立体作品 - オブジェ/1994

1994 / OBJECTS

 1994の立体作品はある意味実験的な制作であったと思う。実際残っている作品が一つもないのが、それを証明してる。素材に触れてそれを立体化するのが精一杯だった。作っていくうちに技術の限界が見えてきたのは確かである。その限度の中で試行錯誤して造形したオブジェをいくつか紹介します。


  OBJECT #2 (火とのコラボレーション)

            木材(廃材、角材)   2000 x 650 x 650    

                               1994制作

自然とのコラボレーションによって作品を仕上げる作業がこの「火とのコラボレーション」のシリーズである。

材木で作ったある形体を火の中に入れて燃やしていく作業、その全く予期のできない火の力で形体は次第に黒く焦げて変色していく。この過程が自分にとってはある種、自然との合作だったのだ。

3段階に作業は別れていた。

1)形体(固体)の造形 

2)形体の破壊(焼き作業)- 変形

3)仕上げ-構成

OBJECT #4 (火とのコラボレーション)

木材(廃材、角材)   1500 x 400 x 550    

                   1994制作


      OBJECT #5

        木材(廃材、角材)   

        1500 x 400 x 550    

             1994制作


OBJECTS (ひと・もの・こと)

木材・ベニヤ・ニース        1994制作

  



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