例題としてダイオキシン

平成9年7月22日 更新

7月21日のNHKテレビでダイオキシン問題が取り上げられました。いくつかの市町村では、非常に困っているようです。例えば、神奈川県清川村では、焼却を中止し、処理を厚木市に依頼しているようです。

なぜ、ダイオキシンが発生するか。それは、ごみに塩素が含まれているからです。一つの原因は、恐らく塩化ビニルですが、もう一つの原因として、醤油や調味料に含まれる食塩があります。

現在のごみ焼却の最大の問題点は、(1)なんでもかんでもいっしょに燃やすこと、(2)東京都などでは、本来燃やせるプラスティックを燃やしていない、(3)塩化ビニルや生ごみなどを燃やしている。などです。

焼却を前提としたごみ処理の基本は、次のようにすべきであると思います。まず、分別して、生ごみ、紙、塩化ビニル、それ以外のプラスティックなどに分ける。生ごみはコンポスト化して肥料に、塩化ビニルはそれだけ集めてリサイクルあるいは埋め立てに、紙とその他のプラスチックはリサイクルプロセスに回して、どうしても余った場合には、固形燃料化して焼却する。

この方式の利点は、焼却物の発生熱量が高いために、高効率で発電ができること。

現在の東京都方式のように、プラスティックを埋め立てるのは、もともと石油だと考えれば非常にもったいないだけでなく、処分場の寿命を短くするだけです。


 解決には、いくつかの方法が有りますが、すでに欧州環境先進国では、余り重大な問題は起きていないようです。国立環境研究所の後藤典弘部長は、どうもドイツ派のようでして、焼却しない方向で解決を目指すべきだと考えておられるように思います。私自身は、スイス派でして、最終的には完全分別+焼却によって処理をすべきだと考えております。スイスでは、75〜80%のが焼却処理されており、スイス全体で約30余の焼却工場がありますが、助燃剤としての油は使っていません。

詳細は、問答形式の長文をご覧ください。

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