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エコグッズ報告    09.06,99






 最近、エコグッズと思われるものを何種類が入手しテストしてみました。それのご紹介というものでして、本HPとしては前代未聞の記事でです。ここでのご紹介物は、「買ってはいけない」ものではないものと信じます。私自身と全く利害関係が無いものばかりですのが、最終責任はお買いになったユーザとメーカー側に有ります。念のため。

1.生ゴミ処理機  日立製BDG-120 消費税込みで5万円弱でした。

 仕様は下に示す通り。秋葉原の電気街を歩き回って、やっと3機種を置いてある店を発見しました。日立、サンヨー、松下電工の3機種でした。日立を選択した理由にそれほどのものがあるわけではなくて、最も単純な構造だと判断してのことです。サンヨーとどちらがしようかと迷ったのですが、この選択が良かったかどうか、それは分かりません。恐らく永久に。
 今回の生ゴミ処理機購入の動機は、消費電力が知りたかったからです。さらに、どのような使い勝手のものか、実際に触って見たかったことも、当然ながらありました。先日来、生ゴミ処理にどのぐらいの電力消費量までならば正当化できるか、という検討を行ってきましたが、生ゴミ1kgの処理に0.5〜1kWhを超すようでは、環境負荷という面からみたら疑問が有りそうというのが現時点の直感なのですが、このあたりの再検討をしてみたいというのが本当の動機です。ということで、亭主が自分のお小遣いで買いました。変な亭主です。 現時点までのご報告は、完全なものではありません。まだ良く分からないことが多いのが現状。最初、臭いが思ったよりも強いと、と感じたのですが、このところ、好調のようで、臭いが気にならなくなりました。気温が多少下がったためかも知れません。
 消費電力ですが、2でご紹介する、エコワットというものを使って測定しております。その結果をまとめますと、大体次のようになっています。現在までのところの運転電力のまとめ。
○運転開始3日間の20W平均が最大でした。これは初期モードのため?
○それ以後、標準モードですと、13〜19W。
○ゴミ少量モードですと、8〜17W、で運転されています。
○昼と夜の運転電力には余り差は無くて、夏なら気温には依存しない。
○水分の多いものを大きな塊状で大量投入すると、運転電力は当然上がる。
○総平均では、15.4Wの運転電力。
○この値ですと、ゴミを毎日1kg処理しているとして、0.37kWh/kgで合格
○これから寒くなると、ヒータの電力が徐々に大きいくなるでしょう。真冬が勝負です。
○面白いのは、空の状態が必ずしも消費電力が最小ではないことです。夏でもヒータが多少動いているようで、投入されたゴミの発酵熱が多い場合には、消費電力が下がるように見えます。

 ちなみに、家内の使用しての感想ですが、「台所から生ゴミが消えるのは極めて気持ちが良い」、ことだそうです。生ゴミも、でた瞬間はまだ食材そのもので全く不快感は無いですから、それが10分以内に処理機に入ってしまう現状なら、この感想も当然かもしれません。もう一つの感想は、「生ゴミが無くなって見て初めて分かる包装材料の多さに閉口」、ということだそうで。これも当然でしょう。

 もっと詳しい生ゴミ処理機のことでしたら、神栄の中川さんのHP
http://www02.so-net.ne.jp/~namagomi/ をご参照ください。エコワットによる消費電力測定は、本HPが先行していますが、そのうち、中川さんのHPにも掲載されることでしょう。

型  式

BGD-120

BGD-120K

据付場所

屋外(周囲温度−10℃40℃

屋外(周囲温度−20℃40℃

標準処理量

1.2kg/日

処理方式

バイオ式(好気性土壌菌による常温分解方式)

基   材

微生物、おがくず、コーヒー豆殻のミックス材

減   容

18

メンテナンス

2カ月に1回約8L残して、同量の基材を補給

電   源

AC100V 5060Hz共用

消費電力
5060Hz

最大8585W

最大120120W

外形寸法

42.5×奥行33.5×高さ60.5cm

質  量

10kg(本体のみ)

付属品基材:16L(初回分)、計量カップ兼用スコップ
交換・補充用部品(別売)
基材セット:BG-C48L×4袋)標準価格2,600円(税別)


2.エコワット   簡易型電力量表示器  東光精機株式会社製

   連絡先:TEL:06−6387−1236  FAX:06−6387−1256

 こんなものです。100Vのコンセントに繋ぐことによって、消費電力、経過時間、電力代が液晶画面に次々と出てきます。1台3000円ぐらいでお買いになれると思います。当方は大量購入したので、安かったですが。

 エアコン、パソコンのような運転条件で消費電力が変わるものについて、測定をお奨め。


3.塩ビちゃん   簡易塩ビ判定機  (株)イージーエス  ¥2800で入手

  以前、本HPで、家庭内塩ビの調査をやりまして、その際、簡易型の塩ビ判定機が有れば、と書きました。98年記事の家庭内の塩化ビニル調査 new01.05です。表紙ページにリンクを張りますので、ご利用ください。

 100円ライターの炎をトーチ状にして噴出す装置が基本で、その炎の位置に銅線があって、そこに少量の試料をつけることによって、塩素が存在していれば、緑色の炎が出るので判定可能というもの。確かに、塩ビを判別することができる。

 

 当研究室がこれまで使ってきた高価な光学式のプラスチック判別器よりも、塩ビだけを判別するのであれば具合が良いようです。なぜならば、試料が本当に少量ですむから、小型部品まで判定が可能。

 判別するために塩ビを燃やして、それでダイオキシンが出たらどうするのだ、と言われそうですが、使ってみたところでは、燃焼部分は相当高温になっているようで、心配ご無用だと思いました。

 この写真が塩ビを判定中のもの。確かに緑色の炎が見えます。炎が2つに分かれている根元に試料をちょっと付けます。

以下は、メーカー側の説明です。

原理は”バイルシュタイン反応”を応用したものですが、次のような特徴をもったものです。

 特徴

 1)小型軽量でポケットにも入る。(100×30×15mm 75g)

 2)極微量の試料でよく被判定樹脂を殆ど傷つけない。(0.0001g程度)

 3)判定操作が簡単で短時間。(10秒程度)

 4)誤判定がない。(誰でも100%確実に判定できる)

 5)安価で耐久性が高い。(使い捨てライターの入れ替えのみ)

連絡先: 愛媛県新居浜市新田町3丁目1−39

     (株)イージーエス 企画開発グループ    

      TEL      0897-37-1511   FAX      0897-32-1362   


4. プリウスのガラスに張った反射シート  3.5万円 ディーラー価格で高い

 やっと涼しくなってきましたので、プリウスの燃費もよくなるでしょう。夏の間は、とにかくエアコンの負荷が燃費にもろに響きます。

 車のガラスに着色シートを張ることがよくやられています。本来の目的はプライバシー保護のためのようですが、「からすベンツ」などは印象悪いですよね。このシート、当然ながらエアコンの負荷を下げる効果もあります。ただ、「からす状態」はプリウスには似合わないようで躊躇しておりました。6月に整備に入れたときディーラーに聞きましたら、反射式のシートがあるとのこと。それを張って見ました。緑色で反射率は相当高いようです。「ぎらりプリウス」になりました。やはり少々下品か?

 さて、効果は、これは対比ができないので不明ですが、少なくとも炎天下に駐車した場合にも、車内の温度は多少低く保たれるようになったと思えます。

 しかし、3.5万円も払ったところで、この省エネによるメリットは、金銭に換算すれば、一夏でガソリン10リットル分(〜900円)も無いでしょう。 とてもとても元が取れるようなものではないですね。 それに後方視界がやはり悪くなりますので、バックするときに気を使うようになりました。こういうデメリットも有ります。

 ということで、この商品のお奨め度は低いです。

 車関係のエコと言えば、本当のところは、乗らないこと(自戒をこめて)。車が都市の大気汚染原因の大部分であること、ガソリンからのベンゼン放出が大気汚染の一つの原因であることは、絶対的事実ですから。詳しくは、横浜国立大の「今日の大気汚染」をご覧下さい。

 もっとも都市の大気汚染については、ディーゼル車の責任がかなり大きいです。これに付きましては、本HPの98年版記事「ディーゼルの排ガス規制強化 new12.21」をご覧下さい。また表紙ページへのリンクです。ディーゼルエンジンは省エネルギー型であって、温暖化防止に有効といった話も有りますが、だからといって、大気汚染が正当化できる理由は全く有りません。なぜならば、ディーゼルエンジンに対する大気汚染防止対策は技術的に可能だからです。中西先生と同様、東京都の対応策に期待しております。