バルブガイド エキストラクター
パルブステムガイドを打ち抜くアダプターを作ってみた

サービスマニュアルにも図面があるが
先端はバルブステムと同サイズの8mm アダプターが
首を振らないように キッチリ作った
二段目はガイドの外形より 気持ち細く 長さは少し長く

鉄の切子は熱いので 嫌いになった
この様に差し込んで打ち抜くのだが
少し短いのと 手を金槌で叩きそうなので
ロッキング バイスで掴んで 叩く

マニュアルには150°-160°にヘッド全体を加熱して
抜き取るように指定はあるが 抜けた
抜いたガイドを差し込んでいる こんな形で押し出す




何故 バルブステムガイドを抜く必要があるのか?

ガイドを自分で入れ替えをする訳では無い
通常は内撚機屋さんに お任せの仕事なのだし
抜いてもらって 再度引き上げれば良いのだが・・・
ポートはバルブに向って 狭まるのは良いとしても
ducaのバルブステムは太く従ってガイドも太くなり
ポートに迫り出していて  ポートの研磨がやりずらい

ガイドをホルドする肉盛りも大きく 極端にポートの
断面積が狭くなっているのが気になっている


ducaは オイル下がりが起き易い

サイズ? 素材? 機構? クリアランス? シール?の
問題かは計り知れないが バルブステムガイドの長さを
変更しないのが 定説となっているのだが
しかし 15000か20000kmでまた開ける運命なのだから
ガイドの消耗は気にせずに
ガイドを短くして 肉盛りもカット 
ポート内にガイドが 飛び出さない形状を考えている






    

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