シンポジュウム
1999年6月5日(土)東京芸術劇場会議室 午後2時〜5時
会発足30周年記念シンポジュウム
テーマ:ドストエーフスキイで現代を読む
問題提起者と表題:
横尾和博氏 『悪霊』の世界―連合赤軍とオウム真理教の隘路―
藤倉孝純氏 騙り手ピョートル −政治と『悪霊』の関係―
下原敏彦氏 「透明な存在」の正体 −ドストエーフスキイと現代の問題―
渡辺好明氏 あいまいな私の犯罪
福井勝也氏 現代における父親像と父親殺し
高橋誠一郎氏 ドストエーフスキイと父ミハイル
−近代化と学校制度の問題をめぐって−
1984年6月9日(土)早稲田大学文学部第一会議室 午後2時〜5時30分
会発足15周年記念シンポジュウム
テーマ:デカダンスをめぐって
問題提起者と表題:
新谷敬三郎氏 ドストエーフスキイのデカダンス
芦川進一氏 ニーチェからドストエフスキイ・ボードレールへ
木下豊房氏 朔太郎におけるドストエーフスキイ
1979年11月17日(土)早稲田大学小野講堂 午後1時30分〜6時
会発足10周年記念 第3回シンポジュウム
テーマ:いまドストエーフスキイをどう読むか −『罪と罰』を中心として−
問題提起者と表題:
渡辺好明氏 現代人からの共感
味田克巳氏 スヴィドリガイロフから
沼野充義氏 『罪と罰』の思想性
国松夏紀氏 ラスコーリニコフの告白
福井勝也氏 ラスコーリニコフの改心・更生
1971年12月9日(土)早稲田大学小野講堂 午後2時〜6時
ドストエーフスキイ生誕150周年記念
第2回シンポジュウム
テーマ:ドストエーフスキイと現代(続)
問題提起者と表題:
新谷敬三郎氏 ドストエーフスキイをどう読むか
井桁貞義氏ドストエーフスキイの視座について
黒澤岑夫氏 ドストエーフスキイと革命
江川 卓氏 ドストエーフスキイの作品におけるフォークロワ的要素
1971年11月13日(土)早稲田大学小野講堂 午後2時〜8時
ドストエーフスキイ生誕150周年記念シンポジュウム
テーマ:ドストエーフスキイと現代
問題提起者と表題:
新谷敬三郎氏(基調報告)ドストエーフスキイと現代について
歴史・社会の部
田中幸治氏 倫理的社会主義の提唱者ドストエーフスキイ
野田栄一氏 ドストエーフスキイの歴史観と現代
米川哲夫氏 フランス二月革命影響下1848年頃のロシア情勢
箕浦達二氏 ドストエーフスキイと革命
木下豊房氏 歴史的転換期とドストエーフスキイ
存在の部
角田 純氏 ドストエーフスキイにおける自由と個人主義の問題についての考察
野田吉之助氏 存在とのっぺらぼう
江川 卓氏 ドストエーフスキイにおける悪の問題
柳 冨子氏 地下室的世界
方法の部
岩浅武久氏 ロマンチック・リアリズムとよばれるもの
佐々木美代子氏 20世紀文学の方法にあたえたドストエーフスキイの影響
水野忠夫氏 ドストエーフスキイをどうとらえるか