H.B.R.U.


 
1991年2月5日(火)
本八幡Route Fourteen
※このレポートは「PLUM」1991年5月号に掲載していただきました
1ヶ月振りに訪れたRabbitのライブで、まずビックリしたのが芝ちゃんのおヒゲ。そして岩佐君も髪が短くなっていた(肩に付くか付かないか位の長さでした)
この日、6月頃発売予定というニュー・アルバムからは3曲を披露してくれて、「早くアルバムが聴きたいな」って思わずにはいられなかった。
「clockぬりつぶせ!」ではハンパじゃない盛り上がりで、みんな前にドッと押し寄せてきて、すごいのなんのっ!
アンコールでは、まだCDになってない「Favorite Song」をやってくれた。岩佐君の弾くアコGが加わったアレンジになったことで、より魅力的な曲になっていて、これからのRabbitがますます楽しみになったよ!
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1991年4月24日(水)
TBSホール
TBSラジオ「赤坂ライブ」公開録音
※このレポートは「GiGS」1992年8月号に掲載していただきました
会場のドアを開けると、もう既にライブは始まっていてあせったけど、1曲目だと言うのにラストのような盛り上がり!
発売間近のニュー・アルバムからの曲も4曲もやってくれたし(色んなタイプの曲があっていいな♪)。短い時間だったけど、最高にキモチいい汗かいて、仕事の疲れなんて吹き飛んでしまった。次のライブが楽しみ!
 

 
H.B.R.U.〜Hey Boy Rise Up〜TOUR
1991年6月21日(金)
新宿スペースZERO
H.B.R.U.〜Hey Boy Rise Up〜Tour
ワンマン
※このレポートは「Player」1991年9月号に掲載していただきました
ハードロック・バンド、RABBITと出会ってから、早いものでもう二年になる。明るく開放感のあるサウンド、へヴィだけれど親しみやすい楽曲、そしてそのスケールの大きさにホレ込み、可能な限り、彼らのライブに足を運んできた。
6月21日、新宿スペースZERO。セカンド・アルバム「H.B.R.U.」リリース後、初のライブ。東京近郊でのワンマン・ライブは本当に久しぶりで、この日がどんなに待ち遠しかったことか…

オープニングSEに「ODYSSEY」が流れてきたら、もう座ってなんかいられない!
オープニング・ナンバーとして、はすっかりお馴染み、という感じの「LET US ROCK」でスタート。1曲目からハンパじゃない 盛り上がり。たたみかける様な演奏が、とにかく気持ちいい!
ほんの少し会わない間に、また一回り大きく成長している4人の姿に感激。たくましく骨太な演奏は、カンロクすら感じさせる。

初めてアルバムを聴いた時には、ちょっと意外な感じがした「NONSTOP DESIRE」「HAND JOB DANCE」も、ライブで聴いてみると、妙にRabbitらしかったのは嬉しい誤算。結構クセになってしまいそうな曲だ。

セカンド・アルバム収録曲が中心のこの日、意外だった選曲…未発表曲の「RESISTANCE」は、実はアマチュアの頃から、ライブでは演奏されてきた曲だ。久々に聴かせてくれた、隠れた名曲。新しくなったイントロの美しさに、そして力強い歌に、胸がアツくなった。

ライブ中盤には、「Just A Gigolo(David Lee Rothのカヴァー)」を披露。これがまた、凄くかっこ良くて、楽しくて。派手なステージ・セットなんかなくても、彼らのステージには、目も耳も釘付けになってしまうのだ。

アンコールで聴かせてくれた「SCARY PAIN」はせつないバラード。イントロのギターが聞こえてきただけで、もう、うっすらと 鳥肌が立つ。聴き終えた後も、しばらくその余韻にひたっていた…
熱烈なアンコールの声に応えて、再びステージに戻ってきたメンバー。
やっぱり最後は騒ごうぜ!…そんな感じでやってくれたのが「ダイナマイトDAYS」と「Band train」。数あるRabbitの曲の中でも“一番好き”なこの二曲をやってくれるとは…!この夜最高のプレゼント。忘れられないステージになりそうだ。

毎回、クオリティーの高いレコードを聴かせてくれるRabbitだが、彼らのライブには、CDを聴いているだけではわからない、不思議な魅力がある。いい意味でのラフさ、アドリブ、次に何が飛び出すかわからない。そんな彼らのライブが好きだ。

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1991年7月6日(土)
CLUB CITTA' 川崎
POWER ROCK STATION
出演:A-CHIEF   DEFYER  プラネット・アース AVモーション 他
※このレポートは「GiGS」1992年8月号に掲載していただきました
6バンドが出演していたこのイベント。やはりメインはRabbitと、彼らとも仲の良いA-CHIEF、DEFYER。いい意味でのライバル意識もあってか、かなり気合の入ったステージを展開してくれました。

さて、チッタはオールスタンディング。これは野下さん側で観ていた友人から聞いた話なのですが、…
ライブがはじまる前から「かっこいいお兄さんがいるな〜」と注目していた人が、Rabbitのライブが始まったら前の方にやってきて、ノリまくってる。
よく見たら、なんと!FENCE OF DEFENSE の北島さんだったそう。
野下さんに向かって、コブシ振り上げて「OH〜!」と叫んで(?)いる北島さんを見て、“北島さんを唸らせるなんて、さすが野下さん!”と思ったそうな。