2002年7月

 

7/2(火)
私、テレビブロス好きなんですけど、ブロスでは「真珠婦人」(昼ドラの)がかな〜り話題だったんですね。見てなかったんだけど。原作が菊池寛ということで、どっかで聞いたな、と思ってたら思い出した。北村薫「六の宮の姫君」で「私」が言ってるんですよ。「テレビの原作にぴったりの本だと思いました」と。「波乱万丈ドラマが流行ってますけれど、新しく作らなくても『真珠夫人』をやればいい筈です。」な〜んて優等生的なことを言ってる(「私」は文学部で、芥川が卒論の4年生)。「貴族の衣装なんかをきっちり作って、いい台本でやれば絶対に面白いでしょう。」とも言ってるから、NHKあたりで丁寧にやるのが希望だったんだろうけど、いかんせん、現代に置き換わったドロドロの昼メロです。北村薫も1回ぐらい見て、がっかりしたんでしょうか。

7/6(土)
最近、冷製スープに凝ってます。凝っていると言っても、昨日、アボガドのポタージュを作って、今日、ヴィシソワーズを作っただけなので、この二つだけで終わっちゃうかも知れませんが。きっかけは、モスの「豆乳と牛蒡の冷製ポタージュ」が美味かったから。美味いんだよ、これ。牛蒡って美味いんだなーとしみじみ思うスープだった。この“牛蒡”が漢字なのがいかにもモスって気がする。冷製スープって、「夏でも美味しく栄養をきちんと取りましょう」的な感じがするけど、炒めるのにバター使ったり、生クリーム入れたりして、案外、脂肪分は多いと見た。そんなにヘルシーではないな。あ、だから、モスは豆乳なのか。そーか、牛蒡もやってみようかな。ちょっくら探ってみたら、アスパラガス、南瓜、枝豆、豆腐、ほうれん草、辺りがポタージュに向くみたいだし、ガスパチョも1回ぐらい作ってみたい。ミキサーがあるうちにやってみたいです。とか言って、明日にはもう、面倒になってるかも。

7/9(火)
土砂降りの雨と雷の一日でした。ここんとこ暑かったから真夏の夕立みたいなものかな?涼しくなって良かった、と呑気に構えていたら台風じゃーん。そうか、明日もこうか。

7/10(水)
最近のお気に入り。「Matthew's Best Hit TV」の「マシューケータリング」。マシューと平野レミが料理をするんだけど、二人ともテンションが高い高い。レミさんはガハハと笑いながらベラベラ喋って三択クイズも出して歌も歌っちゃってなおかつちゃかちゃかと料理する豪快さがすげえ、と思う。勢いに弱い。

7/12(金)
「人形の国のアリス」4回目。多分、在庫整理をしたら出て来たんであろう、最後の1パックを見付ける。わーい、タイミングいいなあ。という訳で、今まで20個買って10種類/18種類。まだ折り返しじゃないか!どうにか巡り会いたいです。あとですね、「ペンギンズランチビスケット2ペンギンフィギアコレクション2」を始めたんですよ。第1弾はあと1種類を残して未コンプリート。よりによって私の一番好きなキングペンギンがいないんですけど、取り敢えず次に行きます。10個買って6種類/10種類。前回の教訓を活かして、とっとともう1回買いに行こう。第2弾は第1弾よりペンギンのポーズが格好良くなっていて、良いです。エンペラーなんかふんぞり返った感じがとても凛々しい。どれも外れがないなあ。よしよし。

7/14(日)
妙に格好いい蜻蛉を見掛けた。羽が透けない真っ黒で、尾(あれ、昆虫って、頭、腹、尾に分けるんでいいんだっけ?違う気がする…)がメタリックグリーン。そんな奴初めて見た。気になるけど名前調べる気はしない。小学生だったら、時期的に理科の自由研究に丁度いいけどね。

7/16(火)
森博嗣「黒猫の三角」講談社文庫、を買ってくる。森ファンの人、黒猫文庫見ました?ワタクシはかなり驚きでした。カバーイラストが辰巳四郎じゃない!しかもカバーの紙質が、いつもの講談社文庫のつるつる紙じゃなくて、角川文庫にたまにある、するするの紙だ!(分かる?)ひゃー、講談社文庫でこのカバー、初めて見たよ。私の今日のトップニュースでした(笑)

7/19(金)
最近は、毎日のように電車に乗るので、よく、高校生を見掛ける。県内の高校に、私服校は1校しかないので、彼等は殆ど制服姿だ。数年前の私と同じ格好も、毎日見る。その昔、私は制服が大嫌いだった。皆で同じ格好をしているなんて気持ち悪いと思っていたし、その意味が分からなかった。それは今でも分からないけど。それに、10代の終わりぐらいまで、スカートは穿かないポリシイだったので、毎日スカートを穿かされることは、屈辱でしかなかった。女子の殆どは、スカート丈を自分で詰めるか、洋服直しに出すか、折り曲げてベルトで留めるなどして、短くすることに一生懸命だったが、私は、嫌いなものに金も手間も掛けたくなかったので、買ったままにしていた。だから、制服を着ずに済むようになって、心底ほっとした。今でもほっとしている。仕事のためなら幾らでもユニフォームを着るけれど、お金を出してまで、何かの振りをする必要性は無いだろうと、今でも考える。

7/22(月)
ペンギンが30羽になったけど、まだロイヤルペンギンとシークレットに会えない。シュレーターとは気が合うらしく、もう7羽も集合してるんですが。う〜ん、各1羽づついれば満足で、コロニー作る気はないんだけどな。

7/23(火)
思い出しモードついでにもうひとつ。えっと、小学生の時、かな〜り熱心な「りぼん」読者でした。何しろ、買い始めた小学2年生当時、月の小遣いが500円で、りぼんが380円だったんだから、そりゃあ、アナタ、隅々まで熱心に読むってもんだ。で、その当時から解けない謎が一つ。それは、「正統派少女マンガ誌にも関わらず、何故、ダークなギャグマンガが必ずあるのか?」です。以前はうすうすと感じていただけなのですが、最近になって何故かこの疑問が浮き彫りになって来ました。と同時に、突然気付いた(笑)。答えは、「恋愛モノばっかり読んでると、だんだん気持ちがやさぐれてくるから」。ほら、『○○くんが好きなの、どうしよう』とか『□□ちゃんのバカ!(泣いて走り去る)』とか、そーゆー世界ばっかり見てると食傷しません?つまり、誌面バランスを整えると共に、世の中には恋愛だけじゃなくて、理不尽なことも沢山あると少女に教えてくれる、貴重な存在なのです(笑)。光には影が必要なのね。てゆーか、もしかしてそんなことは常識?気付くの遅い?こんなこと考えたことある人いる?

7/24(水)
百合をちらほら見掛けます。

7/25(木)
最寄駅の駐輪場は、鍵を掛けていても盗まれてしまうことで有名なのですが、私は今朝、寝惚けて鍵を掛けずに自転車を停めてきてしまいました。駅に帰って来てから、自転車の鍵を持っていない=鍵を取らなかったということに気付き、「これは盗まれたな…」と、覚悟をしたのですが、予想に反して、無事でした。しかも警察からの手紙付き(笑) 防犯パトロールをしていたようで、ハンドルのところに黄色い防犯診断カードがぶら下がり、「必ずカギをかけましょう」「二重ロックをしましょう」のところにチェックが入ってましたが、別にそれだけで、警察は盗まれないように何かをしてくれた訳ではない(笑)。でもありがとう、お巡りさん。よく無事だったなあ。

7/30(火)
ペンギンを40羽集めて、無事、全種類コンプリートしました。良かった良かった。結局、シュレーターは10羽に……。多すぎだよ。さて、どうしようかな、これ。各1羽いれば満足なので、エンペラー×1、シュレーター×9、キガラシ×3、アデリー×4、ヒゲ×4、ジェンツー×2、ジェンツー(ヒナ)×5、マゼラン×2が、不要と言えば不要なんだよな……。良かったら誰か、貰ってくれないかなあ……。

 

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