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神奈川科学技術アカデミーの講座ご紹介 07.13.2000






 以下のような趣旨で、講座を企画いたしました。特に、環境・安全などについて市民社会を対象としてコミュニケーションを行う必要がある、すべての企業における環境関連部署担当の方々を対象としたつもりです。まず、自分自身の環境に関する知識を確固たるものにしなければ、市民社会を対象とした環境リスクコミュニケーションは失敗に終わります。

本当は、一般市民の方のご参加もお願いしたいところなのですが、何せこの講座も商売なもので、参加費が高いのが難点。ちょっと無理でしょうか。



「21世紀型経営のための環境戦略 −環境調和性評価と市民の環境意識−」
                                  コーディネータ  安井 至

 21世紀は環境の世紀であると言われている。すなわち、「環境」を無視したビジネスは成立しない可能性が強い。しかしながら、「環境」という言葉の意味するところは極めて多様であり、したがって、その理解の仕方も様々である。当然のことながら、21世紀型のビジネスは「環境負荷」を低下させた形態を取る必要があるが、「環境負荷の低下」ということ自体、あまり明確になっていない。
一方、市民社会を対象としたビジネスを行う際には、市民社会が「環境」をどのように理解しているか、これを的確に判断できる企業と、できない企業とでは、ビジネス戦略上重大なる差が出るものと考えられる。
 以上2つの要素をまとめると、真に環境を考慮したビジネスを行うためには、1.自社のビジネスの環境適合性を適切に自己評価できること、2.市民社会の環境観を的確に把握していること、この2つの条件を満足しなければならないものと考えられる。
 本セミナーの目的は、この2つの条件を満足するために必要な様々な知識、いわば企業人のための環境リテラシーとでも言えるような情報を提供するとともに、市民社会がどのような環境観を持っているか、それがどのように形成されているか、などをできるだけ解明するという困難な課題についてチャレンジしてみたい。 


プログラム 講義は原則1駒が3時間、最終日の午後は例外

11月16日午前 安井至:「イントロ−環境負荷定量化と市民社会」     
11月16日午後 星元紀(慶応義塾大学):「環境リテラシーとしての生物学」
11月17日午前 中杉修身(国立環境研究所):「PRTRと社会」
11月17日午後 新田裕史(国立環境研究所):「環境疫学と市民社会」
11月21日午前 森口祐一(国立環境研究所):「大量生産・大量消費スキームと市民社会」
11月21日午後 細見正明(東京農工大):「有害物処理技術の将来」
11月22日午前 中西準子(横浜国立大学):「環境ホルモン問題と市民社会」
11月22日午後 横浜国立大学見学
12月1日午前 森下研(エコマネジメント研究所):「環境広告・環境ラベル・環境報告書」
12月1日午後 帆足養右(富士常葉大学):「マスコミと環境情報・市民の環境観」
12月1日午後 質疑応答  帆足養右、安井 至

問い合わせ先: 財団法人 神奈川科学技術アカデミー教育交流部教育研修課
          〒213-0012  川崎市高津区坂戸3−2−1 KSP西棟6F
          Tel: 044-819-2033 Fax: 044-819-2097

参加費:5万9千円/通し、1万5千円/日