前世退行催眠(前世療法)とは?  



私の師匠である 塚原美樹ヒプノコーチ(株式会社ヒューマン・リスペクト)のメッセージから
引用させていただきました。

前世退行催眠(前世療法)では、クライアントは前世と思われる人生を催眠中に擬似体験します。

ひととおり前世を体験し最後に何が来るかというと、当然、「死」が来ます。この「死」の擬似

体験がクライアントの視点を上げることに繋がります。

私たちは日常生活の中で、いつも自分が見えるレベルでしか現実を捉えていません。

「見えるレベル」というのは、つまり自分の視点の高さということになります。

日々の仕事が忙しければ、その仕事を明日までにどうやってこなそうかとか、食事時間を何時に

しようかとか、週末のレジャーには行けるだろうかとか、そんなことしか考えていないわけです。

それが自分にとっての現実の毎日です。

ですが、視点を上げることができると、毎日の自分の仕事は世界平和に繋がっているんだろうか

とか、子供たちの時代のために環境保全は行えているんだろうかとか、明日の日本のために自分

は何を今すべきだろうかとか、そんなことを実感をもって考えられるようになります。

前世退行催眠(前世療法)で死の体験をするときには、自分の生きた前世を高い視点から俯瞰し

て振り返ります。そうすると、前世で生きているときには分からなかったことに突然気づいたり、

見えなかったものが急に見えたり、感謝の念がこみ上げてきて涙が止まらなくなったりします。

前世で気づいたものは、そのまま現世へと繋がります。これがクライアントにとっての「気づき」

であり「学び」です。

前世退行催眠(前世療法)は、このように、自分にとっての「学び」を得ようという立場で取り

組んだとき、効果を発揮するものです。どのような「学び」が出てくるかは、そのときのクライ

アント次第であり、予測することはできません。ですから、前世退行催眠(前世療法)に過度な

期待を抱くのは間違いでもあります。セッションを受けたときの自分にとっをて、必要な気づきが

得られるのだ、と考えて取り組むべきでしょう 。





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