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| 久々の鯉釣りが、ワンデートーナメント。河口湖は3年ぶりの釣りになる。以前に賞金をもらった手前、自身のスケジュール優先度は格段に高い。高くせざるを得ない。行かなきゃならんのだ。ほかにヤルことがあっても。という責任感は強く持ちつつも、日ごろの調査研究はサッパリしないという、いい加減な側面をも併せ持つ。事前準備は必要だが、あまりし過ぎると状況の変化に付いていけず、「こんなハズではと。」ならないように、あえて何もしない。これは格闘家の極意である。必殺技が返され、動揺隠しきれず負けるパターンは避けたい。が、しかし、何も事前情報を持たないゆえに、ウエーダーで身を包み、仕掛けを付けたまで、瞬時に釣りができるインターラインの竿や小型軽量の三脚型ロッドポットを用意した。釣りが開始できる時間短縮もさることながら、移動する気持ちが萎えないのが大きい。案の定、出発順は38組中21番で、空いているポイントを釣り歩くパターンに。朝一に入った場所は長岬先端西寄り。鯉のモジリもあり、釣れそうな予感。しかし、9時までトリガーアイス16mmに喰いついたマルタ（ウグイ）のみ。ジャミが喰えないタイガーナッツをひたすらフィーディングするも、鯉らしきアタリは、アラームが途中で鳴り止んだ1回のみ。東南の風が強くなるはずが無風。午前9時を過ぎに移動を決断。次に入ったのは奥川河口。側道からウエーダーで川を下り、先端両岸から竿を２本づつ出した。川の水は冷たくベイトもいない。河口あたりは、まったく生命感がない中、ウエーダーで立ちこみ正面にある沖の島のブイに向け超遠投。午後１時遂に釣友の竿に待望のヒット。選手交代し、ファイト中に右巻きにセットしてあるハンドルを左に替えて、無事ラインディング。５．２ｋｇゲット。終了1分前にスタッフのみなさんの前でアラーム鳴り、拍手喝采の内に自身の大会は終わった。６．７ｋｇ追加で、総重量11.9ｋｇ。順位は惜しくも入賞を逃す７位だった。福安さんそして、スタッフのみなさんお疲れさまでした。 |
