パンタローネ様のクランクケース分解 7
クランクシャフトとコンロッドです。回転運動の源です。

クランクウエイトがクランクケース内側のサイズですが
シャフトが以上に長いのが分かります。

コンロッドの隙間は0,39mmでした。

クランクシャフトのスラストシムは左から 実測0.52mm
0.22mm 0.29mmでした。部品としては0.5 0.2 0.3mmでなん
でしょうね。
68mmクランクと51mmクランク

ウエイト幅は同じ 右シャフトのテーバーも同じ
左側はスプラインの形状とシャフトの長さが、マグネット
の大きさ分だけ違います。

クランクピンの直径は42mmです 51mmクランクは40mmです

意外と大きなオイルライン。
ちゃんと面取りがされています。
オイルラインのアルミキャップは簡単に外せました。
良いのかな??

汚れは殆ど有りません。
最新からはかけ離れていますが、なかなか良い感じです。
コンロッドボルト

何故か二本にはグリースが残っていました?
コンロッドメタル

左右とも上側がキャップです。 メタルは非常に柔らかい
物ですが、キャップ側に痛みは見られません。

スモールエンド

120°3箇所のにオイル穴が開けられています。
本当にここからオイルが入ってゆくのでしょうか?
スモールエンドのメタルには継ぎ目があります。
円筒形の物ではないのですね。
コンロッドの重さを量ってみました。

上皿天秤では重さが限界を超えていますが、2.5g違いが
有りました。
キッチン秤は、1g単位なのでだいたいです。

ピストンピンの径も18mmから19mmに拡大されていました。

長さも900の方が長いです。
ストロークが増えるとそれだけで、エンジンの高さ
(長さ)が増えるのにコンロッドも長くなっているなんて

たぶん ピストンスカートがクランクウエイトに
ぶつかちゃうのでしょう!!?

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