過去のDUCATIいじり ブローバイホース

外気温が低い季節 短い走行時間の時に
起こるオイルの乳化問題を改善する為
対策として FCR装着以前より
ブローバイガスを大気開放にしています

オリジナルのパイプを上下逆さまに
装着(クランクケースからの立ち上がり
角度を急にする為)K&Nのフィルターを
付けていました

オイルの量は定説のMIN量で噴出しは
無かったのですが オイル量をゲージ
中間まで増やしたところ フィルター
よりオイルが噴出してしまい対策として
ホースを延長することにしました

透明なホースは似合わないので
耐油製ホースを購入し リアフェンダー
の中まで延長しました

これで完全にオイルは吹かなくなりました
応急処置の様でかっこ悪いので
キャッチャータンクを考えるべきで
しょうか
ブレーキパット交換とキャリパーのお掃除

ブレンボのキャリパーはダストシールがなく
汚れが直接オイルシールに触れてしまいます
標準の性能を維持するには 
定期的なクリーニングや雨天走行後水分を
除去するなどのメンテナンスが必要です

前回洗浄後400kmほど走った状態です
パットを抜いて圧をかけると大きなピストンが
迫り出してくるのが正常な動きですが
下 左キャリパーは全部のピストンが
一気に迫り出してしまう状態です
迫り出したピストンを絶対に押し込まないように
汚れがシールを直撃してしまいます
中性洗剤を使用し汚れを洗い落とします 
子供用歯ブラシがブラシの頭が小さいので便利です
特にピストンの全周は念入りに
キャリパー全体を水につけながら洗っても問題は
無いようです
軽くすすぎ 出てきているピストンに何かを噛ませ
引っ込んでいるピストンを迫り出させ
さらに洗浄を繰り返します
迫り出しすぎてピストンを落さないように
メタルラバーをキャリパーとピストンの隙間に
吹きます

クランプでピストンを押さえて
二つのピストンだけが動くようにします
後は ピストンを交互に押し込み そして迫り出し
メタルラバーを吹き また交互に押し込む作業を
繰り返します 
ピストンを押し込める為の反動が小さくスムーズに
なってくれば終了です
BFグッドリッチの6000km まだ使えますが
交換しましょう
キャリパーピストンを傾けないように
パットの裏を平らに削る 
あらゆる方向から願いをこめて削る
気合を入れて削る
オイルストーンでも削る
平らに削る
面取りも大胆に削る
パットグリスを薄く塗り装着する
キャリパーを固定する位置は 
ブレーキディスクの淵の面取りより 
必ず内側にパットがくるように位置決めする
納得が行くまで延々と繰り返す
何よりも大切な機能だから

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