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家庭内塩化ビニル調査スイス編 1998.1.27






3大学環境プロジェクト(MIT、ETH、東大)関連で、スイスに再び行ってきました。今回は、東大から、35名ぐらいの参加でした。そこついでに、スイス製プラスチック包装材料をわずかですが、持ちかえりました。その報告です。実は、スイスでは、塩化ビニルは包装材料に使用されるのが禁止されているようです。


(1)まず、電気製品関係。日本ですと、塩化ビニルである可能性が非常に高いものです。

これは、スイスの電話ケーブルです。この包装材料は、日本で買えば、まずまず塩化ビニルである確率が高いです。結果は、PETでした。スイスで塩化ビニルを包装材料に使うことが禁止されている証拠品かも知れません。ただし、このケーブル、日本円で1500円と高いです。なお、プラスチックの材質表示は有りませんでした。

 ついでに、写真でご覧になれるかどうか、白い「ねじりっこ」が見えます。これも日本では塩化ビニルである場合が多いですが、これもどうもポリエチレンのようでした。量が少ないために、判別の確実性はやや低いですが。こちらも材質表示はなし。

(2)食品関係。ヨーグルトの蓋です。

無駄な部分が多い写真で失礼(安物のデジカメですと、ファインダーが不正確。オリンパスの一眼デジカメが欲しい)。無駄口でした。結果は、ポリエチレンです。ちなみに、瓶はガラスでした。良く分りませんが、ひょっとすると、リターナブルボトルなのかも知れません。判別してから、良く見たら、表示が有りました。

(3)食品、チョコレート

 ネスレの板チョコです。こんなケースに入って、小さな一口チョコが多数入っておりました。

 本体は、白色のもので成形されております。良く分らないかも知れませんが、透明な蓋がついてまして、同じく成形されております。このようなものは、日本ですと、大体半数以上は塩化ビニルです。しかし、このネスレのものは、蓋も本体も両方ともPETでした。表示は、白い本体には有りましたが、透明な蓋には有りませんでした。



たったこれだけで結論を述べるのは、まさに無意味ですが、スイスという国は、塩化ビニルを包装材料に使うことが禁止できるという見本にはなる様です。 日本の場合でも、前回の報告でお分かりのように、包装材料としての塩化ビニルはすでにかなり少なくなっています。このような状況で、法律的に禁止する意味が無いという意見も有りますが、逆に、禁止しても、それほどの実害が産業界にあるとは思えません。