犬映画・ウサギ映画

−映画に出てくる犬たち・ウサギたち−

全然観る気のない映画だったのに、チャンネルをひねって(比喩的表現)目に飛び込んだ、ワンコ&ウサギたち。ワンコ&ウサギにほだされ、ついつい見続けてしまう。

・・・題名
・・・犬の名前

−新規−
(08/25/01)
「モナリザ」「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」「シャーロック・ホームズの冒険」「宇宙船レッド・ドワーフ号」「テレタビーズ」  

「我が道を往く」Going my way '44
経営難に陥った教会へ、ビング・クロスビー扮する新任牧師がやってくる。
ある日教会に、バスケットの寄進が届いた。何かな?好物の桃の砂糖漬けかな?と、ワクワクしながらバスケットのふたを開ける、老神父。出てきたのは、子犬がわんさか。お母さん犬付き。でもその後、犬がどうなったのか、映画では出てこない。気になる。(10/99)

Tea With Mussolini '99
ニッキ。短毛の、Wishbone似の白いメス犬。
ジュディ・デンチ扮する、イタリアに住む芸術愛好老婦人の愛犬。咳をすれば医者に連れていき、収容所でも共に暮らし、僧侶に、修道院に犬を連れてきてはダメ!と言われても従わない。おかげで何度かニッキは危ない目に遭うんだけど、最後までデンチと一緒に生き延びました。良かったね。

「夜の豹」Pal Joey '58
もてもてシナトラ、不本意ながら、犬と同居する。犬はタンスの引き出しが寝床。もしゃもしゃのテリアでかわいー。(映画は一部分しか観ていません)(5/99)

「二百万人還る」
第二次大戦が終わり、故郷へ戻ってきた帰還兵たちを描く、オムニバス形式のフランス映画。第三話「ルネ」の主人公ルネは、戦争に駆り出される前は犬を仕込んで曲芸をさせる調教師だった。還ってきたルネを見て、犬たち大喜び。主人も自分を覚えていてくれて感激。でも、芸は忘れちゃった。(5/99)

「月の輝く夜に」Moon struck
ニューヨークに住むイタリア系一家の娘(シェール)を巡るラブ・ストーリー。一家のおじいさんは、毎晩家の二階で飼っている犬たちをゾロゾロと散歩に連れ出し、月に向かって吠えさせては、満足そうに笑う。
 この映画のシェールは素晴らしい。ニコラス・ケージもまだこの頃は三枚目アホ路線を行っていて、好感が持てた。

「マンハッタン物語」Love with the Proper Stranger '63
ナタリー・ウッド&スティーヴ・マックイーン主演。マックイーンのガールフレンドの家は犬だらけ。いろいろあって疲れたウッドは犬たちと一緒にベッドで寝てしまう。ただそんだけなんだけど、それまでがシリアスな青春ドラマをしていたので、すごくホッとするシーン。

「パットン大戦車軍団」 Patton '70
ブルテリアのウィリー。
おくびょうだけど、ひとなつっこい。演説の時も、戦場へも一緒に行った。でもパットン(ジョージ・C・スコット)よりおつきの男のほうがかわいがってるみたい。 映画のラストシーンは、戦争が終わってパットンが犬を散歩に連れていく。(映画は一部分しか観ていません)

「存在の耐えられない軽さ」
カレニン(雑種?)
トマシュ(D・D・ルイス)とテレーザ(ジュリエット・ビノシュ)が結婚式をあげた後のパーティで、大きな籠に犬を3匹入れた、犬売り(!)のお嬢さんがやって来て、二人は1匹を選んで、花嫁の好きな「アンナ・カレーニナ」からカレニンと名付ける。どうも映画の中でああいう毛がモサモサの犬を見ると、“シッカン”(「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」の犬)って思っちゃう。色は全然違うんだけどね。  トマシュの浮気僻がバレて(最初から気づけよ)、テレーザが部屋を飛び出した後をカレニンが追いかけるんだけど、足が短いもんだから横すべりしちゃうとこが、かわいい。  カレニンは、ずーっと二人と一緒にいるが、最後に病気で死んでしまう。

「皇帝円舞曲」THE EMPEROR WALTZ '48
バトンズ
ビング・クロスビー、ジョーン・フォンティーン主演。アメリカからやってきたセールスマンのビング・クロスビーが、オーストリア皇帝に蓄音機を売りつけようとする話。わたしはクロスビーとダニー・ケイの区別が良くつきません。 クロスビーが連れて歩いているバトンズという犬と皇帝の美犬、シェヘラザーデが相思相愛になる。やがてシェヘラザーデに子供が産まれるが、子犬たちは、見合い相手の由緒正しい犬とは似ても似つかず、バトンズそっくり。皇帝の側近達はあわてて子犬たちを闇に葬ろうとするが、大の犬好きの皇帝は子犬たちが気に入って引き取る。皇帝が一番いいヤツ。


*番外編*

ウサギ映画

「モナリザ」(TV)MONA LISA
出所したばかりのボブ・ホプキンス、ボス(マイケル・ケイン)への手土産に、なぜかペット屋で白ウサギを買う。これから彼が迷い込むのは、女の子たちの不思議の国…。ボブ・ホプキンスの相棒は、昔の『フィッツ』だった。コリン・ファースの"Fever Pitch"に、二人のやり取りのシーンが使われている。

「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」MONTY PYTHON AND THE HOLLY GRAIL '75
映画好きに、「ウサギを飼っている」というと、なぜか、必ずと言っていいほど、「ホーリー・グレイル」見た!?って、言われます。確かに、インパクト強いわぁ。円卓の騎士たちを、次々かみ殺していくうさぎさん。でも、うさぎを飼いだして、あながちフィクションではないことに、気がつくのであった。いやぁ、凶暴、凶暴。

「シャーロック・ホームズの冒険」(TV)Sherlock Holmes
よく、狩りの獲物として、唐突にブラーンとぶら下がった姿で一瞬出てきます。

「宇宙船レッド・ドワーフ号」(TV)Red Dwarf『15話 侵入! 変身エイリアン
ドワーフ号に、ミュータントが現れた。何にでも変身できるミュータントで、へんな置物とかに変身するんだけど、突然ウサギ(白いアンゴラ)に変身する。でも、ウサギさんは、ピョンピョン跳ねた後、バスケットボールに変身しちゃった。(ちょっと『ダークスター』みたい)

「テレタビーズ」(TV)Teletabees
テレタビーズの住んでる野原には、野ウサギたちがのんびり憩っている。それだけを見たさに、良くボーっと見ています。ナレーションの声が、『フレンズ』のロスなのが、いいね。

「底抜け慰問屋行ったり来たり」Geisha Boy '58
これはもう、ウサギ飼いは全員必見! ひっくり返っちゃうこと、間違いなし!
 白ウサギのハリーは、ジェリー・ルイス扮する手品師の相棒。全編、ウサギがこんなにいろんなことを出来ちゃうなんて! というビックリ業の連続である。

言葉で説明しても、全然ピンとこないと思うけど、もし見る機会があったら、是非観てみてください!

「サイレント・ランニング」Silent Running '72
主人公(ブルース・ダーン)がこよなく愛する、宇宙船内の植物園ドーム。ドームの中は、植物の他にも、ふくろうやウサギたちが生息している。ウサギも暮らす、植物園を爆破するとは、何事か! ところで、あの宇宙船、アメリカン・エア社の船だったのね。(10/99)

「コン・エアー」Con Air
生身のうさぎは出てこないが、ピンク色の、安っぽいウサギのぬいぐるみが、アクション超大作の中で、不条理なほど大きな役割を果たしています。仮出所になったニコラス・ケイジ(だからいつからこの人は二枚目アクションヒーローになってしまったの?)が、まだ見ぬ娘への誕生日プレゼントとしてウサギのぬいぐるみを選んだために、このウサちゃんには過酷な運命が待っているのであった。凶悪犯ジョン・マルコビッチに、耳をつかまれ、銃を向けられる様は、痛々しくて目を背けずにはいられないことでしょう。最後、ちゃんとぬいぐるみクリーニングに出してもらえたかしら。(5/99)

「ラビット」RABBIT '98
98年度のアカデミー短編アニメーション賞を貰ったCGアニメ。年老いたおばあさんウサギが台所で料理中、一匹のハエが迷い込んで…。CG技術としては凄いのかな、という感想。ウサギ、擬人化されていてかわいくないんだもん。(4/99)

「マトリックス」MATRIX '99
キアヌ主演、ウォシャウスキー兄弟監督のSF映画。ちょー面白いサイバーパンク。TV画面の中に、意味深にうさぎの群が、ドドドと走る場面が映るので、何だろう?と頭を悩ましていたが、IMDBで調べたら、"Night of the Lepus"という映画の一場面だそうだ。巨大な人喰いウサギの話らしい。観たい!(4/99)


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