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ブレンボのキャリパーはダストシールがなく
汚れが直接オイルシールに触れてしまいます
標準の性能を維持するには
定期的なクリーニングや雨天走行後水分を
除去するなどのメンテナンスが必要です
前回洗浄後400kmほど走った状態です
パットを抜いて圧をかけると大きなピストンが
迫り出してくるのが正常な動きですが
下 左キャリパーは全部のピストンが
一気に迫り出してしまう状態です
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迫り出したピストンを絶対に押し込まないように
汚れがシールを直撃してしまいます
中性洗剤を使用し汚れを洗い落とします
子供用歯ブラシがブラシの頭が小さいので便利です
特にピストンの全周は念入りに
キャリパー全体を水につけながら洗っても問題は
無いようです
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軽くすすぎ 出てきているピストンに何かを噛ませ
引っ込んでいるピストンを迫り出させ
さらに洗浄を繰り返します
迫り出しすぎてピストンを落さないように
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メタルラバーをキャリパーとピストンの隙間に
吹きます
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クランプでピストンを押さえて
二つのピストンだけが動くようにします
後は ピストンを交互に押し込み そして迫り出し
メタルラバーを吹き また交互に押し込む作業を
繰り返します
ピストンを押し込める為の反動が小さくスムーズに
なってくれば終了です
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BFグッドリッチの6000km まだ使えますが
交換しましょう
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キャリパーピストンを傾けないように
パットの裏を平らに削る
あらゆる方向から願いをこめて削る
気合を入れて削る
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オイルストーンでも削る
平らに削る
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面取りも大胆に削る |
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パットグリスを薄く塗り装着する
キャリパーを固定する位置は
ブレーキディスクの淵の面取りより
必ず内側にパットがくるように位置決めする
納得が行くまで延々と繰り返す
何よりも大切な機能だから
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