フィッシングメソッドングメソッド
フィッシングタックル
・ロッド:UKダイワAW2.75lbベイト仕様
・リール:ABU UC6501C 
・ラインシステム フロロカーボン14lb(3.5号)+シンカー20号
・ロッドポット:ランチャータイプ+SLIK三脚
・hook:ユーロカープダウンアイ#6
・エサ:CCMoore POPUP16mm、ニュートラベイツトリガーアイスペレット、トリガーアイスMIXベースのフリーザーベイツ
 
釣り方
泥底の場合、ポップアップでも、竿をあおって、錘を引き上げないと泥に埋もれてアタリが出ないことがある。

東北地方太平洋沖地震。思えば2年前、福島浪江町でのサケ釣りで宿泊った海沿いの旅館。あの辺り一帯も甚大な災害に見舞われた。被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に、謹んでお悔み申し上げます。被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。こうした時にこそ、夢を与えるような釣りがしたい。と思いつつ、近場の天白川に出かけた。天白川は、尾張東部から名古屋港に注ぐ、延長約23kmの二級河川。子供の頃、あこがれの的だった鯉も、今では生態系を乱しかねないくらい多くこの川に生息する。今回は名古屋市内の河口付近で大物を狙う。ポイントは大潮時にその潮位が最も下がる場所のすぐ上流。水深50cm程しかない場所を選択。魚の多くは、ここより下流に降る。道具をセットし、その下流で釣りをしているおじさんに釣果を聞いてみた。もう何十年も鯉釣りをしていると話す。「ここは、30本釣って80cmが1本混じる。90cmとなると200本釣って混じるくらい。メーターオーバーは1本しか釣ったことがない。」と、ここでは釣って釣って釣りまくらないと大きいのに出会えないと話す。釣り方は、2本の磯竿の横に座って、アタリを待つスタイル。アタリを合わさないと釣果に差が如実に現れるとし、ブッコミ釣りには数で負けたことがないと語る。道具は2.7mの磯竿に2,500番程度のリール。道糸5号、通し丸錘り5号ハリスを30cmほどで釣針。餌は白飯。粘りがありヘラ釣りのグルテンに近い。話込んでいると穂先が微かに揺れ、瞬く間に竿を握り、大きくあわせた。後方にいた私は、除ける暇の無い素早さで竿を曲げた。魚を寄せて取り込む際、これまで見たこともない自作の落としタモを竿尻から通し、素早く取り込んだ。その手際の良さから、釣り歴は本物と感じた。さて、今度は自分の番。狙うは潮が満ち、上流に向かうファーストランの大物。川の流れが変わるのをジッと待つ。下流にある排水口の淀んだアワが上流に潮目となって漂い始め、川底も次第に見えなくなったその時、バイトアラームが轟く。やり取り中に、またヒット。ファーストヒットは75cm。すぐさま、上流にエサを置き、鳴り響く竿を手に取るも、すでに根に巻かれ動かない。またバイトアラームが鳴り響く。慎重にやり取りし、2本目で90cm。狙って釣った珠玉の1本。

 
 
リールを左右変えた方が餌を判別しやすい   75cm 90cm 
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天白川で鯉を釣る。
釣行日 平成23年3月20(日)正午から午後4時
対象魚
釣行場所 愛知県名古屋市
天気 曇り
釣果 90cm,75cm