Child birth クラス

日本では、母親学級という感じであるが、こちらは、夫婦で参加するもので、アメリカは立ち会い出産が当たり前のようになっている。私は2人目だし、参加する必要はないかな〜と思っていたが、ある診察の日の女医さんが、「アメリカで産むの初めてだったら、そういうのに参加してみてはどうか?」と教えてくれた。

助産婦さんが ほんとは電話で申し込む所を、英語があまりしゃべれないというと、診察の後すぐにスケジュールを組んでくれて、開かれる場所も教えてくれた。でも地図を絵で書いてはくれず、英語でずらずら書いてくれたので分かりにくかった。こっちでは地図を書くという時 文章にするのか?道の絵を書いて目印の建物の場所を書いてくれたりした方が私としては分かりやすいのに、at the light make left on 〜とずらずら紙一面に書いてくれた。

夜7時半〜9時半 毎週月曜日 3回

子供が上にいることを告げると、預かってくれる人が居ないなら連れてきてもよいといってもらえた。夜も遅いし ぐずるか心配だったが、人に預けるのも遅い時間で気がひけて結局連れてパパも参加してくれるというので3人でいくことにした。場所は、地域のコミュニティーセンターとして使われている古いホテルのような所。

第1回目

私達以外に3組の夫婦が参加。2人目という人もいたが上の子は、預かってもらってきていた。5月と6月の予定日の人で、私はやはり一番お腹が小さく感じた。初めて出産の2組の妊婦さんはいろいろ不安なようで、助産婦さんにいろいろなことを聞いていた。紙の小冊子が渡され、陣痛の起こり方や、ドクターコールするべき時など、いろいろ書かれている。助産婦さんは、その説明をしながら合間にいろいろたくさんの試供品をくれた。私としては、こちらでいろいろ何が良いか分からなかったしすごく助かった。カフェインレスのコーヒーやおむつ、ベビー石鹸、ミルクなどなど。

分娩のビデオを見る。日本でも最近は見せているようだが、生々しいbabyが出てくる所をしっかり映したビデオで みんな見れないという感じだった。陣痛がおこり痛みの緩和と促進のため妻がシャワーを浴び夫が介助するシーンもあった。アキも目を覆うようにしたが、興味しんしんで見ようとし、なぜか「イタ〜イイタイ」と叫びだし、状況が分かったのか、自分が出てきた時の事を思い出してるのか意外な反応だった。

4組が輪になって話すスタイルで、質問もそれぞれしやすく良い雰囲気ではあったが、英語が良く分からないママにとっては少し早口で良く分からなかった。アキは、一人前に話を聞いてる風にして、みんなにお利口だったとほめられた。試供品をかたっぱしから開けていたが、、、。


第2回目

今日は、枕2つ持参する。ラマ−ズ法、呼吸法の練習日。アキが車で寝てしまったのと、パパが仕事で後から来ることになり、枕とアキを抱えての参加は大変だった。

LABOR(陣痛)のおこり方や、子宮口の開く具合とその時の妊婦とパートナーのすることなどを学ぶ。進行具合や、呼吸法など日本と同じ。アメリカでは、インチを普段使っているが、分娩ではセンチで開き方を見るので、違いはなく安心。

実際パートナーと呼吸練習。パパは到着していたが、寝ているアキをだっこのため見学し、ママは助産婦さんとペア。枕をパートナーとの間に置き、もたれ掛かり楽な体勢を作る。パートナーは、妊婦をリラックスさせ、陣痛時に時計の秒針を見て、カウントし妊婦に協力する。大きな役割がある。妊婦はその秒を聞きながら、陣痛開始時から一番しんどい時と過ぎた時の呼吸を練習。日本の育児書でもお馴染みの呼吸法。

アメリカの夫婦はとてもいちゃいちゃラブラブで、楽な体勢をとって下さいといわれると思い思いにくっついている感じがした。うらやましいかぎり〜立ち会いは、一緒にやるんだ〜という感じが強かった。でもそれが自然で良いのかな?


第3回目

最後の日。アキは前回寝てしまったのと、近所の人(実際分娩時もお願いする方のお家にお世話になる)に預け、パパと2人で参加

前回より少し違った形で、分娩のビデオをいろいろみる。やっぱり生々しい。立って産む姿や座って産むなど、日本の立ち会いでは、分娩台でがんばる妻を応援という感じだが、こちらでは、妻がもたれ掛かったり、力を入れる時に寄り添ったり、パートナーの役割が大きく取り上げられているような感じがした。日本では、自宅出産や助産院で産む人が夫婦でこのような形をとっているのかな?アキの時は、里帰りし、総合病院で 予定日を1週間過ぎてドクターより促進剤をするといわれ、陣痛前に入院。内服と点滴で陣痛をおこし、あっという間に陣痛がつき、4時間半で産んでしまった。今回は、自然な形で、実母のヘルプもないためかなり不安。アメリカでの大学病院での出産となる。

硬膜外麻酔(無痛分娩)の様子もビデオにあり、アメリカでは60%行っているというし、実際こちらで体験した知り合いの日本人の人も楽だったというので、ママは、ちょっと揺れている。無痛を体験したいような、丸っきり自然を体験したいような。麻酔は、子宮口が、7cm開大くらいで行うという。

最後にまた呼吸の練習。子宮口開大の大きさに合せた呼吸など。今回は、パパと一応、ラブラブで、、、。肩や腰、お腹をさすったり こめかみや顔をマッサージするなど。実際にパパはやってくれるかな〜


参加してみて、日本では、パパは忙しくなかなかこういうのに参加できないが、アメリカに来ているし、周りがそうだからと自然にいろいろ行える気がする。英語が早口で参加の間は、よく話が分からないが、貴重な体験だった。あまり質問も出来なかったが、アメリカでの出産の不安は少しなくなったような気がする。パパとがんばるぞ〜

参加費は、他の人は150ドルくらい払っていたが、私達は保険の関係か請求されず、助産婦さんに聞いた時もいらないと言われた。

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