毎天都在幻想..... |
炬燵会議/第七回/バンド名を決めよう (加藤,内田,大垣,尹)
尹:皆さんこんにちは。炬燵会議、第七回です。今回は、バンド名を決めようということで、私が現在所属しているバンドのメンバー4人、集まっております。じゃぁ、皆さん此処では初めてなので、簡単に自己紹介してもらえますか。じゃ、リーダーから。 加藤:初めまして。リーダーの加藤です。ギターを担当しております。 内田:初めまして。ボーカル&ギターの内田と申します。 大垣:初めましてこんにちは。ベースの大垣です。 尹:で、ドラム担当の尹です。宜しくお願いしまーす。 一同:宜しくお願いしまーす。 尹:ところで、今回、ネットを通じてバンド名を募集したわけですけど、14件の候補が挙がりました。 加藤:ネットの力ってすごいね。 内田:ね。 尹:それで、えー、この候補を1件ずつ吟味していきまして、最終的に、この中からバンド名を決めるということでよろしいでしょうか。 加藤:よろしいですよ。(笑) 内田・大垣:よろしいです。(笑) 尹:では、まず1件目。「ねぐれくと」。 大垣:育児放棄でしたっけ、ネグレクトって。 尹:そうです。 加藤:暗い感じはあるよね。あと、閉鎖的な感じ。 内田:そうだね。息が詰まりそうな・・・。 大垣:加虐的な印象ですよね。俺達の演ってる曲とはちょっと違うかな。俺達は被虐的だもんね。 加藤:そうだね。攻撃一辺倒のパンクじゃないからね。・・・ということで。 尹:じゃ、ひとまず候補からは外すということでよろしいですか? 一同:はい。 尹:では、2件目いきます。「うぇらーは」。 加藤:意味は? 尹:意味はありません、とのことです。 加藤:ふーん。響きとしてはいいよね。俺は好きかも。 内田:「こんばんは、うぇらーはです。」 大垣:意味不明。(笑) 加藤:一応、キープしておこうか。みんなはどう? 内田・大垣:いいですよ。 加藤:じゃ、そういうことで。次いってみよう。 尹:はい。では3件目。「うっちん」。 内田:はい?俺ですか? 大垣:あー、ニックネームだ。(笑) 内田:わたくし、小学生の頃からあだ名が「うっちん」でございました。 加藤:へーそうなんだ。ちなみに候補の方の「うっちん」はなんて意味なの? 尹:ターメリックの沖縄読み、とのことです。 加藤:香辛料だ。 尹:そうですね。 加藤:内田くんのニックネームじゃ嫌だなー。 内田:えー?加藤さん俺のこと嫌いですかぁ? 加藤:男には興味ないもん。 内田:うぇ〜ん(泣)。 尹:じゃ、候補からは外しますね。では、4件目。「みそじ」。 加藤:30代っていう意味の三十路かな? 尹:そうですね。「素直に30代です。とアピールする。」と書いてあります。 内田:でもアレですよね、加藤さんはもうじき30代じゃなくなりますよね。 加藤:うん。もう片足は四十路に突っ込んでる。 内田:じゃあ却下。 尹:「却下」なんて簡単に言わないでくださいよ。みんな一所懸命考えてくれたんですよ。 内田:あ。そうですね。すんません。 尹:じゃ、5件目いきますね。「きじむなぁ」 加藤:それはなんて意味? 尹:えーと、調べましたところ、沖縄の言葉で、樹木の精霊のことをこう呼ぶそうです。 加藤:精霊かぁ。ちょっと俺達が名乗るには畏れ多いね。 尹:でも、語感としては私、すごく好きなんですよねー。 大垣:だけどさ、精霊って感じどうよ?俺達の音楽で。 尹:あー、ちょっと違いますねー。 加藤:沖縄の音楽を演る人が名乗るなら許されるんじゃない? 尹:そうですね。・・・じゃ、次いきます。6件目。「やもめぐらし」。 内田:ひー。耳が痛いなー。(笑) 大垣:離婚歴2回。(笑) 加藤:子供はいるの? 内田:いや、子供はいないです。 加藤:そうねー、確かにやもめぐらし。この中で結婚してるのは尹さんだけか。 尹:そうです。 加藤:でもー、うーん、やもめぐらしはちょっと可哀相だな。・・・ということで。 尹:じゃ、次いきます。7件目。「ぶらっくぱんく」。 加藤:そのまんまだね。(笑) 内田:ドス暗いパンクだから? 大垣:でも、ジャンルとしてありそうな感じしない?CDの帯に「比類なきブラックパンク」とか書かれたりする・・・ 内田:メジャーではありえないけどね。 加藤:・・・ということで。次いってみよう。 尹:はい。8件目。「くろぱん」。 内田:ハイジのおばあさんが食べてたやつだ。 大垣:違うよ。ハイジにはおばあさんいないよ。ペーターのおばあさんだよ。 内田:あー、そうかそうか。 尹:「昔懐かしい給食のパン」と書いてあるんですが。 加藤:あー、わかった。別名「おっぱいパン」だ。 尹:おっぱいの形してるんですか?甘食みたいなものですか? 加藤:いや、甘食とは違ってフワフワなんだけどさ。ふくらみが2つあって、ほんのり黒砂糖の甘さがあって。 内田:僕は知りませんね。世代の違いですかね。 加藤:違うよ。内田くんの学校は田舎だからそんなハイカラなパン出なかったんだよ。 内田:仙台はそんなに田舎じゃありませんよ!(怒) 加藤:まぁまぁ。・・・次いってみよう。 尹:はい。じゃぁ9件目。「ゆうたなじい」。 加藤:どういう意味? 尹:フランス語で「安楽死」という意味だそうです。 加藤:へー、フランス語なんだ。安楽死ってのはいかにも俺達っぽくない? 内田:いいんじゃない?これ、キープってことで。ね。 大垣:うん。 尹:じゃ、次いきます。10件目。「いぬふぐり」 加藤:犬のふぐりかぁ・・・。 内田:加藤さん想像しちゃってますね。 加藤:犬のふぐりはなぁ・・・ちょっとなぁ・・・。 尹:猫のふぐりは小ぶりで可愛いですよ。 大垣:そういう問題じゃないだろう。(笑) 加藤:ということで。次いってみよう。 尹:はい。いよいよ残り少なくなってきました。11件目。「たそがれワクチン」。 加藤:おっ。これはいいんじゃない? 内田:「こんばんわ、たそがれワクチンです。」 大垣:いい感じっすね。インパクトもあるし、ダークな感もあって。 加藤:ね。なかなか思いつかないよ、こういうのは。これ、キープしとこう。 尹:はい。じゃ、次、12件目。「第一次産業」。 加藤:って漢字? 尹:そうです。漢字で5文字ですね。 内田:漢字なのが残念。 加藤:・・・だね。次いってみよう。 尹:はい。13件目。「よろめきたおし」。 加藤:いいねぇ。これもいいねぇ。 内田:これ考えた人センスいいっすね。 大垣:もしかしてさ、関西の人じゃない? 尹:メールの言葉使いとか拝見してる限り、多分そうですね。 大垣:なんかさ、20年ぐらい前の関西インディーズの匂いがするんだよね。 加藤:直撃世代なのかもよ。これ、キープしとこう。 尹:はい。じゃ、いよいよ最後になります、14件目。「ほるまりんづけ」。 加藤:なるほど。 内田:今ハヤリの、「キモかわいい」感じ。 加藤:むしろ曲の中で使いたいフレーズだね。・・・ということで。 尹:はい、以上、14件でした。 加藤:キープしといたのはどれだっけ? 尹:キープは、4件ありまして、「うぇらーは」、「ゆうたなじい」、「たそがれワクチン」、「よろめきたおし」です。 加藤:みなさんどーお?この中から選ぶとしたら。 内田:うーん、どれも甲乙つけがたいですね。 大垣:俺は「よろめきたおし」が好きだなぁ。 加藤:尹さんは? 尹:そうですねぇ・・・敢えて選ぶなら「たそがれワクチン」・・・。 加藤:内田くんは? 内田:俺は、うーん、どれかっていわれたら「ゆうたなじい」っすかね。 加藤:みんなバラバラかよ。 内田:加藤さんはどれがいいんすか? 加藤:俺?俺は「ゆうたなじい」。 内田:じゃぁ多数決で「ゆうたなじい」に決まりじゃないですか。 大垣・尹:え〜〜? 加藤:って不満の声が挙がってるんだけど。(笑) 内田:じゃあ、こうしましょう。みんなでジャンケンして、勝った人が決定権を得るってことで。 加藤:どうする?そうする? 尹:私、ジャンケンって好きじゃないです。そういう行き当たりばったりな決め方するんだったら、いっそ、リーダーが考えて決めてください。 加藤:いいの?それで。大垣くんは? 大垣:俺も尹さんと同じ意見。 加藤:じゃあ、「ゆうたなじい」に決まっちゃうけど、いいのかな? 大垣:その前に、加藤さんはなんで「ゆうたなじい」なんですか? 加藤:それは、まぁ、この4件の候補の中で、俺達が演ってく音楽の方向性を考えた場合、一番しっくりくるのが「ゆうたなじい」、安楽死だと感じたからなんだよね。他の候補もそれぞれ良さはあるんだけど、俺達が演ろうとしてるのはさ、弱者の言葉を伝える手段としてのパンクでしょ。だから、そういう音楽に一番しっくりくるのは?って考えた場合にさ・・・ 尹:加藤さんが仰りたいことは何となくわかりました。 大垣:俺も異論ないです。 加藤:じゃ、ホントに決めちゃうよ。「ゆうたなじい」に。いいのかな? 一同:いいです。 加藤:じゃ、今後、このバンドは「ゆうたなじい」を名乗ります。 尹:じゃ、締めに入らせてもらってよろしいでしょうか。 一同:よろしいです。(笑) 尹:えー、今回のバンド名の募集に、お忙しい中メールを下さった方々、本当にありがとうございました。おかげさまでバンド名が決まりました。メンバーからもお礼を言います。 一同:ありがとうございましたー。 尹:では、とりあえず、来週のライブ、頑張りましょう。 一同:頑張りましょう! 尹:では、今回はこれにてお開きです。また次回お会いします。ごきげんよう。 |
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