【みっぴーの安曇野見聞録/二日目】

今日は松本市にやってきました。

松本駅っ!

もうねぇ、雨でびっちゃぼっちゃ。傘じゃなくてレインコートが欲しいくらいよ。靴の中にも水が入ってきて靴下ジットリだし。こんな時、「もう下着まで濡れ濡れよ!」と絶叫して道行く善良な松本市民をドン引きさせたのは尹ちゃん。それを聞いて「男だって濡れるんだよ!」とEN-SHOW君だって負けちゃーいないわ。っつーか、2人ともいー加減そーいうのやめてよね、恥ずかしいから。

ところで松本市と言えば、皆さんは何を想像なさるかしら?・・・みっぴーはねぇ、やっぱり、「白線流し」っていう松本が舞台になったドラマだわね。何年か前のものだけど、覚えてらっしゃる?みっぴーは毎週TVの前に釘付け!で観ていたのよねぇ。みっぴーは女子高の出身だから、共学に通う高校生の青春って凄く新鮮だったわけ。そんなわけで松本駅に降り立った途端、頭の中には「空も飛べるはず」(ドラマの主題歌よ♪)が流れちゃった。ちなみに「白線流し」っていうのは、この地方に昔から伝わるおまじないみたいな風習で、卒業式の後、女子のセーラー服のスカーフと男子の学帽の白線をつなげて川に流すと願いが叶ったり恋が実ったりする、とされているんですって。

だがしかーし。それは、川の水が澄んでいるからこそできることで、今は昨日から降り続いている激しい雨のせいで肝心の川が濁っちゃってます。おまけに随分増水してるじゃないの。ゴオゴオ音たてて。実はね、みっぴー、今回「白線流しごっこ」をやろうと思って白線とスカーフ用意してきたんだけど、これじゃあ川に入ったとたん流されちゃうわ!

松本城

で、上の写真は松本城よ。中へ入ろうと思ったけど、実はここで不測の事態が!・・・なんと、台風のためJR大糸線が運休するかもしれないという噂を耳にしてしまったの。大糸線が動かなくなったら今夜の宿を取ってある穂高まで戻れなくなっちゃうじゃないの!ということで、松本見学は残念ながらここまでよ。その足でスタコラサッサと(←これって死語?)駅まで引き返し、大糸線で何とか穂高まで辿り着いた私達。今日はホテルでじっとしていることにしたわ。明日こそ晴れてくれますように。もし晴れてくれなかったら・・・呪うわよ。わかってるわね?


2004-11-04


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