'99年3月3日、4日の二日間、コリン・ファースの出演しているお芝居"Three days of Rain" を観に行きました。以下は、その時一緒に観劇したかなぶんさん版のレポートです。やはりいるいるさんの掲示板にアップされたものを基にしていますです。 |
●お芝居編
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レポートその3 <ラスト> |
<ラスト> 「子供は嫌いだ!」発言の続き、二人が例の格好で部屋にいるところへ、Theoが現れます。驚いて立ち去ろうとする Theo を Ned がシャツを着ながら慌てて追いかけます。階上で追いついた Ned に Theo は、Lina とのことには触れず、「全部君に譲るよ」と言って、雨の中へと出て行きます。困惑する Ned。(たぶん、この直後、Theo は Pip<Walkerの友人>の母親と知り合ったのでは?)その後、Ned は再び製図机に向かい、 "The beginning...of error" という彼の台詞で終わります。 実は第1日目に見た時は、「あれっ、こんなところで終っちゃうの?結局(謎解きの)答えは何だったの?」という感じでした。つまり、筋が理解できていない、ということなんですが。このレポートはなるべく正確に書こうと努めましたが、私が誤解していること、あるいは記憶が不正確なところも多々あると思います。また、ここには再現できなかったシーンもたくさんありました。詳しくは、今後発売されるであろう脚本や他の方のレポートを御覧ください。全体としては、2時間ちょっと(途中休憩も含めて)の上演時間でした。私は Colin ばかりを見つめていたので、もっと短く感じましたが。第一幕の自己紹介のところなどは、主に2階席に向かって台詞を言っていましたから、目があうなどということもありませんでした。どちらかというと Elizabethさんとしばしば視線があってしまったように感じたのでドキドキしてしまいました。観客はほとんどが演劇好きのイギリス人に見えましたが、中にはアメリカ人やロシア人などもいたようです。コリン・ファンももちろんいたらしく、二日目に Pip が最初に登場するシーンで、演じている Morrissey さんが「今度は僕の番だよ。みんな僕の方を見て!」とアドリブを飛ばしていました。 終演後、3人は客席に向かって、何度もお辞儀をしていました。二日目の時に Colin は客席の中に誰かを探しているような視線を送っていましたが、誰だったのかな?二日目は若干ノリが悪かった、と電気羊さんがおっしゃっていたのですが、確かに客席の反応が1日目に比べると少し遅く、役者が笑いを待っている状態が何度かありました。私自身は、こんなに近くで Colin の演技を観ることができただけで、ロンドンまで来た甲斐があったなぁと思っていました。劇場のチケットも日本に比べると安く(今回は3,000円くらい)、ロンドンの人は幸せだなとも思いました。また、書店には脚本コーナーがあり、新聞には詳しい review が載るといったところは、さすが演劇の国でした。 |
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レポートその5 出待ち(その2) |
(Livia さん) さて、私たちが入れ替わり Colin とツーショトを撮っている間、奥様の Livia さんは、傍らで微笑みながらずっと待っていらしたようです。私も美しい女性がずっと一緒にいることには気づいていたのですが、ネットで何枚か拝見したお写真と違って、髪をアップにしてらっしゃたので、共演の女優さん(つまり Elizabeth さん?)かスタッフの方だろうと思っていました。「Colin あるところに Livia さんあり」の鉄則をうっかり忘れておりました。やはり相当舞い上がっていたんですね。後で妹に「奥さんと話しをしちゃった」と言われて、初めて気づくという失態でした。大変失礼いたしました。 よくよく思い出してみますと、写真で拝見するより、というか西洋人の女性としては、どちらかというと華奢で小柄な感じがしました(Elizabeth さんもそんな風ですが、顔立ちはだいぶ違います)。目鼻立ちのハッキリとした、ややエキゾチックな美人タイプですが、どことなく清潔感があり、Colin よりかなりお若いせいもあってか、「可憐」という言葉がピッタリだと思いました。まさに、コリン君好み(勝手な想像)で、とても好感が持てました(我々の憧れの君に変な女がくっついていたりしたら心配ですものね)。コリン君、やるじゃん。 妹の話によりますと、私たちが Colin とお話をしている間、奥様らしき女性が手持ちぶさたにしているのを見て、「御主人ですか?」と声を掛けたところ、嬉しそうににっこりと微笑んだとのこと。(妹のその夜の鮮明な記憶は、Colin との握手と Livia さんの笑顔なんだそうです) Livia さん、大切なだんな様を少々お貸し頂き、ありがとうございました。あなたは、世界中のコリン・ファンの羨望の的なんです!!これからも Colin のことをどうかよろしくお願いします。 (さらに、つづく) |
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(おしまい)