
うちの家族は皆、基本的に動物好きだったけれど、今までマンション住まいだったために、犬を飼うことができませんでした。
念願のマイホームを手に入れた後、私たちの「犬を飼いたい」という夢は日に日に大きくなっていきました。
そしてある日、母が「犬のカタログ」という、たくさんの犬種が紹介されている本を興味本位で買って来たのが事の発端でした。
その頃はやっていたコーギーなどが飼う候補にあがったものの、このイングリッシュ・コッカーというめずらしい犬種にたどりついたきっかけは、
そのカタログにのっていたイングリッシュ・コッカーの写真でした。
そこにはカゴから顔を出す、ナチュラルヘアーのふわふわしたブルーローンが!!
何ともいえないかわいさにひかれた私たちの決め手は、そのページに書かれた”理想的な家庭犬”という言葉でした。
毛色は私の「犬といえば茶色」というこだわりでオレンジローンに。
「ブリーダーから直接仔犬をもらいたい」という母の信念のもと、
探し始めてから一ヶ月ほどして、ボニーは名古屋のブリーダーさんからやってきました。
ボニーは家に来たばかりの3日間のうちは緊張して、いつ見に行ってもこちらを見返す始末でしたが、
だんだん慣れてきて、私たちにもとてもなついてくれるようになりました。
その後、ボニーはいつも家族に囲まれて、ちやほやされていたおかげで、”理想的な家庭犬”になるはずもなく、すっかりわがまま娘となってしまいました。
そして結果として私たち人間の上にのしあがり、今では小さいながらも一家の大黒柱として日々がんばっております(汗;)。