正直に言おう。実はここ二日ばかり、薬物の吸引にハマっていたので更新ができなかった。
やっぱ本場モノは違うよなぁ・・ふっふっふっ・・香港製造萬歳なのだ。
というワケで、その馨しき薬物の名称は「霊草油(りんちょうやう)」といい、香港では知る人ぞ知る超ポピュラーなブツである。
類似品に「百合油(ぱくはっやう)」というのがある。って言うか、もしかしたら霊草油が百合油の類似品なのかもしれないんだけど、
とにかく香港の家庭にはこの二つのどちらかが救急箱の片隅に常備されている率が非常に高い。
用法は基本的に、肩凝りや筋肉痛には塗ってスースー、吐き気止めや気付けには吸ってスースー、である。
その他にもヤケドや切り傷・虫刺されに塗り塗り、風邪や頭痛・腹痛などにはその箇所のツボに塗り塗りと、何にでも応用できるのが嬉しい。
ただ、ホントに効くのか。脳裏を掠める一抹の疑問。されどそんなこと、誇り高き香港人に直接聞けはしまい。
そこで取り合えず自分のカラダを使ってアレコレ人体実験した結果では、「効いたような効かないような、
よくわからんけど何しろスースーして気持いいことだけは確かです」というのが事実として言えること。で、
今のところ私が個人的に気に入っているのが、「鼻が詰まった時、ティッシュに染み込ませて吸引する」
という使い方。
この週末は風邪気味で鼻が苦しかったので、布団に入ってこれをやりながらおとなしくしていたよ。
天然の薬草成分で作られているのでモチロン害はないし、ハッカの匂いが喉の奥まで広がってイイ感じ。
日本ではフェリシモの個人輸入で手に入るそうな。気分が落ちこんだ時に一発キメるのも爽快ですよ。
仕事がうまくいかないからってムシャクシャしてつい包丁と金槌を買ってしまったアナタ、一緒にどですか?
1999-09-13
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