこでおわっちゃうわけですよ。新参者の田中康夫ごときにアドバイスしてもらうなんて、と思っているのかも知れないね」

 アホだね、この人。自分以上に失言が多いことで知られる田中康夫に、一体どこのアホがアドバイスを求めようと言うの?
 そんなわけで康夫ちゃん、私、大石英司のピッチの番号を教えても良いから、何か仰る前には是非、私に相談して下さい。とアドバイスして差し上げよう。

「小沢さんの著書『日本改造計画』から8年、しなやかな自己責任の下での信念と行動力の重要さを、市民も自覚しつつありますって」 と、小沢一郎をヨイショ。

 2チャンでも突っ込まれていたけれど、おいらも突っ込もう。8年前、この、ちょっと独裁的且つウヨ本(と世間では受け止められた)が出た時に、田中康夫がどう扱き下ろしていたかを、今一度、この健忘症の知事さんに思い出して欲しいと思う。たとえば、この中で触れられていた小沢の「普通の国」論に関して、あんたがどう言っていたか? 過去の言説を隠して、こんな詐欺師然とした態度を取るのは頂けないね。

※ K嬢サイトより
 5月21日の方は、某・都知事に対する「カワード」発言などで物議をかもしたが、最近音声で聞いて、そのユーモア溢れる語り口、説得力のある内容に感服。K嬢日記・日曜より

 デジボのタカハシさんは、このK嬢サイトを、康夫ちゃん後援会の公式サイトに考えていらしたとかで、うんなアホなと私は思ってしまったんですが。
 こういう部分、タカハシさんって、ネットワークをどう回すかということに関して、ちょっと常識が無いというか、センスに欠ける部分があると思う。
 面白く読めて人気があるということと、そこに書かれていることが支持されているかどうかというのは全く別な話で、K嬢には、そんな大役を引き受けるセンスはありません。もしこんな所を後援会の公式サイトなんかにしたら、袋叩きに遭った後に忘れ去られるだけですよ。
 たとえば、この五月の石原都知事に対するカワード発言は、テレビ等でも流れたけれど、ユーモア溢れるとか、「説得力のある内容に感服」なんていうレベルの代物ではなかった。ちょっと檜舞台に上がった悪ガキが言いたい放題で口を滑らすという次元を越えるものではなかった。都知事に対してだけではなく、千葉県知事に対しての発言もこの時のものです。
 この人たちの論法は、全く判で押したように、全ての失言は「ユーモア」にすり替わる。それじゃ、政治じゃなく新興宗教、信仰の世界じゃないですか。バカも休み休み言いなさい。
 今朝書かれた副知事の問題にしても、他県での不祥事をして副知事を置かないことの理由にされちゃ適わないし、庁内で不祥事が相次いだことを言うので有れば、そういう庁内を引き締めるためにも副知事は必要なのであって、この人の場合は、この副知事を巡る状況全てが、副知事を置かなくても構わないことの弁解にしかなっていない。それが公約であったという論点がすっぽり抜け落ちている。

 所で、おもしろラジオ・ジャパンのK嬢番組、月曜日から木曜日まで。CM音楽を抜くと、トータル40分ほど、として始まったのですが(バックナンバーとして聴けます。これが結構ハスキーで欲情をそそる良い声なんだ(~_~;)。おいら思わず掲示板に顔を出して、「あんた最高! 次は顔みせてちょ(^○^)」と書き込もうかと思った)、私、週明けから、水曜午後まで、全くアクセスできませんでした。深夜昼間関係なくサーバーが止まっていたように思うんですが、アクセスできた人います? 実は、これをチェックしている木曜午前もサーバーが死んでいます。
 で、番組の内容ですが、うーん、聴く必要があるかどうかは微妙な所だなぁ。別に良いことを言っているという気はしないけれど、この人のメンタリティは解る。憎めない性格ですね。会って話たら、意外と気が合いそう。
 この人の唯一の過ちは、あまたの週刊誌ジャーナリズムが犯した過ちと同じ。それが泥船だということを気付かずに担いでしまったこと。かつ、それに気付いた後も、それを担ぐという選択しか出来ずに、事態を悪い方向へと回す手助けをしていること。
(あと、従前から2チャンで言われていたCCレモンは、やはりこの人であったらしい。月曜の番組の冒頭で、そう取れる発言有り)
 月曜放送分のラスト。少なくとも、北朝鮮発言は、貴方が言っているように、「批判が起こることを前提にした発言」では無い。ああいうのは、世間ではただの「泥縄」というんです。
 K嬢サイトは、2ヶ月で2万ヒットだそうで、単純計算だと、333人が毎日覗いていることになりますね(毎日の更新ではないことを見ると、実数はもう少し多くて、400人と500人の間だと思う)。私、以前、2チャンのアクティブ数というのを計算したことがありますが、そこから流れてくる数字も勘案すると、全く妥当な数字だと思います。私の経験則に基づく推定では、この内の200人は、いわゆる康夫ちゃん支持派の人々ですね。批判的な視点で読んでいる人間は、100人以下。恐らく上を見ても70人前後で、残りの30人は、マスコミ関係者でしょう。
 火曜放送分の康夫ちゃんの人物評はどうでも良し。甲子園応援に関してパーソナリティの「ありゃ、選挙用の道具であって、個人の宣伝だろう」との突っ込みあり。偉いぞ! K嬢弁「可愛いからいいじゃないかとの声もある」。あったにしても、それは間違っていると思うぞ。
 水曜日は、なぜか番組スタッフの紹介なので、これは聴く必要なしと思ったけれど、ここの後半で喋っているプロデューサの台詞が一番面白い。あ、でもパーソナリティの2チャン批判は駄目よ。あれはあれで存在価値があるんですから。それに、プロデューサのK嬢サイトのヨイショは、直前の、編集権が介在しない情報発信という理想に矛盾している。K嬢サイトにはしっかりと本人の編集権が介在しているのですから。
 でもこれって間違いなく全国放送じゃないですか? 何しろ、出力上げなくたって、世界中から聴けるんですから。これからのラジオはインターネット配信でしょう。あとは、その長野ローカルを、どう東京発のマスメディアのラジオに対抗させるかに過ぎない。

※ 以下、白バラ・サイトより
 信頼すべき会員からの情報によると、田中康夫長野県知事は某所にて8月26日午後、9月県議会で不信任案上程の動きが出しだい、直ちに辞職、知事選に再出馬し、県民に信を問うと明言。

 九月県議会がどう展開するかに関しては、いろんな所から、確度の高い、且つ、整合性のある内部情報を貰っております。デリケートな問題なので、議会が終わるまで、そのニュアンスすら明らかにする気はないけれど(ちなみに、なぜ康夫ちゃんが今頃、副知事を選ぶ気になったのかの経緯も詳しく聴いています)もし知事選ということになったら、この秋のタイミングでは、康夫ちゃんが立候補しても、勝ち目は無いでしょう。
 というのは、康夫ちゃんの支持率であるとか、政治スタイルに関係ない所で、有権者の投票性向が左右されるだろうからです。田中康夫知事誕生のキーワードは変革でした。小泉政権もそう。ところが、この不況の加速で、国全体としては、財政出動やむなしのムードに傾きつつある。一方で、IT産業を抱える長野は、公共依存どっぷり型の他の地方に比べればまだましだけれど、目先の景気ということを考えると、変革型の知事は歓迎されない。景気の維持ということを考えると、2月議会で、きっちり起債を増やして、公共事業バラマキ型の政治をやってくれる知事の方が良いという判断になるでしょうから、康夫ちゃんの人気に関係ない所で、有権者の投票性向が左右されることになる。
 もし、対立候補が、今は財政出動の時で、県予算を緊縮型にするのは間近っていると主張した場合、康夫ちゃんはどう答えるのか? 半年前なら、「構造改革だ、変革だ」という康夫ちゃん的なスタンスも有権者に通じたけれど、今はもうそういう余裕が有権者に消えつつある。
 私自身も、実はここ数日で、財政出動やむなしと、判断しつつありまして、その理由は、今後の景気の下降状況等を睨んでのことなのですが(長尚先生のサイトもぜひ読んで下さい。財政出動に関する論説があります)、康夫ちゃんも、その辺りのことを考えて欲しいと思います。
 長野県が今抱えている赤字をどうするのかというのは、確かに大きい問題で、この上、借金というのは、辛いところだけれど、瀕死の状態で輸血もなく手術を継続するというのは、これはこれで無茶なことです。
 来年度予算をまた緊縮型で行くのかどうか、真剣にグランドデザインを考えるべき時期でしょう。特別顧問だの表現道場だの、些末なことで議会と対立している状況ではない。



その弁舌は、マルチ商法のテクニックなり

 2チャンネルのサーバーが絶不調でして、まあ夏休みの入りと出というのは、何処でもアクセスが集中するので、トラブルがちなのですが。しかしこういう状況下でも、UNIX遣いの2チャンネラーが結集して徹夜でサーバー復旧に努めるなんてのは、なかなか見上げたもんじゃないですか。という所で…‥。ブックマーク、脱ダム関係をおいおい追加します。後日ということで。

※ すみません、金曜日は無理でも土曜午前にはアップするつもりで準備していたのですが、遅れに遅れまして。いつもと比較して、特にネタが多かったというわけでは無いのですが、モニターしなければならないメディアが多くて。
 この一週間の康夫ちゃんの露出は凄まじかったですね。まず月曜日の日本記者クラブが2時間、ビデオニュースコムのインタビューが80分。県庁の記者会見が、およそ50分。TBSのアクセスが2時間。この他に実は車座集会が二回も開かれたのですが、この音声ファイルは、まだれいの車座集会ノーカット・ラジオサイトにアップされていません。
 どっちにしても、トータル6時間にも及ぶメディア露出で、その全てをワッチするというしんどい作業になりまして。
 いえ、彼が言っていることが各番組やメディアによってテーマが違うというのなら、まだこちらも気が紛れるつうか、お付き合いできるんです。所が彼の場合、メディアが何だろうと、誰が何を訊こうと、唐突にお喋りを変えて、その週のその瞬間に自分が話したいことを延々と繰り返してお喋りする。6時間喋っていても、実際には、30分ぶんのお喋りしかしていないという実態がある。こりゃ付き合わされる側はたまらんですよ。
 この辺りは、嘘も百編繰り返して大量に垂れ流せば真実になるというゲッペルス的手法ですな。

 では気を取り直して、短い話題から。
※ 週初めの月曜深夜の東京からの長野への緊急移動は、TBSが手配したハイヤーでの移動だったようで、深夜に車を飛ばさなければならないような状況であれば、もっと早くにお国入りしなさいよ。これじゃまるで、誰かがぶちぶち言うから、テレビ局に車を出させたとしか思えないぞ。

※ 有田さんのサイトで金曜付けでちらと触れられていますが、『公安調査庁スパイ工作集』(社会批評社)で、宮崎学氏が公安調査庁のスパイであったことに関してちらと。
 で、電脳突破党のサイトは、15日で解散とある。宮崎氏ご本人は、このことが原因では無いと書いているけれど、間違いなく、これが原因ですね。ちょっと複雑な気持ちです。
 私は、この人の言動の7割方同意できないけれど、残りの3割は、シンパシーを感じる部分もありましたから。これからどうなさるんでしょう。

※ 週刊新潮で巨泉叩き
 ゴルフのマナーがどうのこうのなんて、どうでも良いような気がするけれど、こんなこと書くんなら、選挙期間中にやれば良かったのに。どうせ向こうも選挙期間中に週刊現代であくどい宣伝を行っていたのだから。まあしかし、康夫ちゃんもビデオニュースコムのインタビューで、巨泉がなぜ立ったのか? に関して触れていたけれど、もう失うものも無い歳だから、愛国心ならぬ愛民心で、民衆のために立ち上がったんだそうで、もう失うものが無いんなら、海外で楽隠居していた方が日本国民のためだったと思う。
 しかし、巨泉とゴルフってのも、考えてみれば矛盾した組み合わせですよね。環境保全を口にする人間は、まずゴルフはやらない。これは、ゴルフ場が、日本のように環境破壊の象徴ではなく、環境親和性の高い作りになっている欧米でも同様です。環境保全に熱心な人間は、ゴルフは絶対にやりません。
 と考えてみると、巨泉の土建政治批判とか、環境を守れ的なスタンスは、看板に偽りありという所ですな。

※ ホットライン監視サイト
 更新された部分に関する青山さんの返事は無茶苦茶ですね。こんなふざけた答弁を、仮に県議会で行ったら、この人は議会を愚弄したとして間違いなく問責決議ですよ。
 ということで、これは再質問。「貴方のこのような返事が、議会に対しても通ると思いますか? 私は思わない。このような態度は、県民に対して失礼ではないですか?」と。

※ 読売企画・田中県政への提言
 田中秀征氏のインタビューに関して。この人は、地方自治に関して、全く興味を無くしたんだなという醒めた部分が行間から読めて面白いですね。もともと、淡々とした物言いをする人ですが、パッションが伝わらない。これじゃ落選するわ…‥。

* その8 弁護士・長谷川 敬子氏
「就任直後の所信表明には『男女共同参画社会に取り組む』とあったが、やはり具体的なものがない。昨年末に知事と対談した時、現代女性の社会進出の背景について、『電子工業社会になって電気がまが登場したことで女性が自由になった』などと話されていたが、ちょっと次元がずれていると感じた」
 何だよそれ(~_~;)。女性進出をナイロン・ストッキングがキャリアウーマンを生み出したとか。全自動洗濯機が女性を家事から解放したとか、まるでプロXの世界だぞ、それ。
 こんなもん、双方時間の無いスケジュールをやりくりして話している最中に、たとえば車社会の未来像の話をしている時に、「いゃあ、昔のホンダやスバルは、良くエンストしてさぁ…‥」と喋るようなもんで爺さんの昔話だよ。くだらない。

※ 22日
 農業男性の「減反の問題などウルグアイ・ラウンドを変える必要がある。国に働きかけてほしい」の要望に「長野県一県ではできないので改革派と呼ばれる増田寛也岩手県知事、北川正恭三重県知事らと会う機会があればぜひ提案していきたい」。産経

 アレレ? 北川さんなんて、時代錯誤な改革モデムじゃなかったの?

※ 【8月23日】
諏訪湖流域下水道豊田処理場を視察「どうして臭わないの?」
 【23日】 9時、「どこでも知事室−ぐるっと信州」で諏訪市の諏訪合同庁舎に到着。1階に特設の知事室で、地元選出の県議側からの要望で11時半から予定の懇談会中止という日程変更の報告を受ける。産経

 些末なことですが、これはどういう理由で中止になったのでしょう。その辺りのフォローが欲しいですが。>産経さん

※ 3時40分 上水内郡信濃町立総合会館で車座集会。終了後、同町内の県営住宅設計を担当するメンバーと懇談し、ざん新なデザインの他県の県営住宅を批判し「管理教育と同じように、人の生活を鋳(い)型に押し込めるようなものではいけない」 信毎

 これは妙な話でしてね、60年代70年代の、コスト一点張りのコンクリート剥き出しの公営住宅が、「人の生活を鋳型に押し込める」と批判されたからこそ、デザインに金を使って、少々奇抜な公営住宅が出来るようになったのであり、そもそも、公営住宅だとか、住宅団地などというものは、ある部分、人を鋳型に入れるんですよ。それはデザイン云々の問題では無いのね。

※ 「梅やオリーブの里山を。オリーブはヨーロッパの梅だと私は思っている」と提案するが、「オリーブといわれたが、この公園は安曇野にこだわりたいので」と拒否され、顔を赤らめつつ「オリーブという記号に拘泥(こうでい)なさらずに…」と声のトーンも上がる。12時6分、終了し、ホテル信濃路で開かれる県民芸術祭交流会に出席。産経より

 こんなことで突っ込むのは鬼の首を取ったようで心苦しいけれど、でもやっぱり書いてしまおう(~_~;)。要するに康夫ちゃんは、長野を日本のイタリアにしたいわけだ。長野の個性だとか、そんなのは実はどうでも良いのね。
 所詮日本の地方の有り様なんて、ブンカ人が忌み嫌う旧態依然とした日本的な原風景に過ぎず、そういうのをこの人は取っ払いたいのよね。しかしなぁ、普通、その土地の風土気候も考えずに、「オリーブを植えろ」なんて出てくるかぁ? こりゃ、前知事のミズスマシ発言にも並ぶ笑い話だと思うぞ。そもそも、オリーブって、長野の環境には向かないんじゃないの?

※ 高校通学区「見直し必要」は58% 県民意識調査

 この世論調査結果は、細部に渡るまで、非常にアベレージな範囲内に収まっていますね。たぶん数字自体には誰も異論が無いと思う。
 実は月曜日の記者クラブでの講演でも、ちらとこの問題に触れて、「文部省の進学率発表には異論がある。各種専修学校専門学校の数字が入っていない」と述べていました。でもこれ、そういう問題じゃ無いでしょう。
 この問題に関する康夫ちゃんのスタンスは、ちょっとどっち付かずですね。たとえば、中高一貫教育を潰したかと思えば、大学進学率向上と底辺高の自滅へ直結する一学区制をぶち上げてみたり。
 基本的には、この問題は、偏差値が高い勝者の論理で回りがちな所を、どこに落とすかなんですよ。こんなもの綺麗事言っても仕方ないんですから。これは身の蓋もない話なんですよ。親の気持ち、当事者たる生徒たちの気持ちは、地元の底辺校で無い、長野や松本の進学校に通わせたい通いたい。その一言ですよ。
 ただ、それがピラミッド構造を持つ以上は、たとえ一学区制になっても大多数のマジョリティは、自分の希望を叶えることは出来ない。そういう子供や親や、教育者たちに対して、alternative な人生が一杯あるんだよ、というビジョンを説くのがこの人の務め。
 その辺りの認識がちょっと足りないと思う。何が核心か貴方は理解していない。もっと勉強しなさい。>康夫ちゃん

※ 下諏訪ダム用地買収確約書
 この問題に関して、一番ポイントを抑えているのは、信毎の以下の記事ですね。

行政の透明性 重い課題 下諏訪ダム用地買収確約書
 田中康夫知事が下諏訪ダム予定地の地権者と用地買収に関する「確約書」を交わしていたことが二十四日、明らかになった。同問題は、複雑な利害関係が絡む公共事業関連の交渉過程で、行政の透明性をどう貫くか―という課題を県政に突きつけている。田中知事は「包み隠し事のない県政」を掲げて当選した。水面下で「念書」を交わすような手法から脱皮し、きちんと情報公開する手法をとっていくことが求められる。信毎

 ガラス張りの知事室で公明正大に物事を進めることを標榜し、根回し的政治をクソミソに言っている男が、その実、県議会議長にはしょっちゅう泣き尽くし、裏でこそこそペーパーも作っている。
 脱ダムの最中ですら、宙ぶらりんな土地はどうなるんだ? と問題になっていたわけでしょう? この人は、批判されるのが怖くて、また他の地権者が同調するのを避けるために、こそこそとこんなことしたわけですね。
 ここは、こんな後ろめたいことをやるんなら、官僚の言うことを聞けば良かったんですよ。行政の現場にいる人々は、最終的には行政訴訟を想定して、ベターな解決策を提示するのであって、なんで康夫ちゃんは、法的拘束力も怪しいペーパーなんか書いたんでしょうね。もちろん、こういう、当然生起するであろうトラブルが表面化すれば、脱ダムが躓くと判断してのことでしょうが。
 あと私、2点ほど気になっているんですが、この金額は何なんでしょう? 9.600万円と言えば、東京ならともかく、田舎の宅地とすると、建物を計算しても結構な額ですよね。ダムでの補償となると、山林でしょうか? どうもあちこちのニュースによると、山林ではなく宅地のような印象も受ける。康夫ちゃんの週末の記者会見でも「居住」という言葉を使っていた。山林だったら、たいした緊急性は無いけれど。
 もう1点、実際に、県予算から金を出すことになるわけですが、康夫ちゃんが常日頃主張しているように、ダムに纏わる諸々の事業費というのは、最終的には、国が持ったり、起債で、これも事実上国が払ってくれるで、県の負担はほとんどゼロで済む。ところが、ダムが出来ないとなったら、その補償もろもろは誰が持つのか? それは現状では100パーセント、県の単独出費とならざるを得ない。
 もちろん、ダムが中止になるのは長野だけでは無いから、将来的には、そういう部分も国が肩代わりすることになるでしょう。ただこれほど国交省との関係が悪化している中では、すぐ肩代わりという話もし辛いでしょう。ダムを止める止めないの是非はひとまずおいても、その辺りの現実をどう解決するかというのは、議会できっちり追求して欲しいですね。

※ 月曜・日本記者クラブ講演
 ボンクラ記者の総本山・日本記者クラブ(だいたい真っ昼間からこんな所に屯して飯喰っているブン屋連中にろくな奴はいない。はっきり言って、自分で記事を書けない、書く意思の無い偏差値人間の駆け込み寺がこの日本記者クラブという所)での講演と質疑応答。スカパー朝日より。
 まず一時間の講演。
 今頃になって、プロセスの自慢話。しかもこれ、あとの質疑応答の時に、誰も突っ込んだ形跡が窺えないんだよね。農産物のブランド化を延々と。味のマトリックスを田崎さんにお願いするんだそうだが、笑っちゃうよ。椎茸だけのトマトだのレタスだのに味のマトリックスなんて、それこそ、ただの記号じゃないの。いや野菜にも旨味はあって、それは生産者レベルでは理解できる。でも消費者にはワンネット100円の椎茸の旨味なんてどうだって良いんだもん。
 冒頭の講演部分は、特に記すに値せず(我慢して見たんだ、私は)。産経のダイアリーが、質疑応答部分も含めて一切、この記者クラブでの講演を報じていないことが象徴的ですね。つまり、質疑応答部分まで含めて、全く聞くに値しない、記録として残すに値しない代物でした。
 しかも、だらだらと質疑応答時間まで食い込んで喋りまくった挙げ句に、終わった時には拍手まで起こるんだもの。この連中、痴呆ぎみだよ(~_~;)。

 質疑応答部分。まず代表質問。小泉総理の靖国訪問(週末の会見と全く同様の答え)、歴史教科書(マーケットを取る可能性の無いものを検定で通すことによるハレーションを考えるべきでは無かったかという桝添の考えに同調する)、田中外相(意固地と気概があるとは別で、発言がぶれることは残念)、石原都知事(脱記者クラブ絡みで発言すると言い、すぐその質問へ)
 脱・記者クラブ宣言というのは、脱・記者クラブ制度宣言でして、言葉というのは、とても大事だと思っていまして云々と、二度繰り返す。
 説明は、これまでのものの繰り返し。れいの市民タイムスが入れて貰えなかったの話と自慢話を延々、だらだらと話す。結局、石原都知事に関しては全く触れず。
 県民の声ホットラインに関して自慢。←貴方のは機能してないじゃないのさ。

 続いて個別質問。朝日OB・白井氏。県の品質管理、とりわけワインに関して、日本のワインは全て外国産とのブレンドである。日本ではそれほどの葡萄が採れないからである。生産者はそういうことは公にしない。そういうものを品質保証するのはおかしいのではないか? 止めた方が良い。
 康夫ちゃん弁、長野県では、県内葡萄だけで作られているワインもある。(←本来なら、ここで質問者は、具体的にその銘柄を質すべきだった)
 あとは、どういう論理か、権威と権力は違うとか、道州制にすべきだとか、議会の審議会は男女同数にすべきだとか。お〜い! ワインの話がなんでそういう話になるんだよ。話をごまかすな。
 さ、長野県民の皆さん。長野県内で生産された葡萄だけを用いたワインの銘柄は何でしょう? ぜひ私に教えてください。そしてそれはマーケットとして成立しているんでしょうか? 私は、否だと考えます。葡萄農家の道楽としてしか、そんなものはたぶん、成り立っていないと思う。というわけで、この話は早急に県内に広めましょう(^○^)/

 質問が出ないもので、司会者から、ガラス張り知事室の効果に関して質問。今ごろそんなの訊いてどうすんだ?>司会者。康夫ちゃんの答えはいつもの通り。実態のあるパフォーマンスであり、実態のある効果を持っている、と。
 番組はここで終わり。ひょっとしたら15分か20分ほど、この後にも質疑応答があったかも知れない。
 というわけで、康夫ちゃん、晴れの舞台に招待されたは良いが、実は誰も長野県政になんか興味無い。誰も田中康夫に質したいことなんか無かった、全国紙レベルのマターしか予備知識は無く、興味もなかった。まったく拍子抜けの講演と会見でした。そりゃそうだ。有能な記者は現場に出ている。ここにいる連中はOBか、現場に出てもニュースの取れない暇を持て余した連中だけなんだから。

※ 週刊SPAコラム
 イメージに騙されるな。真のセフティネット確立を長野県は目指す

 すでにSPAのサイトから全文読めます。
 「セフティネット」という言葉自体は、いってみればただの記号に過ぎず、その言葉で遊ぶことにも、否定してみせることにもさしたる意味はない。康夫ちゃんがここで言っていることは、セフティネットに纏わる一面でしかない。彼は、セフティネットの話をする時に、しばしばウルグアイラウンドの話を持ち出すけれど、ウルグアイラウンドはセフティネットとは別物ですよ。

 それは、“ナガノ革命”に真っ向から反発する県会議員の皆々様ですら、「県民益」の実現を、「長野モデル」の構築を、と議場で唱える心智と似ています。農作物に於ける原産地管理呼称制度の確立を始めとした数々の改革プランとは比較し得ぬ程に抽象的な二つの語句は、彼らの中のリージョナリズムを鼓舞するのです。故に、嬉々として口にするのです。何れも僕が創出したにも拘らず。

 変なひとぉ(・o・)…‥。「県民益」「長野モデル」なる台詞を県議会議員が使うのは、それは多分に田中康夫への皮肉を込めてのことであって、別に彼らがそれを信奉しているわけではないことは自明のこと。いったいどこの議員さんが嬉々として口にしているんだろう? それに言っちゃあなんだが、その原産地管理呼称制度なる代物がどれほど抽象的で中身の無い代物かは、これまで私が書いて来た通り。
 数々の改革プランとは比較し得ぬ程に抽象的な二つの語句は
 と、こんな風に豪語するわりには、しなの牛ひとつの定義すらこの人は説明出来ない。
 さて、肝心のセフティネットですが、これは、時間稼ぎに過ぎないわけですよ。で、効果のある所には、セフティネットは明らかに効果を出しているんです。その時間に転職なり転作なり出来るんですから。そういう決断と行動が取れない人々に対しては、どんなセフティネットを張っても、これは効果はありません。それは方法論の問題ではなく、単に個人の意志や能力の問題であるから。
 その一方で、後半の、長野県のセフティネットは、林業への転換だというのは、これは全くの暴論です。国全体の業種転換としては、重工業からITへという動きがここ10年、ずっとあった。それは民間からの圧力でもあったし、各重工業メーカーもそう動いた。残念ながら、マーケットがアメリカほど充実しきれていないせいで、まだ試行錯誤が続いているけれども、まだこちらは未来がある。
 では林業はどうかと言えば、その必要性如何に関わらず、これはもう残念ながら終わった業種です。これを活性化させるには、国全体での取り組みが必要になる。林業を何とかしなければならないという意欲は立派だけれども、後先のことを一切考えずに、業種転換を促して、やっぱりうまく行かなかったとなった時に、いったい誰がどういう責任を取れるのか?
 何度も繰り返すけれども、国内には、国内産木材のマーケットは無いんです。特に、長野辺りの杉に関しては、皆無。マーケットも存在しない、県に金が余っているわけでもない状況下で、帳尻をどこでどう併せるかの算段も一切無しに、渡りに船とばかりに、「じゃあ長野のセフティネットは林業で行きましょう」というのは、これはもう滅茶苦茶な論法ですよ。
 彼の言っている林業政策は、夢みたいな理念ばかりで、肝心の政策が欠片ほども無い。
 こういう人には、タイトルをお借りして、「イメージに騙されるな」と訴えます。

※ 24日・諏訪地方事務所・知事会見。
 これが酷い話で、スカパー朝日では、金曜のお昼過ぎまで、15時半からのスケジュールで、この会見の放映予定が入っていた。所がいざ15時半になったら、始まったのは都知事の会見。結局、県庁の音声ファイルで聴きました。
 録音状態が劣悪で、質問者の質問は全く聴き取れず。知事の発言も、まるで集音マイクで拾ったみたいに酷い。この県庁のファイル、近々動画になるそうだけれど、そんなくだらないことにコストを割く暇があったら、ちょっと腕に心得のある職員に仕事させて、きちんと録音できる環境と、ファイル化できる環境を整えてください。出先だからということは理由にならない。環境に左右されずに最適な録音状況を作り出すのが、オーディオ・マニアの腕の見せ所であって、30代後半の県庁辺りに勤務するエリートは、若い頃はバンド活動もやれば、ステレオにも凝った世代で、そこそこパソコンのことも解るんですから、やらせてみなはれ。

* 不況対策でセフティネット論。
* 9月補正での県単事業をどうするのか
* 下諏訪ダム確約書問題の経過説明
* 諏訪署移転に関して
* 再度、下諏訪ダム地権者問題

 聴き取れないせいで、全体の文脈を抑えるのに苦労しました。テキストがアップされたら、改めて目を通したいと思います。

※ ビデオ・ニュース・コム

 17日夜のインタビューですが、この日の夕方、新幹線に乗ってからの動静記は産経のダイアリーには載っていません。この調子でこの人、帰京するたびに六本木のカマバーに通って愚痴零しているんでしょうか。
 ビデオは、特に聴く必要なし。この手のヨイショ・インタビューは、インターネット・リソースの無駄遣いだと言わせて貰う。宮台真司、つまんないよ! 俺は80分も、こんな愚にも付かないヨイショ・インタビューを聴いたんだから。
 宮台・神保と『丸激』で大激論 てタイトルだけど、これは詐欺だよ。激論なんか何処にもありはしない。ただのヨイショ番組じゃないか。
 だいたいこの手の「激論」だとかのキーワードを使う人々に限って、その正体は、ただの翼賛だったりするんだな。
 ごく希に、この人は天才の部類では無かろうかと思う人物が論壇に現れることがあって、宮台真司という人物も、私にとっては数少ないその一人なのですが、こと田中康夫に関しては全くダぁメダぁメ。あまりにも凡庸で、なんで宮台ともあろう男が、こんなステロでパタナイズされた見方しか出来ないんだろうと不思議でならない。

* 靖国問題。これまでとまったく同様の発言、全く新味無し。
* ハンセン病控訴断念に関して。いつもの「小泉は何も考えてなかった」の繰り返し。

 こういう問題によって(靖国参拝)、彼が目指していた構造改革が守旧派から潰されるのは軽率である。
 それ言うんなら、あんたのあまたの失言で、田中康夫が目指していた構造改革が…‥、以下略。

 長野県から始まった変革のうねりが…‥。のいつもの自慢。

* SBCの支持率に関していつもの長野県民は偉いの自慢話。
* SPAコラムと同じセフティネット話(←この人、インタビュアの都合に関係なく自分の話したいことを蕩々と喋る)
* ダムに関して、国交省は俺の脱ダムをパクったの自慢話。ダムを止めたかった国交省は私に感謝しているはずだ。
* 授産施設で作られている墨が俺のアトピーに効くの話。
* 県民の声ホットラインの自慢話。
* 脱ダムなど手法に関して、中途半端に教養を得た人々には、私のやり方は解らない。アメリカのビジネス・スクール的な考え方をする人々には私のやり方は解らない。教養を粗食できていないから、田中康夫的な手法は解らない。
 なるほど無教養な奴にしか、あんたの考えは解らないってか。

* 知事室膝乗せ事件に関して。記者もワイン一緒に飲んでサイン貰って一緒に写真撮ってたじゃないか?

* 記者クラブ問題に関して、市民タイムスが云々。あと、ぶら下がりもやるの自慢話。訊きたければ携帯電話にも電話しろの自慢話。政策秘書室が二度も説明会を行ったにも関わらず、その場で異論は出なかった。石原都知事の記者クラブ改革案に関して「言論封殺ではないか?」と批判。
 石原都知事は、知らなかったと述べたが、よしんば知らなかったとしても、局長名で出されたことを知事が知らないで済むか?
 そういうあんなは「知らなかった」で一杯済ませていると思はれ。県民の声ホットライに関してもそう。
* 読売が恣意的な報道を行っていることに関して、インターネット上で自分の会見は全て公開されているから、全てを市民が判断できる。と自慢。市民はあらゆる方法で県政に参加できる。それはこれまでのリーダーとは違う。
 申し訳ないけれど、もしネット上での公開度をして自慢するようなら、ネット上に限定して世論調査でもやってみた方が良いと思う。少なくとも、ネット上で、非ペーパー、非電波メディアに接することの出来る県民は、貴方の言葉には踊らない。

 私はテロリズムを防ぐためにやっている。
 ポルトガル語教室の整備に関して、県民から「田中さんは票にならないことをやりますね」と誉められたことを自画自賛。

 最後の辺りに宮台弁。「田中さんのディテールからのインフォーメーション、田中さんの話は、ディテールの因果関係に関しての把握がずば抜けている。田中さんはセンスが凄くある。田中さんの話はいいモデルになる。こういう資質が日本には不足していた」
 何言ってんだか…‥。お病気だよ〜。>宮台真司。
「大新聞を見ていると、田中さんの発言、真意は伝わってこない」宮台弁。
「それは中途半端な教養を得ているような人々が、(言葉尻を捉える)新聞の行間の先を読めないからそうなのだ。一般の教養とは無縁と思っている人々は、長野県内においても同様で、解っている。新聞の周囲にいる人々だけが解っていない。勘性で生きている人々は解っている」

 脱記者クラブに関して、あと、ぶつぶつ
* 田原総一朗を招いての車座集会に関して、朝日、読売は1行も書かなかったとブツブツ。

 なるほど、俺の言うことが解らん奴はバカだの繰り返しだな。
 宮台真司がいかにアホだったかを確認するためにも、この80分の最後の辺りは聴く価値がある。宮台の救いがたいステロタイプな物言い。あんた記者クラブの持つ弊害と、田中康夫を同列に論じるのは無茶だろう。

 さて、皆さん。この人の、「中途半端な教養を身に付けた人間には、俺の言っていることが解らない」。この論法、どこかで聞き覚えがないですか? どこかでこういう人々に接したことは無いですか? 今では、地方でもお目に掛かりますよね。
 そうです。これは、マルチ商法の手口ですね。世間から批判されているマルチ、もしくはマルチ紛い商法のディストリビューターらが、フレンド(もしくはネズミ)を釣る時に使うマルチ詐欺の常套句ですね。
 世間はお馬鹿さんばかりで、中途半端な教養を身に付けた連中は、われわれのビジネスのことを攻撃するけれど、真の教養を身に付けた人々は、理解してくれている。行間の向こうにある真実を読める真の教養人は、新聞の言うことなど鵜呑みにしない。大方の賢明な消費者は、その真実を理解している。貴方もきっと、そういう一人であるはずです! そういう貴方と、ぜひこの限られた成功、ビッグ・チャンスを掴みたいのです(^○^)/

 100歩譲って、物書きには、「俺が言うこと書くことが解らん奴はバカだ」と言う資格があるとしよう。しかし、為政者にはそんな資格は無い。政治は言葉であって、それ以下のものではない。民衆に理解されない言葉しか持たない為政者にこそ、一方的な責任があるのであって、たとえメディアが言葉尻を捉えた報道に及んだとしても、そんなものは、言葉尻を捉えられるような軽率な発言をする為政者の一方的な失点に過ぎない。
 だいたい、「他の惑星に住め」なんてのは、言葉尻を捉えるとかの問題か?

申し訳ないけれど、こんなマルチのセールストークに引っ掛かるのは、世間知らずなアホな学者先生くらいだろう。こんな手垢の付いた詐術に引っ掛かるほど長野県民はバカじゃないと思うね。



虚言癖の帝王

 動きが遅い台風って困りますよね。動きが遅いことには理由があって、普段、こういう動きは、夏の初めであるとか、もっと南の方で、スピードが抑制されるものなのですが。太平洋高気圧もオホーツクの高気圧も、いつもより数百キロも北に上がっているんですね。そのせいで、本来なら、沖縄南方で起こっている現象が、本州の近辺で再現されている。
 さて、こういう時は、行政機関の人々が一番困ります。家に帰れなくなりますね。きっと事務所で夜なべしながら、暇潰しにネットサーフして、こんなとこ読んで憂さ晴らししてらっしゃる方もいらっしゃるでしょう(~_~;)。
 県庁の危機管理室では、危機管理として対応すべきグレードを決めていますね。今どの辺りでしょう。
 この人たちが大っぴらに出来ないことを暴露して差し上げましょう。県庁の危機管理ですから、レベルに拠って、県知事が何処にいるべきかも当然定めてあります。定めてなければ、ただのバカです。知事が、勤務外は自宅待機すべきレベル、県庁禁足、当然、「県内に留まるものとする」という項目もあるでしょう。何しろ、こんなに留守がちな男ですから。今日火曜の時点ですでに、長野県内外を繋ぐJRで運休が発生していることを思えば、昨日、月曜の時点で、知事は、「県内に留まるべき」レベルにあったことは間違い有りません。台風の進路速度を巡って予報が二転三転している状況では、今日長野に入れない可能性があったのだから。
 月曜の時点で、知事に向かって、「夜のラジオ番組は長野から送って頂けないか?」と進言することは出来た。またそうすべきだった。青山さんなり、危機管理室長なりが。
 もちろん、面従腹背の政策秘書室としては、どうせ康夫の失点になるんだから放っておけ、新幹線が止まればしめたもの、いよいよリコールだ! という本音もあったでしょう。
 もちろん、康夫ちゃん自身が、あの1月の大雪時の失点が念頭にあるなら、自ら進んで、月曜日中に長野へとんぼ返りすべきだった。そういう想像力の貧しさに鑑みるに、この人は県民益からほど遠い、リコールされるのも当然という人材であることを感じます。
 今日明日、寝ずの番に当たる公務員、消防団の皆様に代わり、不肖、この私が、「康夫のバカヤロー!」と怒鳴って差し上げます。もし台風が一日早く来ていてら、もし一日遅れていたらと思うと、この知事さんはすこぶる幸運だった。

 さて、今日は、昨日日本記者クラブで行われた講演会の模様が、スカパー朝日で、15時半から放映される予定だったものですから、それをチェックしてからアップすると2チャンで予告しました。所が、これが紆余曲折ありましてですね。たぶん今日あたりやるだろうと思って朝一でスカパーの番組表をチェックしたら、15時半からということだった。所が昼過ぎに再度チェックしたら、11時からに変わっている(>_<)。で、いざ15時半にテレビを点けたら、やっぱり午前中には無理だった様子で、3時半スタート。しかも、質疑応答部分は、深夜0時から放映するという話なので、この件は次回に回します。で、予感だけど、たぶんこの雨で、深夜からのスカパーは、映らないと思う(~_~;) たぶん明日のお昼を過ぎるまで衛星チャンネルは全滅ですね。アップリンクも受信もままならない。BSはCSよりましだけど、だから衛星波は、いざ災害時に使い物にならない。
 なお、週刊SPAももう出ています。セーフガードに関して書いていますが、それも次回に。

※ 下諏訪、心中事件
 日本人には寄付の文化も無いけれど、それ以上に施しを受けることは恥であるという文化があって、介護というのは、受ける側からすると、それに該当するんですね。
 俗に老老介護と言いますが、この事件も、一方が全部を背負った末の悲劇ですね。日本の福祉というのは、本当にそれを必要している人々にはなかなか届かないという現実があって、これからは、行政サービスとしての福祉向上もさることながら、受益者である住民一人一人の意識改革を、健康な内から増進することが必要でしょう。
 福祉を受けることは我々の正当な権利であるという思想を徹底できるよう教育すべきでしょうね。その辺りが、自助努力という美徳との狭間でまだ揺れ動いているという所でしょうか。

※ 康夫ちゃん関連物置。←前回予告の大石君よばわりする無礼者のメールに関してはこちらに。
 この手の、万人に読んでいただくにはどうでも良いテーマに関しては、これから物置で書くことにします。

※ 長尚元信大教授よりメールを頂戴。
 親切丁寧な内容のメールを夕方頂戴。ちょっと恐縮(~_~;)。サイトを更新なさったそうで、世論調査に関する深淵なる考察が読めます。これから返事を書きます。(本当は今日、ブックマーク整理に伴って下に移動する予定でいたのですが、たまたまメールをご本人から頂戴したので、もうしばらく上げておきます)

※ 政務調査費公開
 県議会は、四会派に交付している政務調査費について、会派が作成した二〇〇〇年度収支決算書や事業実施報告書をホームページ(HP)に公開した。政務調査費のHP公開は、関東甲信越地域(十都県)では本県議会だけで、全国的にも先駆けた取り組みという。 中日新聞

 たいへん結構なことで、これも康夫ちゃん効果のひとつですね。

※ 流域住民の参加めぐり平行線 県治水検討委2回目(8/21)

 住民参加の部会の位置づけをどうするかで、「おいらが大将」の学者先生方が、最終的に決定権はうちにあると押し切ったみたいですが、ま、良いじゃないですか? これまでの行政は、初めに「何々ありき」だった。それが田中康夫政権下でも、「初めに非ダムありき」で、これまでの政治と全く同じ住民無視の行動原理で動いているということの証明になる。こんなのは、学者先生の好きにやらせて、この連中は、こんなに非民主的だったと、言質を取る証拠にすれば良し。
 この問題でちらほら名前が出てくる県議さんのサイトはこちらです↓
 長野県議会議員・竹内久幸

※ PRとパブリシティは、同じパブリック相手なれど…‥。
 知事は、本人がPRの場に立つことで「広告代理店を通すような事態になったときに支払わなくてはならない貴重な税金が節約できる」と繰り返し述べて来た。持ち前のパワーとバイタリティで一日中、宣伝活動に力を注いだ様子。この辺、いままで地方の人間、とりわけ我が県の人間にはすこし欠けていたものかもしれない。K嬢サイトより

 行為目的という観点からすると、ちょっと歪んでいるような気がするんですよ。まずこれは、代理店に代替させたら、これだけの宣伝効果が得られるかと言えば、たぶん無理でしょう。なぜなら、比較できないから。代理店の広告効果と、この手の個人的なパブリシティを同列に検証しても意味が無い。
 メディアへの露出度をして、効果を検証するのか? その日その時のスポット的な売り上げをして検証するのか? はたまた継続的な、その瞬間には定量化不可能な効果をもって検証するのか?
 それに、ここでちょっと考えなければならないのは、ここにいる知事さんは、知事である前に、タレントとして振る舞っているわけですよ。長野県知事という看板も持っているタレント田中康夫を見に、客が集まるわけですね。たとえば余所の県知事がこんなことやっても客は来ないし、マスコミがおもしろがって取材することもない。
 という視点に立つと、K嬢さんみたいな発想は無理があると思う。ここには、田中康夫は、電通より広告効果があるという自惚れがあるだけで、県民は別に、広告塔たることを望んで田中康夫を知事に戴いたわけでは無い。その半日、デパートで過ごさず、県内に留まり、他の問題解決に当たっていたことの逸失利益はやはりあるわけですよ。
 彼は本当にしなの牛のPRをしていたと言えるのか? 定義もなしにこんなことをやっても、継続的にそれが売れるわけではない。言ってみれば、しなの牛というありもしないブランドに名を借りて個人的なPRをデパートでやっていたに過ぎない。

※ TBSラジオ・アクセス
 テーマはフォーカス休刊をネタにして写真週刊誌。ゲストはコラムニストの肩書きで登場の勝谷氏。勝谷さんの声はラジオ向きですね。きちんとしたボイス・トレーニングを受けたら、ラジオ・パーソナリティとして十分やっていけると思います。ちょっと糸居五郎氏の声のトーンに似てますね。と言っても今の世代は糸居五郎なんて名前は知らないか(~_~;)。
 テーマ自体が、業界人以外にはどうでも良いネタだったので、そう面白くは無かった。つうか、そもそもこの番組自体がいつも凄くつまらないんだが。大阪のラジオ並に飛ばしてくれんもんだろうか。

 音羽のお受験殺人の検察側論告求刑が出たことをして、かつて、NECの技術者宅を不倫相手の女性が灯油を撒いて結果的に子供二人を殺したこに関して、相手は反省も謝罪も無くぬくぬくと新たに子供を設けて、女性は無期懲役になったことをして、この判決とのバランスはどうなのか? と述べていました。
 この不倫相手の男は、実は鹿児島県人でして、ええ、私、この男とどこかですれ違ったら、県民の総意を持ち、われら鹿児島県民の名誉において、首を掻き切ってやります。鹿児島県民は、百人が百人、そう決意しております。民族の恥です。
 ところで、知事就任前は、人妻との不倫にとりわけ熱心だった康夫ちゃんに、この問題でコメントする資格は、たぶん無い。その男の罪を問うなら、まず貴方が刑務所に入りなさい。
 いしだ壱成逮捕に関して、勝谷氏が、「逮捕するしないの基準は何処にあるのか?」、勝谷さんてばその絡繰りをよくご存じじゃないですか? あの娘は、ドコモと電通が護っていて、あの音楽家は国税庁が護ったんですよ。有名人と金持ちは、葉っぱや薬くらいでは捕まらないんです。何しろ国税庁が、あいつは高額納税者だからと、厚生省に横槍入れるような国ですから。

 途中お友達の FLASH 編集長から「いつもアクセスを聴いてますよ」と電話。ほら、皆さん。この業界は、みんなこんなんばっかしなんですよ。これでマスコミに批判精神なんて期待するのは、借金取りに追われて暴力団事務所に迷い込んで正義を期待するような愚かな行為です。(とは言っても、ヤクザの世界にはヤクザなりの仁義がある。それすら無いのがマスコミ)

※ 田中県政への提言
 読売長野支局のサイトの新企画で、有賀松本市長らのインタビューが掲載されています。この人の肩を持つのはまことに不本意であるけれど(~_~;)、言うことはいちいちもっとも。
 以下は、3人目の杉原元特別秘書のインタビューの一部です。

 ――意見集約の方法に問題があるということか。

 「公約の『長野モデル』とは、どういう形で県民の意見を意思決定に反映させるかという全体のメニューを提示した上で、それに沿って政策を実現していく新たな手法を作ることだった。しかし、知事は対話を通して相手に納得してもらおうというのではなく、相手を力でねじふせようとする。県でも組織改編のためのプロジェクトを立ち上げたが、知事に意見を言える者がいなくなり、事実上止まってしまった」

 ――市町村との関係に影響はないのか。知事が当初、目指していた地方分権は実現しているのか。

 「知事とは当初、市町村に様々なものを渡していく『分権ビジョン』を作ろうと話し合っていた。しかし、その後は自分で何もかもやろうとして、逆に(県の)行政負荷を高めている。国に対しては『分権を進めろ。財源を渡せ』と言っているのに、これではダブルスタンダード。市町村にしてみれば『何で県は分権をやらないんだ』ということになる」 杉原元秘書

 この二件の応答は注目すべき発言ですね。前段部分の、「知事は対話を通して相手に納得してもらおうというのではなく、相手を力でねじふせようとする」、これも全くその通りで、とりわけ県庁内部でそう振る舞っている様子が窺える。議会に対してもそうですね。議会と対話せずにマスコミに叩かせることで言うことを聞かせようとしている。
 下の段の分権に関する部分はもっと深刻で、頭ごなしで、改革案と称する文句を、所管が何処かを調べずにホイホイ口にする。現実問題として、この10ヶ月間彼がやって来たことは、県下の市町村から権限を収奪する中央集権への回帰でしかなかったことは、県民が認識すべきことだろうと思います。

 メールマガジン【田中知事365日】で、このインタビューをして、以下のように解説がありましたが、こりゃあんまりな言い分でしょう。
 「兵庫県知事選への出馬を断念した杉原氏。もう長野県に責任のない所に行ってしまったのでしょうか」

 何の縁もゆかりも無い長野に落下傘降下して、尽力してくれた人じゃないですか。もう少し暖かい言葉を掛けてあげましょうよ。そもそもこのインタビュー自体、何処をどう読んでも、長野に責任の無い所に行ってしまったと、批判するような内容ではない。

※ 報知新聞・インタビュー
(↑ちなみに、ここには週末の大阪盆踊りの模様も載っているんだが、これまでネット上で公になった中で、最も鮮明なW嬢の写真もあります)

 田中康夫に関して、私が一番我慢ならないのは、この人の際限のない、底無し沼的な虚言癖です。昨日のテレ朝のザ・スクープ21で、冒頭に田中外相の特集をやっていましたが、そこでも田中真紀子は虚言癖の持ち主と批判されていた。この二人に共通する要素ですね。
 政治家の虚言癖というのは、ある種の職業病ですね。実現不能なリップサービスを繰り返す内に、虚言癖へと進行する。この人の場合は、政治家になるずっと前からですが。
 他人の虚言癖に付き合うのは嫌な感じがしますよね。自分もうっかりそんなこと言ってしまいそうだと思える部分が少なからずどこかに潜んでいるから。
 以下、全く自画自賛なインタビュー垂れ流しという記事なんですが、夕刊紙とかスポーツ新聞って、変な所がありますよね。いわゆる全国紙の逆をやってやれば何でも構やしないみたいな部分が編集方針を縛っている。

 報知新聞・ 田中康夫知事直撃インタビュー。ズバッと直撃 時の人
 約59万票を集めてのぶっちぎり当選から10か月。長野県の田中康夫知事(45)は「脱ダム宣言」「脱記者クラブ宣言」など改革の大ナタを次々に振るうかたわら、着ぐるみ「ヤッシー」を伴っての甲子園応援で高野連から厳重注意を受けるなど、公私ともに大忙しだ。注目のスター知事を、県庁1階のガラス張り知事室で直撃。その口からは「小泉(純一郎)首相のすごいところは田中康夫が発案したことでも何でも取り入れちゃうところ」と、自信満々のひと言も飛び出した。(聞き手・中村 健吾)

「高野連もあわてちゃったらしいよ」
「長野のしなの牛」のPRポスターを手にポーズを取る田中康夫知事(長野県庁の知事室で=カメラ・内山 丈夫)  ―甲子園の着ぐるみ応援は大騒動になりましたね。
「その場で(ぼくに注意を)お伝えしなかった点をおわびしますという文書も高野連から来ましたから一件落着ではあるね。どこかのスポーツ新聞が『あんなこと許していいんですか』って(ヤッシーを)見てもいなかった事務局長にご注進したものだから、高野連もあわてちゃったのが真相らしいよ。でも、沖縄の伝統的な応援くらいは認めてもいいんじゃないかと思います」

 ―知事が動くところ、必ず守旧的な組織とのあつれきが起きますね。

 「田中真紀子さんと一緒かな(笑い)。日本を改革しなきゃいけないと、みんな思ってるんだけど、守りたい自分の領域もあるからね。だけど、いったんカーブに入ったらアクセルを踏んで加速しないと曲がり切れないでしょ。(逆に)急ブレーキを踏んだらスピンしちゃうんだから」

 カーブに入ったままアクセルを踏んだら、危ないと思うぞ(~_~;)。政治として比喩するなら、カーブに入る前に一端減速して、カーブに備えるべしだろう。

 ―そんな中で、知事の支持率は相変わらず高い。

 「数字がすべてではありませんが(最新の)SBC(信越放送)の調査で76%。面白いのは不支持が24%で合計すると100%。『わからない』や無回答はゼロ。つまり、日本に先駆けて改革が始まった長野では県政が自分自身の問題。じいちゃん、ばあちゃんも、みんなテレビや新聞のニュースをよく見て知ってるもの」

 勝谷さんも、アクセスや日記で同様のことを書いてらっしゃいますが、これは事実は簡単で、第1に、「解らない」という人々を、「ちったぁ支持する」か、「あんまり支持しない」という二層に誘導した結果に過ぎない。選択肢が無いんだから。ここで彼が述べているような事情では無い。
 読売の場合は、「解らない」あるいは「無回答」が分母(恐らく23パーセント)としてカウントされているから、支持率が下がるわけですね。第2の要因として、SBCはたぶん、分母から無回答を除外したんでしょう。仮に1.000人に電話を掛けた(←SBC調査)としてですよ、1.000人が一人の漏れもなく全員回答するということは論理的にあり得ない。忙しいやら、怪しいやらで、答えることを拒否する人々は必ず出る。その数字を分母から除外したわけですね。そんなことは自明なこと。
 逆に言えることは、読売の世論調査も、SBCと同じ計算方法を採れば、支持率の数字がかなり上がるということですね。もちろんSBCが読売と同じ計算方法を採れば下がる。
 それにしても勝谷さん、今日の今日まで読売の支持率調査は無視で、見事にこの人の性格を現わしていますな。

 −−以下、どうでも良い自画自賛的ヨイショ部分を略−−

 「小泉さんのすごい点は田中康夫が発案したことでも、車座集会にしろEメールでも何でも取り入れちゃうところ。ただ、電通が取り仕切るタウンミーティングと車座集会は違うよ。車座集会は同じ平場で中学生でもおじいちゃんでもだれでもぼくに質問できる。いつも質問が止まらないので4時間くらいかかる。タウンミーティングでは小泉首相や田中外相といった真打ちが登場しないでしょ。パネラーも決まってる」

 これは、事実と違いますね。車座集会的なものに関しては、彼は、それを行うときに、ヨーロッパでは、そんなの常識だと豪語していた。別に康夫ちゃんが発案したことでもない。Eメールに関していうなら、彼よりずっと以前に、知事直通のメール・アドレスを公開している県知事は一杯いた。うちの鹿児島県知事だってそう。あのヨボヨボの半分死にかけたボケ知事が自分で読むとはとうてい思えないけど、知事宛メール・アドレスが県庁サイトにリンクしてある。虚言癖の事例

 ―タレントとの写真が騒がれたり、知事には本業以外でのバッシングも多い。

 「(ひざに乗せた)中島史恵さんの父上は県会議長まで務めた人で、ぼくの改革を支持してくれてるひとりだと思いますよ。夜9時過ぎに行った対談の際、全国紙の長野支局の人たちも中に入ってきて、ぼくの持ってきたシャンパンを飲んでるんだよ(笑い)。でも、そんな裏話は記事に1行も出ませんねえ(苦笑)」

 この飲酒は、ペログリ日記によると、取材が終わった後のことですね。それと、中島県議の件は、どうだって良いことですよ。娘は娘、父親は父親ですから。
 むしろそうやって、「父親のことには触れないマスコミ」と批判すること自体が、これは差別でしょう。父親は父親で政治をやっていて、娘は娘で芸能活動しているんだから。なんでそうやってわざわざ結びつける必要があるの? まったくフェアじゃない。
 この人は、こう言いながら、いざ新聞がそのことを書くと、「父親と娘を結びつけて批判するのは、マスコミ人の倫理としていかがなものか?」と揚げ足取るんですよ。そういう男ですから。

 ―「脱記者クラブ宣言」も衝撃でした。

 「ぼくが投げるのは常にストレート。変化球は投げない。飛行機と同じで、新しい目的地へと離陸する時には必ずGが加わる。でも(その過程での)一時の揺れを恐れてはいけません」

 そのストレートは、たかがストレートのくせに、一度もストライク・ゾーンに入っていないと思はれ…‥。

 ―(知事任期)1期4年では足りないですね。2期8年以上やられる気は?

 「それは県民が判断することです。でも、これほどのスピードで(改革を)やっても、改革すべき事柄は次から次へと出てくる。毎晩11時まで知事室で働いて、土、日も車座集会を開いているのに時間が足りない。だから、県民が信託してくれる限り、知事という職にあり続けることは、とても光栄だと思ってます。睡眠も少ないけど、こんなに充実した日々はないね」

 毎晩11時まで知事室で働いて…‥。これがこの人の虚言癖の最たるものですね。毎日のように東京から出勤してくる男が何言ってんの。
 彼のように、虚言癖を有する人間には、心理学的に、いくつかの性格的特徴を備えています。まず虚栄心が異常に強い。サイコパスの傾向がある。自分が昨日言ったことをすぐ忘れる。自己に対して都合の悪い情報は、耳に入っても思考でシャットダウンできる。固有名詞を上げるなら、政治家で言うと、中曽根康弘がそうですね。もちろん田中真紀子も。軍人で言うと、源田実とか、辻政信。犯罪者で言うと、大久保清オウムの麻原和歌山毒カレー事件のおばさんが典型例ですね。
 こういう人には、「昨日、貴方はこう言ったでしょう?」と突っ込んでも、暖簾に腕押しなんですね。A+B+C+Dという話の連鎖があった時に、AとB、CとDは、それなりに辻褄が合っているんですね。連携している。
 しかし虚言癖の人間の思考を支配するのは、しばしばその場を取り繕うことであり、思考に論理が無い。原理原則というのが存在しない。そのせいで、話を最初から辿っていくと、AからDへと、全く話が通じていない。隣同士で幾ばくかの整合性があるという程度。これが、れいの他の惑星へ住めから北朝鮮の体制批判へと変化することとなった。
 これから康夫ちゃんのことは、言論の詐欺師にして、虚言癖の帝王と呼んで差し上げましょう。

※ リコールのシナリオを読む
 白バラ・グループのサイトが大幅に更新されています。それに伴い、過去ログが無くなったのは残念ですね。ぜひ何処かに残して貰いたいものですが。芽野さんに関する部分は皮肉を除外して読めば、あれが県民のアベレージな感想だろうなと思いますね。
(ところで、ウワシンのペログリ日記によれば、「代表の青木氏が選挙で田中康夫のビラを配っていたという話を、自分の周囲の者は誰も知らない」と書いてある。さて真相は如何に)
 さて、問題のリコールは通るか否かです。まず、県議の会派別構成を見てみましょう。

県政会県議団 (41人)
県民クラブ (8人)
社会県民連合 県議団(7人)
日本共産党長野県議会議員団 (5人)
(以上、県議会サイトから。公明党はどこにいるんだろう? と思っていたら、県民クラブは、民主系は一人だけで、公明党所属が二人で、残りが無所属。で、民主系は県政会に羽田系として10名いらっしゃるという情報を頂戴。そうすると、以下のシナリオは、ちょっと変えなければならないですね。まず羽田務を籠絡して県政会内部を纏めると同時に、県民クラブと社民連を各個撃破せねばならない。08/22加筆)

総員61名 全員出席の場合は、県政会の票だけで不信任可決。
でもこれはたぶんあり得ない。必ず2、3人は否決や退場しての棄権に回るだろうから。

 とすると、県政会としては、社民連と共産党は当てに出来ないから、県民クラブという、民主党を切り崩すしか無い。この人たちは是が非でも必要です。なぜなら、社民連と共産党と県民クラブが決議をボイコットして議場を出ていったら、県政会は41人きっちり数を揃えないと、議決そのものが成立しません。当然一人二人は逃げ出すだろうから、県民クラブの協力は絶対に不可欠です。

 一方、康夫ちゃんとしては、大橋巨泉への応援がここで効いてくるわけですね。当然東京の党本部からは、せめて議場を欠席せよという命令が来る。たぶん全員が従うでしょう。
 ただ、実は民主党のお家事情、もっと言えば羽田グループのお家事情というのも響いてくる。この2年間、羽田グループは左派に邪険にされて冷や飯を食わされて来た。参院選後の人事でも、今回非改選だった北澤俊美氏が、国会の役付きを外されて、冷や飯を食う羽目になった。選挙前に、小泉新党という話がありましたが、この時に、「民主党から出たい」と囁かれていた集団は、この羽田グループですね。
 北澤俊美氏自身が、民主党を飛び出してでも、県知事選に討って出る可能性もある。その時に羽田さんは、たぶん強くは引き留めないでしょう。表向き静観、心情応援ということになる。
 今、長野で囁かれている、自民党が、民主党への切り崩し目的で、北澤氏を知事候補として担ぐという話は、あながちあり得ない話では無い。むしろ、田中秀征(←この人が立つのがベターであることは言うまでもない)が立たない状況では、今一番合理性を備えた戦略ということになります。(この人が田中康夫に対抗する玉としてどうかは全然知りませんが)
 そうやって県民クラブを切り崩せば、県政会から何人か抜け出ても、不信任案は通る。
 ここで、康夫ちゃんの負けが確定します。確定する理由は、たとえ県議会を解散して議会選挙をやってのけても、選挙後の議会勢力にたいした変化は無いからです。これは康夫ちゃんの支持者の中でも、冷静な連中は百も承知している。さらに、知事候補として、北澤氏か、あるいは一度は政界引退を口にした小山氏なりの民主系を担げば、多少県民クラブが増えても、大勢には影響しない。ここで見逃せないのは、再選挙直後の不信任決議は、半数の票があれば良いということです。これは自民党だけで乗り切れる。

 私の判断を申し上げますと、ちょっと時期として早いような気もします。県政会としては、康夫ちゃんの後援会が立ち上がり、康夫ちゃんが手管を覚えて、失点を減らして県民の反感が薄れる前にという目論見もあるでしょう。9月県議会に、不信任案を上程して通るかどうかは、これは私は判断できない。どこかが世論調査をやって、読売と同様の数字を出すようなら、それが強力な追い風となるでしょうが。
 逆に、後援会の皆様は、康夫ちゃんが再度、そのまま上程を目論んでいる、六月県議会で否決された「表現道場」と「特別顧問」予算に関して、知事にこれを降ろさせることです。降ろさせることが無理なら、せめて「表現道場」予算は減額して再提出。「特別顧問」に関しては、「県民への説明が足りなかった」と康夫ちゃんに一筆出させて、議会の顔を立ててやることです。でないと、9月議会は乗り切っても、その次に、またリコールの種を残すことになる。

 さて仮にリコールということになっても、康夫ちゃんが、傷付かずに知事職を退くことは可能だと思います。
 もし県政会が、本気で不信任を上程するとなったら、これはきっちり会派堅めと票読みが終わってのことですから、「やる」と言った後では、康夫ちゃんに勝ち目はありません。だからその時点では、退き方というのを考えざるを得ない。最後っ屁として、議会を解散して選挙させて、議会の初日に再議決する前に辞表を書くというみっともないことは避けた方が良いでしょう。
 この人、なんだかんだ国政に口出すするのが好きだから、いつあってもおかしくない衆院選に討って出ても良い。それを辞任の理由にしても良い。
 形としては、議会が不信任を口にしたら、その時点で辞表というのが、県民にとっても康夫ちゃん本人にとってもベターな方法だろうと思います。議会も当然、その辺りを睨んで駆け引きに出るでしょう。まったく票読み出来ていない状況下で、「不信任出すけれど、これは通るから、辞表を用意した方が県民のため、貴方のためですよ」と…‥。

 え? 知事選で康夫ちゃんが再出馬すれば勝てるだろうって?(~_~;)。羽田王国が動かない限り、それはあり得ません。断言できます。今回は、いわゆる勝手連も、前回のようには回らない。前回、康夫ちゃん支持に回った、県内のインテリ層が全く醒め切っている。インターネットが前回の選挙でどれほど影響したかは未知数なれど、少なくとも今回は、ネット上では、田中康夫以外なら、金正日でも構わないというムードに支配されることでしょう。康夫ちゃん支持派は、今より防戦一方になる。全体的に得票率が下がった中で、組織票を纏めた側が勝利ということになるでしょう。
 前回選挙での得票差に鑑みても、近々に選挙があった場合、民主党が支援組織としてフル回転しないと、康夫ちゃん再選の眼は全く無いと断言します。最終的に、田中康夫は、長野の改革を潰した張本人として、長野県民の歴史に記録されることでしょう。

 繰り返しますが、もし不信任という話になったら、ポイントは、県民クラブがどっちに転ぶかです。
 ウルトラCとしては、県民クラブの抱き込みに失敗した場合、田中康夫に対する態度が煮え切らない社民連の7人を各個撃破して取り込むという手がある。この人たちの行動原理は良く解らない所がありますね。東京からは、いくらなんでもリコールには反対しろというボイコット命令が来るでしょうが、ここ10ヶ月の彼らのスタンスを見ていると、各個撃破する余地はあるでしょう。その場合にも、次の知事候補として、民主系、というより羽田系の人間を担げば、社民連としての同調も得られやすいでしょう。
 そういう観点に立つと、県政会には、身内から知事候補を担ごうという目論見は全く無いでしょう。その腹づもりでいるとしたら、この人たちには、リコールの戦略を練るだけの頭脳は無いということです。
 申し訳ないけれど、このリコール問題に関するYahoo掲示板の ralt 氏の分析は、相当に外していると思う。

第178条〔長の不信任議決と長の処置〕

 @ 普通地方公共団体の議会において、当該普通地方公共団体の長の不信任の議決をしたときは、直ちに議長からその旨を当該普通地方公共団体の長に通知しなければならない。この場合においては、普通地方公共団体の長は、その通知を受けた日から一〇日以内に議会を解散することができる。

A 議会において当該普通地方公共団体の長の不信任の議決をした場合において、前項の期間内に議会を解散しないとき、又はその解散後初めて招集された議会において再び不信任の議決があり、議長から当該普通地方公共団体の長に対しその旨の通知があつたときは、普通地方公共団体の長は、同項の期間が経過した日又は議長から通知があつた日においてその職を失う。

B 前二項の規定による不信任の議決については、議員数の三分の二以上の者が出席し、第1項の場合においてはその四分の三以上の者の、前項の場合においてはその過半数の者の同意がなければならない。



後援会発足

 分量が多いし論点が拡散して読み辛いとのメールを頂戴。
 いやぁ、分量は私も減らしたいんですけれどねぇ(~_~;)。
 基本的に、私が書いておかないと、何しろ週刊誌はアホ揃いだし、カワードな新聞記者さんも本音は書かないし、証拠として記録しておかねばならないことがあまりにも多すぎる。
 現状、リアルタイムでそれをやっているのが私一人という状況では、分量が増えるのは仕方無いです。
 一方で、論点が拡散しているということは、たぶん無いでしょう。何しろ一回にアップロードする文章の中で扱っているテーマが多いので、そう見えるだけですね。個々人の興味というのも、人によって違いますから、ネット上の動きをもっと知りたいという人もいれば、そんなのは良いから政策批判に的を絞ってくれという方もいるでしょう。分量が多くて…‥という方は、自分が興味ある問題に絞って読んで下さいとしか言いようがない。申し訳ないですけれど、こういうサイトは、読者の嗜好に合うよう、事象を取捨択一して提供する類のものではないですから。それをやるのは、新聞やテレビですよ。ネットは取捨択一しない、判断は自分でしろという所にネットの強みがあるのですから。
 K嬢サイトのように、ネタが無くなれば過去に遡って検証するというのも良いと思いますけれど、それだと、私の場合は日々の動きを追っている余裕が無くなりますから。自分の必要に応じて取捨択一して読むだけのセンスを持って下さいとしか言いようがありません。

※ 金曜日定例記者会見
 全部で56分 冒頭、13分延々と一人で喋る。福祉関係の自慢話。私は、最初に田中康夫を支持した時に、「ビジョンを語るのが知事の仕事」と書いたけれど、世の中には、ビジョンだけでは済まない問題が多々あって、福祉の問題もそうですね。ここで彼が13分喋ったような内容は、高校の新聞部の素人記者だって出来るんですよ。県に求められることは、それをどう予算化するに過ぎない。こんな自慢話をしても、仕方ないと思うんだよね。どこから金を捻出するかという政策のリアルが無さ過ぎる
 彼の場合、福祉に纏わる、諸々の訪問であったり、発言が、実態を伴わずに、まさに個人的な人気取りのためだけのリップサービスになっている。

 道路に関してのらりくらり。長野市長選に関してのらりくらり。「後援会」という言葉は嫌だとのらりくらり。補正予算に関してのらりくらり。浅川ダムに関してのらりくらり。靖国に関して、以前からの弁を繰り返す(月刊誌「創」の記者質問に対して)
 「個人としての信仰の自由もあるのだからと書くジャーナリズムもあるが、個人としての信仰の自由を優先させても良いというのは、これは田中康夫は公人としての自覚をもっと持てという意見よりも、田中康夫は一人の市民としての自由な行動や意見の発露を優先させなさいという意見に等しいのでありまして、その自家撞着に気付かないジャーナリズムは不思議であります」
 靖国参拝に関して、国民の7割は、個人としての信仰の自由を通せと求めているわけではない。国民のマジョリティは、公式に国の代表として参拝せよということを求めている。そもそも、この問題は、特定の issu に関して個人としての立場なら仕方ないだろうと考える人々がいるというレベルの話に過ぎず、一般論として、普段、自由な行動や発露を優先させろなんて無茶なことが言われているわけでは無い。こりゃ酷い論理の飛躍とこじつけだと思いますよ。勝谷先生、月曜のラジオ番組でぜひ説教してやってください。
 あとはれいのアメリカはマーケットとして韓国、中国を選ぶだろう、マーケットとしてアメリカはどこのネイション・ステイツを優先させるのか? と考えるべきというトンチンカンな話。桝添が同じ疑問を呈したというが、そういう意味での反対では無いでしょう。そういう考えが桝添要一の口から出たことは無い。

脱・記者クラブ宣言に関しての成果を問われて。北海道新聞の記者の質問に、のらりくらり。
 ここで言っていることはちょっと滅茶苦茶でしたね。県のウェッブサイトで、県民は、実際のメディアの報道ぶりと、実際にどういうやりとりがあったかを、音声ファイルとテキストで検証できる、と延々自慢していたけれど、それは脱・記者クラブ宣言の前から行われていたことであって、脱・記者クラブ宣言とは何の関係も無い。記者クラブを叩き出そうが、クラブの現状を是認しようが、情報公開はその関係には何らも影響しないでしょう? なんでこんなこじつけに記者諸氏は黙っているわけ?

「(当選)10カ月がひとつの節目でないだろうが、田中康夫から始まった、全国に広がっている、市民、個人のための構造改革、変革を支える意味で、お集まりいただいた…(中略)…(後援会が)上下の関係がなく始まったことで、勇気づけられる、うれしいことだと思う」。産経

 うーん、どの口がそれを言わせるんだろう。常軌を逸した途方も無い自惚れだと思う。仮に90歩ぐらい譲ってさ、その改革を是としてもだ、それは田中康夫から始まったのか? こんな金正日みたいな自画自賛はお止めなさい。貴方の代わりに矢面に立つ羽目になった政策秘書室やネット上の支援者は、「あんたの人気取りのためにやってんじゃない!?」と溜息漏らすしか無い。

※ マイラインに関して市民からの質問。県庁は何処を選んでいるのか? 積極的に利用してはいかがか? 康夫ちゃんは即答できず。納得できる形で後日報告するとのこと。(ところで、この部分の冒頭、「パソコンのことなら…‥」とうっかり口を滑らしそうになったんだよね、この人。ププッと笑っちゃったよ。「パソコンのことなら僕は詳しい」と言いかけたけれど、やばいと思って、途中で言葉を飲み込んだんだな)
 上記を以下に訂正。
「私もコンピュータではないので、[すべて覚えているわけではなく] 
(私のことを大石君呼ばわりする方より、誤りであるとのメールを頂戴。ここに訂正し、陳謝します。それはそれとして、この人のメールに関しては、次回改めて紹介します)


※ 会見の最後に、誰も質問しなかった甲子園の問題に関して、一筆取ったことを得々と自慢(←産経調だな(~_~;))。しかし、着ぐるみヤッシーのキャラクターに関して、その性格を突っ込んだ記者がただの一人もいなかったことに大きく失望。君たち、みんなクビだ!
結局、金曜の会見は、
 道路
 長野市長選
 補正予算
 靖国
 脱・記者クラブ宣言
 マイライン
 55分(質疑応答の実質は40分ということになる)もあって、これは無いでしょう。回答時間を今の半分にしなさい。そうすれば倍の問題に関して質問と回答が出来る。

※ ウォルフレン
 昨夜のTBS系列のニュース23で、小泉総理の夏休みというニュースを冒頭で報じてましたが、まあ、脳天気な作りでしたね。日本のジャーナリズムには、為政者とどう向き合うかという覚悟が全然無いんだよね。で、実はそういうぬるま湯の異文化にどっぷり浸かってしまった外国人も無数にいるわけです。
 日本で活躍している欧米のジャーナリストには、ろくな奴はいませんな。いかにも無知なイエローモンキーに、私達欧米人が知恵を授けて差し上げましょうという腐臭がプンプンと漂ってくる。
 私、性格が悪いもんで、ウォルフレンみたいに、この業界では、そこそこ信頼されているけれども、やっぱりただのお馬鹿さんという連中の化けの皮をひっぺがすのは大好きです(^○^)/

Yahoo-JAPAN掲示板より
カレル・ヴァン・ウォルフレン
投稿者: takahashikamekichi 2001年8月17日 午後 8時05分
メッセージ: 2200
の『日本という国をあなたのものにするために』(角川書店)。以前、掲示板で触れられた方がいましたが、私も読んでみました。以下引用。

【最近の例としては、長野県の改革派知事、田中康夫の政策や性格について新聞が否定的な論評を繰り返していることが挙げられる。作家から政治家に転じたこの果敢な知事は、実際に、無駄な土木事業を中止するという改革に着手した。選挙で公約したこと、そのために彼が選ばれたことを実行して、出だしから大きな賞賛を集めた。しかし新聞は、人々の代表であるこの行動的な知事に対して、最初こそ拍手で歓迎したものの、すぐに批判するようになった。彼は「独裁者」だという主張が繰り返し紙面を飾るようになったわけだが、これが県議会内部から出ていることは容易に想像できる。日本では、このような非難に反駁するのは難しい。調和のとれた一体性という神話がまだ広く残っているからだ。それに記者たちは、自分の権力を真剣に受け止めている政治家を、政策の中身に関係なく攻撃するのが自分の仕事だと思っている。新聞の読者でもある日本の市民は、そのような新聞の編集者に対して、新聞は政治家の人格的特徴ではなく政策にこそ注目すべきだと要求することができるはずだ。】 テキストを打ち込んで下さった高橋亀吉氏に感謝。

 これ、支離滅裂ですよ。たとえば、冒頭の「長野県の改革派知事…‥」。なんだよそりゃ。「改革派」の論証もなく、唐突に、「改革派知事」と煽てて、この知事は「正しい」という無条件の同意を与える。この時点で、この人ダァメダァメね。
その次の、「土木事業を中止するという改革に着手した」
 これも、嘘ね。だって、吉村政権時代の末期には、すでに一般会計予算の10パーセント削減という荒療治がスタートしていた。長野が改革に着手したのは、前政権時代からです。
 「最初こそ拍手で歓迎した」これも大嘘。そもそも、メディアは選挙が始まる前から田中康夫に拍手を送っていたのであって、正確に記すなら、海の物とも山の物ともつかん時代から、マスコミは無批判に持ち上げていたのに過ぎない。
 「これが県議会内部から出ていることは容易に想像できる」、こりゃまた面妖な。だって、「独裁者だ」と言っていたのは、当の議会議員であって、この人たちは別に隠れてこそこそ発言していたわけではない。想像も何も、ちゃんと報道の中に、その証拠が残っているじゃないの?
 「日本では、このような非難に反駁するのは難しい」、変なこじつけだよね。独裁者だと批判されたら、それが民主主義であることを筋道建てて単に証明すれば良いだけのこと。日本には言論の自由は無いとでも言いたいのか?
 「調和のとれた一体性という神話がまだ広く残っているからだ」、そんな神話は聞いたことが無い。そもそも言葉として破綻している。一体性というのは、調和が取れているからこそ「一体性」と形容するのであって、調和の取れていない一体性ってどんなの?
 「自分の権力を真剣に受け止めている政治家を」、オヒオヒ。自分の権力を真剣に受け止めている男が予算編成のまっただ中にお気楽な買い物旅行なんかに行くか!? そりゃ神権に、の間違いだろう?
 「政策の中身に関係なく攻撃するのが自分の仕事だと思っている」
 無茶苦茶だよね、これ。だって、その政策の中身で、議会は「独裁だ」と声を上げたわけであって、そもそも政策に関係ない所で、「独裁だ」という非難が上がりようがないでしょう? そんなことやってのけたメディアが何処にいたの?
 「新聞は政治家の人格的特徴ではなく政策にこそ注目すべきだと要求することができるはずだ」
 新聞がちらと批判する記事を流したのは、脱ダムが最初の話でね、これは、その内容は、ほとんどが、民主主義の手法に反しているとか、代替案に実現性があるのか? という視点での批判であった。田中康夫の人格的特徴にいったい何処の新聞が注目したの?
 この人のこの文章の一文一文全てが、全部出鱈目。大嘘ばかり、出てこい! ウォルフレン。こんなデマゴーグで、幼気なイエローモンキーを騙しやがって。
 なんでこの人、こんな出鱈目ばかり書くかと言うと、田中康夫に感化されちゃった連中というのは、ウォルフレンばかりじゃないけれど、政策では無く、田中康夫は個人的な性格をもって攻撃されているという虚構を作り上げないと、田中康夫を擁護できないんだな。真っ向からの政策論議を行っては田中康夫を擁護しようが無いから、こんな出鱈目を垂れ流す羽目になる。
 まったく、こんな無知蒙昧な輩の意見に金払ってまで有り難く聞く連中がいるというのは不幸なことです。戦後はまだ終わってないね。この手の無知蒙昧な外人さんには、とっとと母国に帰国してもらわにゃ。

※ 小沢征爾氏が田中知事を訪問
 現地でオペラのけいこを終えて、県庁に来た小沢さんは、「ぜひ、鑑賞に来てください」と田中知事を招待。知事は「貴重な時間を長野県のために割いていただきありがたい」とねぎらい、「お伺いしたい」と応じた。 朝日

 6時20分 サイトウ・キネン・フェスティバル松本の総監督小沢征爾さんが訪問。「今年もよろしくお願いします。多くの市民が支えているし、若い演奏家がよい意味で鍛錬をしていただいている」 信毎

 下の信毎の記事は、康夫ちゃんの台詞なのか、小沢征爾の台詞なのかちょっと解らないのですが、上の朝日の台詞は、「心にも無いこと」、という奴ですね。この人、昔から、このイベントのことはボロクソに言ってましたから。
 コアなクラッシック・ファンで、このイベントのことを良く言う人間は皆無ですね。その非難の矛先は、一人小沢征爾に向けられていますが、私はちょっとそれには賛成しません。
 このイベント自体は、松本という土地柄もあって、ゆくゆくはザルツブルグ音楽祭並の規模にしようと、みんなが期待したのですが、何しろ小沢征爾は忙しいし、大元を言うと、日本中のプロ・オケの年間予算を合計しても、ベルリン・フィルひとつの予算にも満たない国で、この手のイベントを持続できるパワーというのは、もともと無かったと思います。
 サイトウ・キネンという命名も、今となっては、どうかなと思いますね。斉藤さんの教え子も限られている、現在の実情も、小沢征爾の個人的人気に頼り切っている。いい加減サイトウ・キネンの名前を外して、小沢征爾にも退いて貰い、新人発掘の場にするとか、イベントとしての性格転換を考えないとダメでしょう。
 田中康夫なら、主催の当事者として、このイベントに苦言を呈して改革してくれるだろうと期待していたのですが、がっかりですね。

※ 3時20分 地方自治が専門の村松岐夫・京大教授らがインタビュー。「私の発想はフィメイル(女性)だと思う。女の人はティッシュペーパーを買う時は一円でも安く買う私利私欲のかたまりだが、社会的活動においては私利私欲は全然ない」 信毎

 ナンセンス! 社会学的に何ら証明できるものではない。じゃあなんでこの日本のフィメイルたちは、シャンゼリゼのヴィトンに2時間も行列を作るの? 社会的活動なるものは、そもそも何処まで自分の私利私欲を殺せるかであって、そこにジェンダーの差は無い。単に個々人の資質の問題に過ぎない。

※ トイレの便座研究会真面目に発足

 ジョークのネタにしかならないような話ではあるけれど、敢えて真面目に話しましょう。快適なトイレを求めるのは、人間として当然の権利と欲求ですから、私はそれに人員を割いて予算を付けること自体に異論はありません。
 ただ、今の長野の財政状況で、より良いトイレにコストを割けられるかというと、残念ながらとてもそんな状況には無い。その現実を直視したなら、このような問題にコストを割くのはお止めなさいとアドバイスします。乾いた雑巾を絞らねばならないような逼迫した財政下でやるべきことではない。
 ティッシュ・ペーパーを一円でも安く買おうというフィメイルは、こんなことで余計な出費はしない。

※ 盛り上がらぬ通学区論議 県立高「通学区別集会」(8/17)
 「『今、県民が論議してほしいと考えている教育改革はほかにある』という声は、私のところにも届いている」。斉藤金司教育長もそう話す。信毎

 金曜日に信毎の田中長野県政のページに数本記事がアップされたのですが、どれをとってもなかなか良い記事ですね。ポイントを抑えている。この記事も、ぜひ全文を読んで下さい。
 ま、こういう反応が、県民のアベレージな所だと思いますね。不登校問題であるとか、虐めとか、明らかに学区制問題より優先して取り組むべき問題が山積しているでしょう。教育委員会の問題解決能力が無限でないことを考えると、優先順位の付け方として、学区制問題を頭に持ってきたのは拙い判断だったと思いますね。これ自体は、無くすか無くさないか? あるいは四学区制移行に留めるかで、答えのはっきりしている問題ではあるけれども、だからこそ康夫ちゃんが飛びついたわけね。
 30人学級とか学区制とか、見栄えの良いことばかり取り組まずに、不登校問題等、ゴールの無い地味な問題にも目を向けて欲しいですね。

※ 着ぐるみヤッシー騒動終息へ

 週刊誌FRIDAY。「ヤッシーは長野のシンボルも同然」。なんつうか、その昔、某御殿で飼われていたという孔雀をして、長野県のシンボルも同然と、持ち上げるようなものだな。そのシンボルを長野の象徴として受け入れる人間もいれば、あれをファシズムの象徴と見る人間もいるでしょう。めでたい連中です。
 はたまた、小泉総理のライオンハートをして、「日本のシンボルも同然」と礼讃するようなもので。それが政治の小道具に過ぎないという冷厳たる事実を無視しちゃ、フライデーの看板に傷が付くんじゃないの?
 で、そのフライデーの記事によると、試合中に記者が大会事務局に数名押し掛けて、「あの着ぐるみは拙いだろう?」と焚き付けたことが一因で、さらに別の火種として、応援団の入れ替えを急ぎたい大会スタッフと、試合後の知事のインビューを取りたい取材団とで鞘当てがあったとのこと。
 昨日の時点で、高野連が詫び状を一筆入れたそうで、これは高野連の一方的な負けでしょう。
 ただ、この件は、たぶん高野連の判断ではなく、朝日の判断でしょう。いらん騒動で自分たちが叩かれることを恐れた朝日が高野連に命じたと見て良い。
 俗に、日本の新聞は、貴族が創ってヤクザが売ると表されますが、高野連の現場もそうなのね。貴族が上で甘い汁を吸う一方、真夏に、あの暑い球場で汗を流す下っ端集団がいる。この人たちが、高野連の権威をバックに、少々度が過ぎた行為(記者との押し問答)に出たわけです。それに対して、田中康夫は、知事という権威を持ち、マスコミという権威も引き連れて戦いを挑んだ。この辺りは、某かの権威に縋ってしたいことやっているという点でどっちもどっち。
 やがて、お貴族の朝日新聞さんは、こんなくだらないことで、田中康夫で甘い汁を吸う週刊誌連中に叩かれては適わないと判断したわけです。そこで高野連にとっとと一筆入れろと迫った。何しろ、謝罪するのは高野連であって、朝日では無い。うちは傷付かない、むしろ甲子園の体質が叩かれることの方が痛い。うちはこのトラブルには関係ないという態度を最初から最後まで貫いて、自分たちの立場は守った。高野連が一人損したわけです。

※ 林業の現実 Yahoo掲示板から

 なかなかコンパクトに纏められて、良いテキストです。ぜひ読んで下さい。
 康夫ちゃんも、もう少し林業の現実というのを厳しく認識して欲しいと思いますね。これは、しなの牛に通じるものがありますね。スローガンだけが先走りして、全然実態が付いてこない。実態が無いということを誰も指摘しない。
 たとえば、理想として、100年、200年後の森林を語るのは結構だけれど、間伐材の消費が事実上見込めない状況では、県の林業予算というのは、数十年の長きに渡って、一方的な持ち出しになることは避けられない。それが出来ないから、何処でも林業が行き詰まっている。
 もう一つ問題があって、土木建設業からの転職奨励というのがあるわけですが、ひょっとしたら、これは差別かも知れないと思うんですよ。というのは、これはある種の3K労働になりますよね。そういう職業へ転職しなさいと、公が言う資格があるのか? たとえば、サラリーマンというホワイトカラーに向かって、君たちの仕事は無いから、明日からチェンソー持って山には入りなさいと言ったら、これは人権問題になりますよね。たまたま、土木建設業というブルーカラーに対して、それをやりなさいという話で済んでいるから目立った反対は無いけれど、現実論として考えると、ちょっと無茶な部分があるような気がしますね。

※ 後援会発足
 会員を対象に各地で田中氏との朝食会を開くほか、車座集会も行う。県政についての勉強会も実施する予定で、柳沢会長は「県政や県議会について学ぶ中で、将来の県議候補も出てくる可能性もある」と話している。 朝日より

 良く機能してくれれば、素晴らしい試みと思う。けれども「ガチガチの大政翼賛会」や「ヨイショ会」になる可能性も、また知事にとって最大の反対・圧力団体になる可能性もある。K嬢サイトより。

 うーん、この人の口から、こんな台詞が出てくるなんて、いったいどういう風の吹き回しだろう。
 後援会の発足自体は良いんじゃないですか。もちろん、3年後の選挙のことも睨んでのことでしょうが、当面は、次の県議会選挙でしょう。知事にいろいろ言いたい人は、こういう組織にどんどん参加して、内部から意見具申するということを考えるべきだと思いますね。
 問題はただ、康夫ちゃんは、支援者の言葉ですらなかなか聞かないという部分にありまして、そういうことを考えると、実はこの後援会は、田中康夫の名前を借りた一つの政党であって、知事とは無関係な所で勝手に回るだろうとも言えるでしょう。

 ただ、以下のこれ↓
 この時期の再発足には、県議会などで田中氏の発言などが問題視される中、苦言も含めて知事にアドバイスをして田中氏を支える狙いもある。山根副会長は会合で、「逆風が吹いているからこそ、最初に支えたメンバーが応援しなければならない」と話した。朝日

 ちょっと私は、憤りを覚えるのですが、あなた方、今日まで「苦言を呈したことはあるの?」。もちろん、個々人では、いろいろやりとりはあったでしょう。その過程で、芽野さんの、「この人は頑固で人の言うことをきかん」という嘆きも出てきたわけですよ。じゃあそれを後援会として、意見を纏めて、彼に言うだけの覚悟があるのか? 田中康夫に嫌われ、邪険にされても、後援会として筋を通し続ける覚悟があって、こういうことを始めたんでしょうね? と念押ししたいですね。
 その辺りの困難さを考えても、これは知事に対してどうのこうのではなく、揺らぎ始めた支持派の引き締めとしての性格が強いでしょう。

 あと、これ書いたものかどうか、以前からちょっと迷っていたことなのですが、柳沢京子という方ですね。長野では、前知事夫人に代わる新女帝などと揶揄されていますが、私が聞いている所では、この人と康夫ちゃんの関係というのは、新女帝と呼ばれるほど親密では無い、との印象を持っています。かなりぎくしゃくしているように聞いています。それは、田中康夫の日々の動静記からも窺える。この二人、芽野さんと違って公の場でしかほとんどやりとりがない。
 そもそも、田中康夫という色が付いたことで、仕事上でも、あまりたいした得はしていないでしょう。

※ 「松本糸魚川連絡道路」計画
 同計画は、大北地域北部では早期着工を求める声が強いが、南安曇地域を中心に強い反対運動がある。県は九月中旬から、計画の是非を住民参加で自由討議する「意見交換会」を沿線市町村で開く。知事は「県全体の今後の道路の在り方を含め、ゼロから虚心坦懐(たんかい)に意見を聞く場にしたい」とした。信毎

 この人の口から「虚心坦懐」なんて台詞が出てくるのは笑っちゃうけれど、いろんな所で、この問題のコメントが出ていますが、なかなか良いんじゃないですか。謙虚な姿勢が窺えて。
 いろいろ揉め事起こした挙げ句に、即断即決は、自分が望む結果を導くための、どうも最短距離では無いらしいということに気付きつつあるということでしょう。
 私個人は、この道路計画に関してほとんど情報を持ち合わせていないので、是非を述べられないのですが、こういう姿勢は良いと思いますよ。できれば、他の問題でもこういうスタンスで挑んで欲しかったですが。

 ただちょっと不思議なのは、デジボサイトのタカハシさんは、もともとこの道路に反対して知事選に首を突っ込むことになったんですよね? となると、この問題に関して、康夫ちゃんは事前に、反対する立場の人々からかなりのブリーフィングも受けているはずなのですが、どうしてすんなり「反対」という立場を明示しなかったのでしょうか? 

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