STEED製 FCR加速ポンプ吐出量調整キット
Shin-G さんから貸していただいた STEED製の
加速ポンプ調整キットです。

FCRの加速ポンプはガソリンの噴出量が多く
メインジェットのセッティングが分かりにくくし
シリンダー内にガソリンが気化せずに流れこんで
いると思われます。

これは、FCR加速ポンプの一回のガソリン噴出量を
調整できるアダプターです。
構造は、加速ポンプ室カバーの代わりに取り付けて
ダイヤルを回すとシャフトが迫り出してくる
構造です。

下向きに取り付ける為に、シャフトからガソリンが
もれない構造が必要です。
FCRを下から覗いた角度です。
この加速ポンプ ダイヤフラム室のカバーと
交換します。

FCRは連キャブでも、加速ポンプ一つで
各キャブにゴムホースでガソリンを供給しています
カバーを外すと、固定用の3つのねじ穴と
フロート室からガソリンを供給する通路と
加速ポンプノズルにガソリンを送る通路があります

穴の中に白っぽく見えるのは、ワンウエーバルブで
加圧されたガソリンがフロート室に逆流しない用に
なっています。
加速ポンプのカバーです
ここに 溜まったガソリンが押し出される訳です
リターンスプリングの上に、ダイヤフラムが被さり
シャフトで押されたダイヤフラムが変形して
中のガソリンを押し出します
押されたダイヤフラムは、カバーに突き当たり
とまります。
この ダイヤフラムの止まる位置をシャフトの
繰り出し量によって変化させることで、
ガソリンの噴射量を調整する構造です
Shin-G さんの調整方法や ここのページにリンク
されている たちさんのシャフトストッパ方は
この調整キットとは反対に シャフトの押し下げ
量を制限しようとする方法です

私は シャフトが突き当たって戻る量を規制する
方法を考えています。

もどる  << 注意 >>  此処に書かれている事は保証をするものでは有りませんので、 作業をする場合は個人の責任で行って下さい。  また、安全には十分に気を付けて下さいね。