2002年11月

 

11/1(金)
今月のお買い物。
11/9  若竹七海「亡者」角川ホラー文庫
11/15 森博嗣「人形式モナリザ」講談社文庫
11/15 谷川史子「一緒にごはん(前)」集英社
11/15 山野りんりん「骨董あなろ具屋」集英社
11/26 江國香織「すみれの花の砂糖づけ」新潮文庫
11/26 森博嗣
 「そして二人だけになった」 新潮文庫
そういえば、りぼんマスコットコミックスも15日発売だった。今年はいい日だ(笑)。でも、RMCは15日に売ってるけど、講談社文庫は売ってないんだよなあ〜。

11/9(土)
1年ぶりに冷静と情熱のあいだを観た。エンヤの挿入曲は、さんざん聴いていたので、音楽だけ妙に耳慣れてて変な感じ。

11/13(水)
瀬名秀明「あしたのロボット」読了。やっと瀬名さんを安定して読めるようになった、という感じ。瀬名さんはずっと読んでた。と言っても、すご〜く熱心に追いかけてたわけではないので、読んだのはパラサイト・イヴ、BRAIN VALLEY、八月の博物館、だけ。一応リアルタイムかな?ノンフィクションは読んでない。パラサイト・イヴは衝撃だった。科学が上質のホラーになるんだ、というのが驚きだった。多分、それで期待しすぎて、BRAIN VALLEYであれっ?と思ってしまったんだろう。八月の博物館も面白そうだなー、と思わせておいて、微妙に肩透かしを食らったような。主人公の作家が瀬名さんにだぶって見えていたたまれなかった。でも、そのうち安定して書けるようになるだろうと思って待っていた。そして、あしたのロボット。最初の章で、また作家かよ、と思ったけど、あとはもう、引きずられるように読んだ。うんうん、こういう感じが瀬名さんはいいよねー。亜希への扉みたいな終わり方が好きだ。最近、ちょびっツについて考えてたので、重なる部分があってどきっとした。しかし、アトムとかドラえもんの幻想ってどれ位の人が持っているんだろう。私はそういう幻想さっぱりないんですよ。ロボット戦争モノも見なかったし、今でも興味がない。大体、ヒトの感情や思考が特別なモノだって思ってないんです。生物としての手段でしかないと思う。

11/20(水)
年賀状を出すようになって、多分、16年位。ずーっと手書きだった。しかも、ここ8年は、同じネタで、干支のイラストだけを変えて、シリーズにしてたんです。2、3年前から、パソで絵を描いてプリントしたいなーと思いつつ、依然として、マジックで輪郭描いて水彩色鉛筆で彩色。去年は喪中だったんで、今年は、書くのが凄く億劫になってたんですが、ふと気が向いてイラストレーターでひょこひょこ作ってみる。短時間であっさりと完成。おお、いつの間にか作れるようになってたんですねえ。でも問題は、プリンターがない、ということです(笑)。ずっと、A3プリンターに恋焦がれてたんだけど(大学時代は、課題の出力に必要で、電算室、友人のプリンター、研究室と流れ歩いていた)、今となっては要らないからなあ。A4で手を打って買おうかなあ。年賀状のために(笑)。あんまりプリントアウトする用事、ないんだよね。

11/28(木)
山本文緒「ファースト・プライオリティー」読了。あ、First priorityって最優先事項か。辞書見てようやく分かった。あー、それで章のタイトルが名詞っていうか単語なんだ。あーあー、成る程(遅いよ)。31歳で31個の話か。書評で、「面白くなりそうなところでぶちっと切られて物足りない」というのを読んだことがあるが、山本文緒は長くなると、暗くてかなりやるせなくなるので、ぽんぽん色んな話が出て来る方が、私には丁度良かった。でも、31個も毒が出て来ると、それなりにふらふらです。山本文緒を読むと冷静になる。でも、去年、会社説明会を受けに行くまでの電車の中で「プラナリア」を読んでいたという阿呆な私でもあります。だからだ。やっぱりな。

11/29(金)
今日のテレフォンショッキングは八嶋智人さんでした〜。やっし〜〜。月曜は中村獅童さんです。このまま「HR」に流れてくれ〜〜。

 

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