SSのサスペンションを考える
SSのサスは硬かった 最初の500kmは ピョコピョコ跳ねまくっていた
10000km位から ショックとスプリングがやれたのか 動き始めた

ツーリングでモンスターの後ろを走ると サスが動くのが見えて羨ましい
サスペンションユニットを交換することにより 上手に走れるのではないかと
錯覚に誘われるのだ 

要求としては もう少しバンプ リバンド共にストロークしてもらいたい

オーリンズに交換か?  

そうはいかない 「対ポン付けマンセー」を掲げているからには
簡単にオーリンズなんて付けられないぞ・・・・て 高価すぎるぞ

てなことで SSの懸架装置を見てみましょう
リアショックアブソーバ

パーツ構成
900SSのものですが 94 400SSは同じです
当然パーツNOも同じです
即ち スプリングも同じです??
エンジンの重さも10kgは違うはずなのに
ショックアブソーバの自由長 325mm
                  ストローク 50mm

プレロードのマニュアル値  170mm
フックスパナでロックリングを緩める

写真はユニバーサルだが 適切なサイズの
固定レンチの方が使いやすい
スプリングが緩むと分割式のスットパーが
外れる

スプリングシートが抜けて スプリングが
外せる
スプリング      1.38kg
ダンパー本体     1.70kg
ロックリング ストッパー 0.39kg

総重量        3.47kg

スプリング自由長   183mm
プレロードは 13mm
掛けてあることになる
スプリング内径は 
上側 62mm  下側 59mm

ご覧の様に リングが入りません
サルでも間違って組めない配慮と
思われます
バネレートを計ってみる

バネレートはkg/mm
1mm縮めるのに 何kg必要なのかです

雑誌やウエーブに良く載っている方法です

ボール盤に体重計を載せて
マイクロメーターでバネの収縮をはかり
体重計を読む

1mm換算にするとバネレートkg/mmが
解るはず
ボール盤の懐の広さの問題で
体重計の真中にスプリングを置けませんが
流石 オムロン デジタル体重計
何処に位置させても 数値は変わりません
が
10g単位は四捨五入?
デジタル体重計にはバネは存在しない
ようです  
高さは変わりません 圧力素子??

バネとマイクロメーターを乗せた状態で
ゼロが設定されます

マイクロメーターを体重計の上に逆さまに
接地して ボール盤のチャックの下がり量
を計ります

オンボロ ボール盤です 
ガタガタなので スプリングに触れる
瞬間をゼロに合わせるのに 勘が必要
さて 計測開始

1mm      6.2kg ???????
2mm     12.6kg ?  
3mm     19.2kg ??
4mm     25.4kg ?
5mm     33.4kg ????
6mm     39.0kg ?

平均で 6.5kg/mm

そんなに柔らかいわけないよ
計測失敗・・・・・・

また考えます つづく

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